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家族のあしあと、時々ソーイング、たまにはゴハン。日常生活のひとこまを。

ナツタビ 番外【途中下車♪】

2009-08-29 23:50:07 | お気に入り
 
旅の一日目、沼津での単独行動のことを。

目指すは、雑貨店halさん。

店主の後藤由紀子さんは、雑誌でもよく見かける方。
最近本も出版されました。

営業時間は短めだけど、その時間内なのは確認済み。

控えめなたたずまいの入り口。
店を通り過ぎたりして、ちょっと迷った末に見つけたのは、小さなメモ。
『すぐ戻ります。少々お待ち下さい』。

待ち合わせまで1時間。
間に合う?と不安になりつつも、少し離れた所で待たせていただきました。

気がつくと、扉が開いていたので、店内へ。

『後藤さんだゎ』と心の中でつぶやき、声に出して『こんにちは』。
『お客様かしらと思ったんです。お待たせしてしまって・・・』。
(あ、気付いていらっしゃったんですね)。
申し訳なさそうにそうおっしゃる後藤さん。
とっても透明感のある声の持ち主でした。

店内を見せていただきながら、色々お話しさせていただきました。
その日最初の客だったし、しばらくは他に訪れる人が無かったので。

私が最初に目を留めたモロッコのカゴバッグ。
年に数回しか入荷がないにもかかわらず、入荷直後だったとのこと。
いきさつとか、使用されている皮のこととか・・・聞けば聞くほど欲しくなる~。

旅行はまだ始まったばかり。
これ、買っちゃうの?!?!
配送してもらおうかしら。

瞬時に考えをめぐらし、結局ふたつ、お持ち帰り~(笑)。


ふたつ?!


ひとつは、来月誕生日を迎える妹へのプレゼント。
自分用には、持ち手を含む皮部分がオリーブ色。
妹へは薄い茶色のものを。


ふたつの大きなバッグを手に現れた私の姿に、半ばあきれ顔の夫。
想定の範囲内じゃなかった?・・・のはず無いか(笑)。



旅の初日に加わった新たな旅仲間は、眺めているだけでニンマリしてしまうほどのお気に入りとなりました。


*もっとゆっくり見ていたかったhalの店内。
 後藤さんは、華奢で可愛らしい方。
 そして、その声と同様に涼やかな雰囲気の素敵な女性でした。