総評:★★★☆☆ あまりうまくまとまっていなかったが、新しい認識が生まれた
面白い度:★★★☆☆ 面白さとしては普通
読みやすい度:★★★☆☆ 普通
ためになる度:★★★★☆ なんか大事なものを知った気がした
また読みたい度:★★☆☆☆ 一回で十分理解できたと思う
奇跡のリンゴ第2弾。
これは木村さん自らが書いた本で、前回の「奇跡のリンゴ」と同じく今までの木村さんの奮闘記が書かれている。
ただしこちらは、奮闘記という内容よりかは、木村さんが思う「農業について」の考えの方がメインに書かれている。
なので、奇跡のリンゴのあらすじを読みたい人は前回の本がいいと思う。こちらは、農業についてだったり、無農薬栽培のコツとか大事なことを知ることができる本である。
とにかく、木村さんについてだが、最初に表紙とかで見た時は、ちょっと失礼だが、汚い人だなぁとかこの人大丈夫かなぁとか思ってしまった。。。
が、木村さんは本当に頭がよく、結構若いころはヤンチャしてたことが分かった。
木村さんは高校の時に工業簿記1級!を取得し、卒業後、川崎で会計の仕事をしていた。
そこでバイクや車の改造に熱中し、独自に改造などを行っており、色々乗り回していたらしい。
そんな中、実家から戻ってくるようにとの便りを受け取り、泣く泣く青森に帰ることになる。
最初はいやいや始めた農業だが、木村さんはそこで農業の楽しみを見つけ、色々実験をしながら農業を何年か続けることになる。
そういった試行錯誤を繰り返して、自分なりに農業を突き詰めていくというその好奇心が本当にすごいと思う。
木村さんは農業を学んでいく上で、本もたくさん読んでいたらしい。
その中で、ふとしたきっかけで、無農薬栽培に関する本に触れることになる。
奥さんが農薬に弱いからだということもあり、ここから、農薬を少なくしていく試みを始める。
それで手ごたえを得た木村さんはその後、無農薬栽培に踏み切ることになる。
その際に、婿養子に入ったため、義父やその家族に無農薬栽培の伺いを立ててから始めている。
義父を説得してまで今までやったことのない無農薬栽培を始める、その熱意と覚悟が本当にすごいと思う。そしてそこから10年にわたっての極貧生活の始まりとなるのだが・・・
そんな木村さん自身、本当に頭が良く、しかも努力を怠らず、周りに感謝するという人柄に本当に好感が持てる。
常に農業の事を考え、未来の日本の食文化に危機感を抱いている。
忙しい中でも周りから教えてくれとの声がかかれば必ず答えるようにし、礼儀正しく本当に丁寧な手紙も書いている。
そんな木村さんという人に本当に頭の下がる思いです。
木村さんの知性、努力、覚悟、人柄、それらすべてがあったからこそ、本当に困難な偉業を成し遂げられたのだと思います。
この本を読んで、自然との調和を図ることが必要であることが分かり、今の東京の暮らしはこれでいいのかと思うようになった。
今の東京は本当に自然というものが少ないし、東京で食べる食べ物も、やっぱりそれなりに汚染されているものを食べているんじゃないかという危機感を持つようになった。
なので、これからは自然との密接な生活だったり、農薬に頼らず自然の力で十分に育った食べ物とかを食べることが必要なのではと思う。
そういった意識が世の中に浸透していくことで、ちょっとずつ地球の環境も変わるし、現代の色々な問題も解消されていくのではないかと思う。
最後に興味深かった内容を抜粋する。
・日本の経済を樹木になぞらえると、中央に幹(首都)があってそこから枝(地方)が伸びているという構造と考えるでしょうが、私は違うと思います。本当は小枝についている葉っぱ(町や村)が、デンプンをつくり、幹を支えているのです。
(中略)地方を活性化しようといってもなかなかうまくいかないのは、逆に考えているからだと思います。もっと木や川を参考にしたらいい。枝葉、支流から発想する経済構造ができれば、地方も潤い大都市も潤うでしょう。
・ガリレオの唱えた「地動説」も誰にも認められませんでした。現在の姿と、このときの姿と似ていませんか。人間、正悪の原点を失っているため利権という欲より心になくなってしまっているのです。そのためマネーゲームを世界中がしているのです。
そんな新しい考え方が生まれた一冊でした。あまりまとまっていませんが以上☆
面白い度:★★★☆☆ 面白さとしては普通
読みやすい度:★★★☆☆ 普通
ためになる度:★★★★☆ なんか大事なものを知った気がした
また読みたい度:★★☆☆☆ 一回で十分理解できたと思う
奇跡のリンゴ第2弾。
これは木村さん自らが書いた本で、前回の「奇跡のリンゴ」と同じく今までの木村さんの奮闘記が書かれている。
ただしこちらは、奮闘記という内容よりかは、木村さんが思う「農業について」の考えの方がメインに書かれている。
なので、奇跡のリンゴのあらすじを読みたい人は前回の本がいいと思う。こちらは、農業についてだったり、無農薬栽培のコツとか大事なことを知ることができる本である。
とにかく、木村さんについてだが、最初に表紙とかで見た時は、ちょっと失礼だが、汚い人だなぁとかこの人大丈夫かなぁとか思ってしまった。。。
が、木村さんは本当に頭がよく、結構若いころはヤンチャしてたことが分かった。
木村さんは高校の時に工業簿記1級!を取得し、卒業後、川崎で会計の仕事をしていた。
そこでバイクや車の改造に熱中し、独自に改造などを行っており、色々乗り回していたらしい。
そんな中、実家から戻ってくるようにとの便りを受け取り、泣く泣く青森に帰ることになる。
最初はいやいや始めた農業だが、木村さんはそこで農業の楽しみを見つけ、色々実験をしながら農業を何年か続けることになる。
そういった試行錯誤を繰り返して、自分なりに農業を突き詰めていくというその好奇心が本当にすごいと思う。
木村さんは農業を学んでいく上で、本もたくさん読んでいたらしい。
その中で、ふとしたきっかけで、無農薬栽培に関する本に触れることになる。
奥さんが農薬に弱いからだということもあり、ここから、農薬を少なくしていく試みを始める。
それで手ごたえを得た木村さんはその後、無農薬栽培に踏み切ることになる。
その際に、婿養子に入ったため、義父やその家族に無農薬栽培の伺いを立ててから始めている。
義父を説得してまで今までやったことのない無農薬栽培を始める、その熱意と覚悟が本当にすごいと思う。そしてそこから10年にわたっての極貧生活の始まりとなるのだが・・・
そんな木村さん自身、本当に頭が良く、しかも努力を怠らず、周りに感謝するという人柄に本当に好感が持てる。
常に農業の事を考え、未来の日本の食文化に危機感を抱いている。
忙しい中でも周りから教えてくれとの声がかかれば必ず答えるようにし、礼儀正しく本当に丁寧な手紙も書いている。
そんな木村さんという人に本当に頭の下がる思いです。
木村さんの知性、努力、覚悟、人柄、それらすべてがあったからこそ、本当に困難な偉業を成し遂げられたのだと思います。
この本を読んで、自然との調和を図ることが必要であることが分かり、今の東京の暮らしはこれでいいのかと思うようになった。
今の東京は本当に自然というものが少ないし、東京で食べる食べ物も、やっぱりそれなりに汚染されているものを食べているんじゃないかという危機感を持つようになった。
なので、これからは自然との密接な生活だったり、農薬に頼らず自然の力で十分に育った食べ物とかを食べることが必要なのではと思う。
そういった意識が世の中に浸透していくことで、ちょっとずつ地球の環境も変わるし、現代の色々な問題も解消されていくのではないかと思う。
最後に興味深かった内容を抜粋する。
・日本の経済を樹木になぞらえると、中央に幹(首都)があってそこから枝(地方)が伸びているという構造と考えるでしょうが、私は違うと思います。本当は小枝についている葉っぱ(町や村)が、デンプンをつくり、幹を支えているのです。
(中略)地方を活性化しようといってもなかなかうまくいかないのは、逆に考えているからだと思います。もっと木や川を参考にしたらいい。枝葉、支流から発想する経済構造ができれば、地方も潤い大都市も潤うでしょう。
・ガリレオの唱えた「地動説」も誰にも認められませんでした。現在の姿と、このときの姿と似ていませんか。人間、正悪の原点を失っているため利権という欲より心になくなってしまっているのです。そのためマネーゲームを世界中がしているのです。
そんな新しい考え方が生まれた一冊でした。あまりまとまっていませんが以上☆
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