ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

5月のあじさい山公園の散策

2017年05月30日 | 散策
今日は、天気が良いとの予報だったので、埼玉県の越生町にある「あじさい山公園」へ行って、蝶の写真を撮りながら散策することにした。そこで、蕨市内で昼食を済ませてから、車で産業道路を北に向かい、外環の下道に入ってから西へ進路を変えたが、平日なので、あまり渋滞していなかった。そして、美女木交差点で右折して、国道17号バイパスを北進し、途中左折して、国道463号線の羽根倉橋で荒川を渡った。
 その後、右折して、国道254号バイパスを北に向かい、富士見市役所のインターチェンジから左折して西向し、ふじみ野市で国道254号線(川越街道)を横切った。それからは、抜け道を進み、川越市、鶴ヶ島市、毛呂山町を通過ぎて、越生町に入ったが、越生梅林へ曲がるところがわからず、道に迷ってしまった。それでも、なんとか探し出して、山間へと分け入っていって、「あじさい山公園」前の駐車スペースに車を入れた。
 この公園は、昔は6月近くになると、あじさいが咲き誇りあじさいの山となることで知られていて、13,000株ものあじさいが植えられていたのだが、2013年よりあじさいが病気に感染し、現在復元中とのことで、当分の間あじさいの鑑賞はできなくなっていた。
 とはいっても、5.6haの公園内に遊歩道が整備され、各所に休憩用の東屋やトイレなども設置されているし、山頂付近からの眺望も良好なで、散策するのにはうってつけなのだ。
 いつものように、長靴に履き替え、防虫スプレーを手や足に噴きつけ、カメラを首から下げて、散策を開始したが、天気は良くて、汗ばむ陽気になっている。しかし、園内は草刈りがされたばかりで、蝶の姿が少なくはないかと気になった。
 まず、トイレに立ち寄ってから、最初に遊歩道脇でダイミョウセセリに出会って、撮影したが、他にも蝶の姿が見えるものの、下に降りてこないので、シャッターを切ることができない。それでも、粘っていたらミスジチョウが樹上の葉に止まったので、望遠で捉えた。しかし、ナガサキアゲハは上空を飛んで行くだけで、下りてきてはくれなかった。
 そうこうしていると、ヒメウラナミジャノメがリズミカルに飛んでいたので、花に止まったところを接写した。さらにコジャノメも見つけたので、追いかけてカメラに収めた。
 その後、遊歩道を上の方へと上がっていったが、勾配がそうとうきついので、息が切れる。途中で、モンキアゲハが飛んでいたが、止まってくれないでどこかにいってしまった。
 さらに上へ上へと登っていったら、コジャノメ、ヒメウラナミジャノメ、ダイミョウセセリの姿は見られるのだが、その他の蝶とは遭遇しなかった。
 やっとのことで、汗をかき、息を切らしながら、遊歩道の一番上まで上がってきたが、アジサイが咲かなくなったためか、全く人影が見られない。そんな中で、上段見晴台のところまで行くと、アゲハチョウの仲間が、何頭も飛び交っているのが目に入った。ここでは、じっくり撮影しなければと思い、何本かのツツジの木の中で、比較的花が残存しているところの近くで、蝶を待ってみることにした。
 すると、モンキアゲハ、カラスアゲハ、ジャコウアゲハ、アオスジアゲハが何頭も飛んできて、周辺を巡っていくが、なかなか止まってくれないのだ。それでもじっくり、待ち続けているとやっと一瞬だけカラスアゲハが花に止まったので、シャッターを切った。また少しして、アカボシゴマダラが飛んできて、樹上の葉上に止まったので、望遠で捉えた。
 ところが、モンキアゲハは全く止まってくれず、飛び交っているだけので、仕方なしに飛翔中の写真にチャレンジしてみたが、あまりうまく撮れなかったのが残念だった。その他にダイミョウセセリ、コジャノメも飛んできたので、撮影しておいた。
 そうとう粘っていたが、これ以上は変化がないと判断して、下っていくことにした。しかし、この見晴台からの眺めはすばらしく、山村風景が印象的だったので、カメラに何枚か収めておいた。
 下りていく途中では、コジャノメやヒメウラナミジャノメの姿も見つけたが、カメラには収めなかった。
 下の方まで下りてきて、民家の周辺を探してみたら、モンシロチョウ、モンキチョウ、ヒメウラナミジャノメが花に集まっていたので、順次カメラに収めておいてから、車まで戻った。
 この公園では、約2時間の散策で、12種類の蝶としか出会えず、この時期としては少ないとは思ったが、草を刈ったばかりだったのでやむを得なかったようにも思う。それでも、のどかな山村風景に癒やされ、結構汗はかいたものの、良い散策となった。
 その後は、来た道を戻り、毛呂山町を経由して、川越市域を通過し、国道254号線バイパスに出て南へ向かい、国道463号線に出て、羽根倉橋で荒川を渡ったが、あまり渋滞していなかったので、スムーズに走れた。それから、さいたま市内のディスカウントショップに立ち寄って買い物をして、なんとか夕方には自宅に帰り着いた。

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5月の埼玉県環境科学国際センターの散策

2017年05月27日 | 散策
今日は、天気予報ではまずまずの天候だと言っていたので、加須市にある「埼玉県環境科学国際センター」へ行って、蝶の写真を撮りながら散策することにした。
 自家用車で、第二産業道路を北上し、さいたま市内の「ステーキ宮」に立ち寄って、昼食を食べ、腹を満たしてから、再び北に向かった。
 そして、上尾市へ入り、県道を北向し、桶川市域を通過し、圏央道の桶川北本インターチェンジの脇をすり抜けて、さらに北に向かったが、途中で道に迷ってしまった。それでも、なんとか加須市に入っていって、13時半頃に「埼玉県環境科学国際センター」に到着した。ここには、何度か来たことがあるが、自然の生態園(約2.2ha)があって、蝶の観察ができるのだ。
 平日だったが、駐車場は結構混んでいて、観光バスも何台か停まっていたので、どこかの団体が研修にでも来ているようだ。
 いつものように、長靴に履き替え、カメラを首から下げて、散策を開始したが、天気は曇っていて、少し涼しいくらいだ。
 最初に、生態園入口近くで、モンシロチョウを見つけて、ヒメジョオンの花に止まっているところをカメラで撮影した。生態園の中に入るとモンキチョウがいたので、少し追いかけて、葉上に止まったところを接写した。
 しかし、曇っていて涼しいためか蝶の数は少ない。その後、バッファゾーンの方へ行ってみたが、蓮の花がきれいに咲いていたのでカメラに収めたものの、蝶の姿は見えなかった。
 さらに、雑木林の中を歩いていても、上空をいくつか飛んでいるものが目に入るが、種類までは確認できなかった。
 それからも、園内を注意深く巡っていったが、イネ科の花粉の性か、目がかゆくなり、くしゃみが出るようになった。それでもがまんして、上の池のいくつかの花が咲いている所を探ら、コミスジを見つけたものの、撮り逃がした。
 ミカン科の木々が植えてあるところへ来ると、アゲハチョウ科の蝶が上空を飛んでいるのを確認したので、そこでしばらく粘ってみることにした。そうすると、ジャコウアゲハが飛んできて葉上に止まったので、望遠で捉えたが、ナガサキアゲハのオスは、撮り逃がした。
 さらに注視していると、少し雲が切れて薄日が差してきたので、蝶の動きが活発になってきた。それで、場所を移動しながら、コミスジ、アカボシゴマダラの春型、ベニシジミ、アオスジアゲハ、アサマイチモンジを次々にカメラに収めていった。しかし、やぶ蚊に攻撃されるのには閉口した。
 その後も、園内を注意深く巡ってみたが、それ以上の新しい種類の蝶には出会わなかったので、外の公園(種足ふれあいの森)へも行ってみることにした。
 そうすると、コミスジが飛んできたので、葉上に止まったところを接写した。さらに、ヒメジャノメのメス、モンシロチョウ、モンキチョウも見つかったので、順次撮影していった。
 その周辺で、結構粘ってみたのだが、それ以上は新しい種類の蝶には出会えなかったので、切り上げて、駐車場へ戻ることにした。
 結局、2時間弱の散策で、10種類の蝶としか出会えなかったが、この時期としては、少なく感じたものの、天気が曇りで涼しかったのでこんなものかと思った。しかし、花粉のためか目がかゆくなり、くしゃみが出るし、やぶ蚊にも何か所か刺されたのには困った。
 それからは、来た道ではなく、国道122号線に出て、南下していったが、あまり渋滞していなかったし、途中から、県道にそれたのでスムーズに走ることができた。そして、スーパーで買い物をしてから、夕方には帰着した。

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東京の史跡と大学博物館巡り

2017年05月11日 | 旅行
今日は朝から天気が良いとの予報だったので、8時に家を出て、電車で東京へと向かい、史跡と大学博物館巡りをすることにした。まず、御茶ノ水駅で降り、近くにある「湯島の聖堂」へ立ち寄ってみることにした。
 ここは、江戸時代中期の1690年(元禄3)に、江戸幕府五代将軍綱吉が、儒学を振興するため、林家私邸(上野忍岡)にあった孔子廟を移築したのが始まりで、湯島聖堂と呼ばれるようになった。その後の1797年(寛政9)に、この地に江戸幕府直轄の「昌平坂学問所」が設置され、教学の中心地となったのだ。それからも消長を経て、明治維新以後も建物が残され、1922年(大正11)に国の史跡に指定されたものの、翌年の関東大震災で、入徳門と水屋を残し、すべてを焼失してしまった。現在の建物は、1935年(昭和10)に、寛政時代の建物を模して鉄筋コンクリート造りで再建されたものだ。受験シーズンになると、多くの受験生が合格祈願に来ることでも知られている。
 大都会の中心にあるにも関わらず、この一角だけが森に囲まれ、昔ながらの雰囲気がただよっているのだ。まず、静かに、入徳門から入り、大成殿に行ってみたが、土日祝日しか内部見学ができなかったのは残念だった。大きな孔子銅像や仰高門などを見てから、次へと向かった。
 南の方へと歩いて行くとニコライ堂が見えてきた。これは、正教会の大聖堂で、お雇い外国人として来日したジョサイア・コンドルが実施設計を担当したことで、知られている名建築だ。しかし、これも午後1時にならないと内部見学できないとのことて、外観をカメラに収めただけで、明治大学の方へと歩いて行った。
 今日の目的の一つ、「明治大学博物館」は10時開館とのことで、しばらく待ってから中に入った。ここは、考古と刑法関係の資料が充実し、無料で入館できるのがとてもいい。すごく近代的な建物で、設備も整い、ボランティアの人が無料で説明もしてくれて、とても勉強になった。
 その後は、地下鉄丸ノ内線に乗って、後楽園駅で下り、「小石川後楽園」を散策することにした。ここは、東京ドームのそばにある江戸時代の大名庭園で、江戸時代前期の1629年(寛永6)に、水戸藩水戸徳川家初代藩主徳川頼房が、江戸の屋敷内に庭の造営に着手し、2代藩主徳川光圀に引き継がれ、「後楽園」と命名して完成させたものだ。庭園は池を中心にした回遊式庭園で、随所に日本や中国大陸の名所の名前をつけた景観を配している。江戸時代大名庭園の初期のものとして貴重なことから、1923年(大正12)に国の史跡及び名勝に指定され、1952年(昭和27)には、特別史跡及び特別名勝に格上げされた。現在は、約7万平方mもの広大な都立の庭園として公開されていて、都民に親しまれている。
 入園料300円也を払って、のんびりと写真を撮りながら散策したが、見どころが多く、すばらしい日本庭園だ。しかし、写真に撮ろうとするとバックに高層ビルが入ってしまうのが気になった。それでも、庭園美を堪能していたら、結構時間がかかり、昼をとっくに過ぎてしまったので、公園を出て、飯田橋の駅前で、昼食をとった。
 その後は、JR線に乗って、渋谷駅まで行き、少し歩いて、「国学院大学博物館」を見学した。これも立派な施設なのだが、無料で入館できるのがいい。展示は、考古資料と神道関係のものが充実し、映像での紹介も適宜なされていて、わかりやすかった。
 見学後は、渋谷駅まで戻り、再びJR線に乗って、今度は大久保駅まで行って、本屋で買い物をしてから、皆中稲荷神社に立ち寄って、新大久保駅まで歩き、JR線に乗って帰途に着いた。