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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

36冊目:「海辺のカフカ(上)」

2011-01-23 15:48:16 | 
総評:★★★★☆ 面白く読めた
面白い度:★★★★☆ さすが村上春樹
読みやすい度:★★★★★ スイスイ読んでしまう!
ためになる度:★☆☆☆☆ 小説なので、「ため」にはあまり・・・
また読みたい度:★★☆☆☆ 一回読んだんで、2回目はあまり・・・ 


村上春樹を久しぶりに呼んでみた。
最近の映画化もあるので、タイムリーかなと。

海辺のカフカは学生時代に途中まで読んでいたが、この機会にちゃんと読むことにした。

村上春樹は大学の時に「ノルウェイの森」を読んでからハマってしまって、授業中にむさぼるようにずっと読んでいた思い出がある。

長編のうち、カフカと1Q84だけまだ読んでいなかった。
ちなみに自分の一番好きな作品は「風の歌を聴け」です。

そんなんで、海辺のカフカだが、あっという間に上巻を読んでしまった。
今回も2つの出来事が平行して語られていて、村上春樹はこういった作品が多いなぁと思う。

今回の話は時代が結構近代的な話なので、携帯電話やインターネットなどが出てきて、今までとちょっと違った印象がある。

また、登場人物が今までより血の通った人間っぽいなと思った。
今までミステリアスな人が結構多かったなと思うが、今回は大島さんとか、ナカタさんとか、星野青年とか、なんか親しみやすく感じる。

終わりのほうで、星野さんがキャラとして結構取り上げられていたので意外だった。
一過性のキャラかなと思ったけど・・・

そんなんで、下巻は星野さんに期待しています。
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