ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

「さぎ山記念公園」付近の蝶(2006-1)

2006年06月24日 | 蝶を撮る
 土曜日に半日仕事を終え、昼食をすませてから、久しぶりに、見沼たんぼ(埼玉県さいたま市)の一角にある「見沼自然公園」と「さぎ山記念公園」付近を散策しながら、蝶の写真を撮りにいくことにした。まず、「見沼自然公園」へと至り、そこの駐車場に駐めて、散策したんだ。
 最初に、「見沼自然公園」を巡ったんだけど、ここは、1994年(平成6)に開設され、芝生広場、観賞池などのリクリエーションゾーンと、ホタル・トンボ・チョウなどの生息地、自然観察ゾーンに分かれている。そして、その奥には立ち入り禁止となっているビオトープがあって、自然環境の保護と動植物の育成が計られているんだ。
 カメラを首からぶら下げて、のんびりと歩き始めたんだけど、曇りがちの天気で、あまり蝶は飛んでいそうにない。それでも、鑑賞池の近くまで来て、モンシロチョウを数頭見つけた。その近くに、ベニシジミもいたので、接写していると空色のシジミチョウが飛んでいるのを発見した。追いかけていったんだけど、なかなか羽を休めてくれない。やっとシャッターを切ったら、ヤマトシジミだった。
 さらに奥の方へと歩いていき、立ち入り禁止のビオトープを迂回して、裏手に出てみた。そうすると、畑地にモンシロチョウと共にモンキチョウが舞っていたので、カメラに収めておいた。
 ぐるっと一周して、見沼代用水東縁の土手の所へ来ると、ビオトープ側に何種類かの蝶が舞っているのを見つけたが、かなり距離があり、種類の判別も撮影も出来なかったのが残念!
 園内に戻り、草地を歩いていると、子供達が蝶々を捕っている。その近くで、ツバメシジミを見つけて、接写した。ここで、見沼自然公園には一端見切りを付け、橋を渡って、「さぎ山記念公園」へと入っていったんだけど、ここには、さぎ山記念館、青少年野外活動センター(キャンプ場)、フィールドアスレチックの森、水とメルヘンの広場、芝生広場などがある。
 フィールドアスレチックの森を抜けて、畑地の方へ出るとスジグロシロチョウがいた。そして、キアゲハが花から花へと吸蜜していたので、接写させてもらった。

 キアゲハ

 さらに、屋敷林の辺りを歩いていると、ヒカゲチョウが何頭も飛んでいて、汗を嗅いでか近寄ってくるので、何回かシャッターを切った。
 今回は、そのまま屋敷林の間を歩き続けて、「シラサギ記念自然史博物館」まで足を延ばしてみることにした。ここには、初めて入館したんだけど、浦和学院高校の一角にある5階建てで、サギ山の全盛期に,シラサギの生態を芸術的にとらえ,世界的に知られた田中徳太郎氏の写真を展示すると共に,その食餌であった見沼田んぼに生息する淡水魚の飼育、また,哺乳類,鳥類,昆虫類等の標本や写真展示も行っていると聞いていたので、一度行ってみたかったのだ。
 館内では、田中徳太郎氏のシラサギの写真が目を引いた。とても愛らしいシラサギの写真群に圧倒される感じだった。また、見沼たんぼで捕った蝶の標本も興味深く、特別展の写真展示も見て、多くの知見を得た。
 その後は、五斗蒔橋まで出て、見沼代用水に沿って戻ろうとしたんだけど、一般遊歩道のある右岸ではなく、左岸の小径を行ったものだから、まるで藪の中を進むようなところもあった。そのおかげで、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲ、ヒメジャノメ、キタテハにも出会えて、シャッターを切れたんだけど...。
 2時間半以上の散策を終えて、駐車場に戻ると、もう17時近かったので、帰途に着くことにした。

*今日出会った蝶<12種>
・キアゲハ 1頭 (撮影)
・ナミアゲハ 2頭 (目撃)
・サトキマダラヒカゲ 2頭 (撮影)
・スジグロシロチョウ 1頭 (撮影)
・モンシロチョウ 49頭 (撮影)
・モンキチョウ 3頭 (撮影)
・キタテハ 1頭 (撮影)
・ベニシジミ 7頭 (撮影)
・ヤマトシジミ 5頭 (撮影)
・ツバメシジミ 1頭 (撮影)
・ヒカゲチョウ 14頭 (撮影)
・ヒメジャノメ 1頭 (撮影)

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「見沼自然の家」付近の蝶(2006-5)

2006年06月17日 | 蝶を撮る
今日の天気は曇りがちではあるけれど、予報では昼頃には晴れ間も見えると言っていたので、午前中から見沼たんぼの散策と蝶の撮影に出かけることにした。見沼代用水東縁に出て、それに沿って北上していったが、あまり陽が照っていなくて歩きやすいものの、蒸し暑さを感じる。
 見沼通船堀、JR武蔵野線と横切って、「川口自然公園」へと至った。そこを散策してから、「見沼自然の家」に着いたのは、正午少し前だったが、6/3(土)以来2週間ぶり、今期5回目となる。しかし、2時間以上歩き続けたので少々疲れ、「見沼自然の家」の軒先で少し休憩させてもらった。
 その後、付近を散策しながら蝶の写真を撮り始めたんだけど、最初にキタテハとベニシジミ、ヒメジャノメに出会って、カメラに収めた。
 畑地の方へと歩いていくと、キャベツ畑の周辺にモンシロチョウが群れている。これも、何枚かシャッターを切ってから、田んぼの畦に植えられたハンノキの下を歩いていると、梢の辺りを飛んでいる、小さなシジミチョウを見つけた。葉の上にとまったので、望遠で覗いてみるとどうやらミドリシジミのようだ。この蝶は、“埼玉県の蝶”にもなっていて、「秋ヶ瀬公園」には多く生息しているが、この辺では珍しい。葉の上で、じっとしていてくれたので、何回かシャッターを切ることが出来たが、羽の表側を見せてくれなかったのは残念!とてもきれいなのに...

 ミドリシジミ

 次に、草地の方へと入っていくと、土手の近くで、キチョウを見つけたが、近づいてくれなかったので、撮影できなかった。この草地では、ベニシジミ、キタテハ、キマダラセセリ等にシャッターを切り、再び畑地の方へと戻っていった。
 畑地では、とにかくモンシロチョウが多く、他の種類が見つからなかったので、田んぼの方へ行ってみると、畦の所でツバメシジミを1頭見つけ、追いかけながら、接写した。もう13時を過ぎ、空腹を感じていたので、帰途に着こうと思っていたら、ルリシジミに出会って、カメラに収めてから、ここを後にした。

*今日、「見沼自然の家」で出会った蝶 <10種>
・ナミアゲハ 2頭(目撃)
・キチョウ 1頭(目撃)
・モンシロチョウ 33頭(撮影)
・キタテハ 11頭(撮影)
・ツバメシジミ 1頭(撮影)
・ベニシジミ 14頭(撮影)
・ミドリシジミ 1頭(撮影)
・ルリシジミ 1頭(撮影)
・キマダラセセリ 1頭(目撃)
・ヒメジャノメ 2頭(撮影)

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秋ヶ瀬公園の蝶(2006-3)

2006年06月10日 | 蝶を撮る
今日は、梅雨入りしたのに朝から天気が良さそうだったので、蝶の観察・撮影へ出かけることにした。まず、5/14(日)以来4週間ぶりとなる秋ヶ瀬公園を目指し、10時半過ぎには到着した。しかし、いつもの「こどもの森」駐車場には車を入れず、その北側にある「ミドリシジミA」駐車場へ車を駐めた。
 カメラを携えて、野球場の脇を「ピクニックの森」へと向かったが、ちょっと曇りがちになってきて、草地にはモンシロチョウを散見するだけだった。
 森の中へと入っていくと、まずヒメジャノメが目に入り、それと追いかけっこをしているようなサトキマダラヒカゲが目にとまった。両方とも羽を休めたところを接写して、さらに森の奥へと入っていった。

 サトキマダラヒカゲ

 しばらく歩いていくと、樹上に蝶が飛んでいるのを発見したが、全く下に下りてくる気配がないので、さらに進んでいった。
 すると、森の間にある草地に、キマダラセセリが1頭とまっているのを発見した。じっとしてあまり動かなかったので、いろいろな角度から撮影させてもらった。

 キマダラセセリ

 さらに行くと池があり、その端に何種類かの蝶が飛んでいたので、次々に撮影していったが、キタテハ、ヒメジャノメ、ヒメウラナミジャノメ、ダイミョウセセリ、テングチョウがカメラに収まった。
 続いて、池の周りを巡ってみるとゆるやかに飛んでいるイチモンジチョウを発見した。追いかけてみたが、所々にとまってくれたので、何回かのシャッターチャンスがあった。

 イチモンジチョウ

 さらに巡って、キチョウも撮影してから、奥の池の方へも行ってみた。
 この周辺には、いくつかの池があって、低湿地帯を形成している。昨日の雨の後だけに、ぬかるんでいて歩きにくかったが、いくつかの蝶にも出会うことが出来た。ここでは、ベニシジミ、ミズイロオナガシジミ、コミスジなどをカメラに収め、グランドのある方へと出てきた。

 ミズイロオナガシジミ

 この辺には、畑地もあり、多くのモンシロチョウが舞っている。そこに、黒っぽいアゲハチョウが飛んできたが、すごいスピードで飛んでいってしまったので、種類が確認できなかったのは残念!
 ぐるっと一周して駐車場へと戻ってくるととうに正午を過ぎ、13時近く、腹も減っていたので、ここで切り上げることにして、羽根倉橋へと向かっていった。
HP「秋ヶ瀬公園の蝶」へ

*今日「秋ヶ瀬公園」で出会った蝶 <13種>
・キチョウ 3頭 (撮影)
・モンシロチョウ 12頭 (撮影)
・イチモンジチョウ 1頭 (撮影)
・キタテハ 7頭 (撮影)
・コミスジ 4頭 (撮影)
・ベニシジミ 2頭 (撮影)
・ミズイロオナガシジミ 5頭 (撮影)
・キマダラセセリ 1頭 (撮影)
・ダイミョウセセリ 2頭 (撮影)
・サトキマダラヒカゲ 3頭 (撮影)
・ヒメウラナミジャノメ 2頭 (撮影)
・ヒメジャノメ 33頭 (撮影)
・テングチョウ 1頭 (撮影)

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「嵐山 蝶の里公園」の蝶(2006-5)

2006年06月04日 | 蝶を撮る
朝から曇りだったけど、午後からは晴れ間も見えるとの予報だったので、今日も蝶の撮影に出かけることにした。
 10時半過ぎに自宅を出て、羽根倉橋で荒川を渡って、北上していった。12時半頃には嵐山町内へと至り、蕎麦屋で昼食をすませてから、13時過ぎに「蝶の里公園」へ着いた。
 5/14(日)以来3週間ぶり今年5回目となるが、天気も回復傾向なので、多くの蝶と出会えそうな気がした。
 駐車場に車を入れ、カメラをぶら下げて、“タテハチョウの広場”まで行ってみると、モンキチョウ、ダイミョウセセリ、キタテハ、サトキマダラヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ、ジャコウアゲハ、モンシロチョウ、ヒメキマダラセセリ、イチモンジセセリ、ベニシジミ、コチャバネセセリ、ヒメジャノメ、クロヒカゲが花園を乱舞していて、みごとなものだ。前回より、かなり数が増えているように思って、感激した。
 それらの蝶を撮りながら回っていると低木に羽を休めているウラゴマダラシジミを発見した。少しの間動かなかったので、接写できたが、きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間でとてもきれいな蝶なんだ。しかし、表と裏を数枚撮らせてもらったところで、どこかへ飛んでいってしまった。

 ウラゴマダラシジミ

 その後、“シジミチョウの広場”の方へと下っていくと、コジャノメがいたのでをカメラに収めながら、“ホタルの里”の方へと歩いていくと、キチョウ、ヒメウラナミジャノメとも出会えた。
 また、都幾川河岸の草地にはコミスジが舞っていたので、追いかけていったが、パタパタスゥーといった感じのグライダー飛行をするので、見ていても楽しい。
 しばらくしてこの場での撮影を切り上げて、“シジミチョウの広場”へと向かうと、ダイミョウセセリ、キタテハに巡り会って、シャッターを切った。
 そうしたら、ウラゴマダラシジミ、ウラナミアカシジミとゼフィルス2種に続けて巡り会った。特に、ウラナミアカシジミは葉の上でじっとしていたんだけど、黄色地に黒い波線のある鮮やかな色合いで、美しくって、見とれてしまった。ただ、ほとんど羽を閉じたまま動かなかったので、表側を撮影できなかったのは残念!

 ウラナミアカシジミ

 次に、道路下のトンネルをくぐって、“ベニシジミの広場”へ行こうとすると、トンネルの中から中型の蝶が飛びだしてきたので、追いかけてみたら、ヒカゲチョウだったので、これもカメラに収めた。
 撮影後、“ベニシジミの広場”へと入っていくと、ヒメキマダラセセリ、ジャコウアゲハ、モンシロチョウ、ダイミョウセセリ、スジグロシロチョウがアザミの花で吸蜜していたので、それぞれ接写させてもらった。その他にコジャノメ、ヒメジャノメ、クロヒカゲに向かってシャッターを切ってから、“キタテハの広場”の方へと上がっていった。
 そうすると、ヒカゲチョウ、クロヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ、コジャノメなど曇りがちになってきてもいたので、木陰を好む蝶が羽を休めていた。それらをカメラに収めながら一周し、「オオムラサキの森」の方へも入ってみたが、曇天の下で、林内は薄暗かった。その中をコジャノメやヒカゲチョウなどジャノメチョウの類が飛んでいたようだが、写真撮影には適さなかったので、一巡しただけで、出てきてしまった。
 その後、来た道を帰りながら、“タテハチョウの広場”まで戻ると、最前の蝶たちがまだ花園を乱舞していたが、陽も陰ってきているので、数は減っていた。
 園内を巡り初めて、3時間近くが経過し、少々疲れてきたので、この辺で切り上げて、帰途に着くことにしたが、今回は20種類と今までで一番多くの蝶と出会え、ウラゴマダラシジミ、ウラナミアカシジミのゼフィルスの仲間も撮影できたので、満足して車で帰って行った。

*今日「嵐山 蝶の里公園」で出会った蝶 <20種>
・ジャコウアゲハ 4頭(撮影)
・キチョウ 4頭(撮影)
・スジグロシロチョウ 2頭(撮影)
・モンシロチョウ 12頭(撮影)
・モンキチョウ 4頭(撮影)
・ウラゴマダラシジミ 2頭(撮影)
・ウラナミアカシジミ 1頭(撮影)
・ベニシジミ 4頭(撮影)
・キタテハ 3頭(撮影)
・コミスジ 2頭(撮影)
・コチャバネセセリ 2頭(撮影)
・ダイミョウセセリ 7頭(撮影)
・イチモンジセセリ 1頭(撮影)
・ヒメキマダラセセリ 3頭(撮影)
・クロヒカゲ 3頭(撮影)
・コジャノメ 15頭(撮影)
・サトキマダラヒカゲ 1頭(撮影)
・ヒカゲチョウ 3頭(撮影)
・ヒメウラナミジャノメ 3頭(撮影)
・ヒメジャノメ 10頭(撮影)

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「見沼自然の家」付近の蝶(2006-4)

2006年06月03日 | 蝶を撮る
今日の天気は曇ってはいるけど、半日仕事を終え、昼食をすませてから、蝶の写真を撮りに行くことにした。
 前回4/22(土)より6週間ぶりに、「見沼自然の家」へ行ってみることにした。所定の駐車場へ車を入れて歩き出したが、草もずいぶん生い茂って、道を覆い隠すようになっている。
 最初にその草むらの中からキタテハが飛び出してきたので、追いかけてカメラに収めたが、数頭が絡み合うように飛んでいってしまった。周辺にはモンシロチョウの飛んでいる姿も散見される。
 畑の方へと足を向けるとモンシロチョウに交じって、クロっぽい小さめの蝶が飛んでいるのを発見した。とまったので、接写してみるとヒメウラナミジャノメのようだ。太陽が照っていない曇天の日や木陰で見ることが多い蝶だ。
 畦道を歩きながら、両側に気を配っていると、またクロっぽい蝶が飛んでいるのを発見したが、ヒメウラナミジャノメよりは大きい。羽を休めたところを観察すると、ヒメジャノメだった。これも、何回かシャッターを切ってから、さらに草地の方へと歩いていった。
 天気が良ければ、もっと多くの蝶が飛んでいると思うのだが、曇天では出会う数が限られている。それでも、注意して草地を探していると、シジミチョウの一種が飛んでいるのを見つけた。追いかけていって、観察するとヤマトシジミで、表側がきれいな空色なので、オスのようだ。何枚か接写しながらその愛らしい仕草を見つめていた。
 さらに探していると、用水路の脇の雑草で羽を休めていたベニシジミを発見した。これもカメラに収めてから、他の種類もいないかと探してみたものの、モンシロチョウの飛ぶ姿しか目に入らない。
 午後4時近くなり、さらに雲が厚くなってきたようにも思えたので、これで切り上げようと屋敷林の方へ目をやると上の方を飛んでいる蝶がいる。しかし、かなり距離があるので、どんな蝶なのか判別できない。追いかけて、低い枝の葉にとまったところを望遠で覗いてみるとサトキマダラヒカゲのようだ。結構距離があったけど、とりあえず望遠でカメラに収めておいた。
 これで、今日の蝶の撮影を切り上げ、途中で買い物をしてから、帰宅したが、曇りだった性もあって、この時期としては少ない7種類の蝶としか出会えなかったのが、残念だった。

*今日出会った蝶 <7種>
・モンシロチョウ 27頭(撮影)
・キタテハ 10頭(撮影)
・ベニシジミ 1頭(撮影)
・ヤマトシジミ 2頭(撮影)
・サトキマダラヒカゲ 2頭(撮影)
・ヒメウラナミジャノメ 4頭(撮影)
・ヒメジャノメ 3頭(撮影)

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