ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

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信州高原の蝶撮影旅行(1)

2006年08月05日 | 旅行
 土日と連休なので、1泊2日で長野県にある八ヶ岳の中腹、標高1,800mに建つ「渋御殿湯」という温泉へ行ってくることにした。標高が高いからこちらとは15℃くらいは気温が低いと思う。天気も良さそうだから、蓼科高原などを散策しながら蝶と花の写真を撮ってこようと思っている。やっぱり涼しいところがいいよね。でも、山道をずいぶん車で上がっていかなければならないし、夏休みだから、道路も混むかも知れない。はたしてねどんな旅になることやら...。
 朝6時に自宅を出立したんだけど、中央自動車道も上信自動車道も渋滞が予想されたから、思い切って、峠越えの林道で直接長野県へと入ろうと考えた。
 まず、西に進路を取り、飯能市から正丸峠越えで秩父地域へと入っていった。そして、国道140号線でその奥へ奥へと進んでいき、今は秩父市に合併された旧大滝村へと至ったんだ。
 もうここまで来ると両側に山がそそり立ち、V字谷になった底を川沿いに走るようになる。そうやって、さらに奥へと走り、最奥の集落中津へとたどり着いた。そこで、ニッチツ鉱山などの写真を撮り、「彩の国ふれあいの森」で小休止することにした。ここにある「森林科学館」を見学してから、少し渓流沿いを散策しながらシャッターを切って、蝶や風景をカメラに収めた。
 そして、いよいよ峠越えにチャレンジすることにしたんだ。ここから旧中津川林道を上っていったんだけど、ハードダートの山道が延々と18kmも続いて、やっと三国峠へと至るすさまじい道なんだ。舗装のないでこぼこ道で、車一台の道幅しかかなく、曲がりくねりながらアップダウンも厳しい。慎重に慎重にハンドルを回していったんだけど、ガードレールのないところも多く、ちょっと間違えば谷底転落、しかも誰も助けに来てくれそうもない所なんだ。それでも、景色の良いところが結構あったので、時々車を駐めて、写真を撮りながら上っていったが、ミヤマカラスアゲハ、キバネセセリなども撮影できた。

 ミヤマカラスアゲハとキバネセセリ

 やっと、正午過ぎに三国峠(標高1,740m)にたどり着いたのだが、ここから見る秩父の山々の景色は最高で、何回もシャッターを切った。1時間ほど周辺を散策しながら蝶の写真を撮ったんだけど、ホシミスジ、スジボソヤマキチョウ、サカハチチョウ、ウラギンスジヒョウモンなど10種ほど撮影できて、まずまずの成果だった。

 ホシミスジとスジボソヤマキチョウ

 それから、下り始めたのだが、長野県側は舗装されていて、走りやすい道だった。
 その後、昼食に信州ソバを食べてから、松原湖を経由して、今度は国道299号線へ出て、麦草峠(標高2,127m)越えにいどんだんだ。でも、こちらの道は国道でもあるし、全路線舗装されていて、そんなに難しい道ではなかった。
 峠の近くにある麦草ヒュッテで小休止し、周辺のお花畑を散策したんだけど、とても爽やかで、東京周辺の猛暑が信じられない感じだった。高山植物もいろいろと咲いていて、蝶と花の写真を撮ったんだけど、蝶とは4種類としか出会えなかったのは残念!
 その後は、下っていって、蓼科高原の一番奥にある標高1,800mの「渋御殿湯」に向かった。ここは、山林に覆われ、渓流に沿い、4年前に泊まったことのある「渋の湯ホテル」とは隣り合わせだ。歴史は古く戦国時代から続く湯治場で、武田信玄の隠し湯の一つだったとか...。天狗岳から八ヶ岳連山へ向かう登山基地としても知られている。
 部屋に案内され、荷物を入れるとさっそく浴場へと向かったが、新館に“西の湯”、本館に“東の湯”と2ヶ所あり、まず古い方の“東の湯”へと足を向けた。ここには、渋御殿湯と渋長寿湯という2つの源泉があり、それぞれの浴槽と総檜の加熱湯と3つ造られていた。中でも長寿湯(31.1℃)は源泉の上に造られ、底から源泉がブクブク涌き上がってきている。最初は冷たく感じるが、しばらく入っていると、泡付きの良さに爽快な気分となってくるから不思議なものだ。私はこのような加水なし、加温なし、引湯なし(足下湧出)の浴槽をAAAと評価しているが、全国でも数少ない名湯だ。渋御殿湯(26.3℃)の方は白濁していて、さらに冷たく、水風呂のような感じだけど、飲泉してみるとレモンのような酸っぱさで、体に良いとのこと...。加熱湯と交互に入りながら、温泉を堪能したが、シャワーと石鹸が使えず、湯に浸かるだけだったので、その後、新館の“西の湯”の方へも入ったんだけど、こちらには渋御殿湯(26.3℃)の方だけが引かれている。源泉浴槽と真水の加熱浴槽があるだけではあるのだが、新しくってきれいで、石鹸を使って体を洗った。
 上がってきて、ほどなくして食堂の方で夕食になったんだけど、食卓には、ヒメマス塩焼、鯉のアライ、天ぷら、ワラビ、肉鍋など地元の食材を生かしたものが並び、1泊2食付8,550円(込込)の割にはまずまずだった。お酒も冷やで2合頼み、美味しく、飲みかつ食べた。食後は、部屋に戻って横になり、テレビを見ながら明日のコースを考えていたら、まどろんできたので、床に就いた。続く

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