asano.net

読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

旅行後:旅行が終わっての感想

2014-09-05 22:29:03 | 旅行
旅行が終わっての感想についてざっくばらんに書く。

日本に帰ってきてまず一番に思ったのは、五体満足で無事に帰って来れて良かったということと、本当に予定していた日程通り、最後まで旅行ができて良かったということだ。
長期海外旅行をしていて、本当に周りたい所を回ってしっかり帰って来れた人ってすごいなと思った。
旅行の最初の方でプノンペンでカメラが壊れ、その後ホーチミンでiPhoneをスラれた時は本当に落ち込んだし、とても不安に襲われたし、これからの旅行を最後までやり通すことができるのかとても不安になった。iPhoneをスラれた翌日は本当に外に出るのが怖かったし、本当に精神的にも参っていた。あの時は旅行で一番の危機だった。

よくよく考えると、病気になったり、怪我をしたり、盗まれるものによっては一発アウトで日本に帰国しなければいけないのだ。
そういうのに遭う確率は海外にいたら結構高いんじゃないかと思う。現にそういう人もやっぱりいた。
なので、1年も旅行をして予定通りしっかり日本に帰って来た人ってかなりスゴいんだなと思うようになった。
そして自分の旅行では常に不安がつきまとっていた。

何か盗まれるんじゃないか?壊れるんじゃないか?病気になるんじゃないか?車とかにひかれるんじゃないか?
逆に本当に五体満足で旅の日程を最後まで消化して日本に帰ってくるイメージが全く持てなかった。
自分の旅の最大の難関はインドだった。インドで何もなく乗り越えられるとは思っていなかった。
てかインドではしっかり高熱を出し、お腹を壊したりしたのだが(笑)
でもインドの後もしっかり旅行を続けることができた。そこは本当にツイていたと思う。

二番目の危機はこのインドでの高熱事件だった。
39度の熱が3日間続き、ずっと熱が引かなかった。もう一日この熱が続くようだったら何とかして日本に帰ろうと思ったら、翌日から熱が引き始めた。
この事件があってから、トルコ以降はほぼボーナスステージだと思って旅を続けていた。
なので、しっかり無事に日程を消化して日本に帰って来れたことが本当に信じられないくらいです。タイinロンドンoutの飛行機チケットを日本で買った時には本当に現実味が無かったし(笑)

自分の旅のクライマックスはネパールでダウラギリなどの8000m峰を直接直に見たことだった。
あの時の感動は本当にすごかった。
ネパールは当時雨期で、晴れの日はほぼ無いと行ってくらいの天気で、その中で、アンナプルナトレッキングをし、8000m峰を見ることができる展望台、プーンヒルに登った。
一目見れれば儲け物と思って行ってみたら、なんと2日間続けてあのダウラギリを見ることができた!
本当にあの感動は忘れられない。あの日のあの瞬間のために自分の今までの人生があったんだな~という所まで思った。

自分の旅の目的はネパールで達成していました。後の旅は失礼な話、クールダウンのような気持ちになっていた。
なので、インド以降の旅ではいつ日本に帰ってもいいやと、若干そんなことを思いながら旅をしていた。

しかし、クールダウンでおまけだと思っていたトルコ以降の旅行が本当に面白かった。
これからの旅行の計画を結構変更しながら、チケットや宿をゲットするのに右往左往し、連日バスで移動しなから回ったトルコの旅行、各地を周って、美術館やジョジョの聖地を周りおいしいピッツァをたくさん食べたイタリア、ドイツのアリアンツアレーナとバイエルンミュンヘン、そしてパリのダイナミックで優雅な街並み、そして生活水準がとても高いロンドンの洗練された雰囲気。

ヨーロッパの楽しさは、インド以前の旅からすると2倍以上あったと思う。
旅行ってこんなに楽しいんだ~と思ってきたのが、トルコ以降だったと思う。


思えばカンボジア、ベトナム、ラオス辺りでは、まだ旅の楽しさがよく分かっていなかったと思う。
どちらかというと怖さの方が勝っていた。
iPhoneをスラれた後に、旅行の先輩に色々相談したが、旅の面白さはこれから分かってくると言われた。
そしてそれは本当にその通りになった。

人との出会いが楽しくなっていったのはラオスからだったと思う。
一通り旅を経験した今だから分かるが、一人旅をしていく中で、日本人と出会うのは本当に重要なことであるということが分かった
とりわけ自分は英語がしゃべれなかったので、色々なことをしゃべれる日本人との出会いは重要だった。他の旅行者と話せる人はあまりそうでもないと思う。
旅で出会う日本人と色々情報を交換し、日程が合えば一緒に出かけ、感動を共有する。それをすると旅の面白さがかなり大きくなる。

1人よりも2人以上の方が旅行の楽しさは大きくなると思う。そのことを最初はあまり知らなかったので、結構1人でずっと行動していた。
というか旅行先での日本人の見つけ方を知らなかった。
日本人の見つけ方の秘訣は「日本人宿」を探すということだ。この旅行先で日本人の見つけ方を知ると結構早いうちに旅が楽しくなると思う。

多くは「地球の歩き方」で紹介されている宿を探すか、ネットで調べるということだ。
自分は最初安い宿を「Agoda」や「Booking.com」で探していたので、あまり見つからなかった。
このAgodaやBooking.comで宿を探そうとすると、安い宿と評価の高い宿を探すことはできるが、そこにはあまり日本人がいなかったりする。もちろん泊まる宿はいい宿ばかりなのだが、日本人と情報交換ができないというのは結構大きなネックだったりする。

なので、日本人宿を意識するようになったのがラオス以降だった。
もちろんうまく出会えない時もあったりしたが、日本人と出会ったことで思いがけない貰い物をもらうこともできたりしたし、とてもいい場所を教えてもらったりもした。
旅をして人脈が広がるのは本当で、Facebookをやっていることは結構大きかったりする。
旅をする人たちは大体がFacebookをやっていて、一日だけ話す人でもFacebookで後々つながり、情報を得ることができたり、また別の国で会うこともあったりした。

なので、このFacebookも旅をする上では必須となるツールなんだろうなあと思う。
あとツールというと、「maps with me」というアプリが本当に役に立った。
これはオフラインでその近辺の地図と自分のいる位置が分かるというアプリで、基本wifiがつながる環境でしかGoogle Mapなどで地図が使えなかったりするが、これがあるとどこでも自分のいる位置と向かっている先が分かるようになった。
あとは地球の歩き方にもかなりお世話になった。これはベトナムで電子データを持っている方に会って、それ以降の国のデータをもらったので、ちょっと見にくかったりはするが、かさばらず、これもとても良かった。

とりわけ、旅をする上でFacebookとmaps with meは必須ツールかなと思いました。
ていうかwifiはもうどこの国でも利用することができるので、本当に便利な世の中になったもんだなあと思います。ネットが無ければ本当に困難な旅行になっていたと思う。現代のテクノロジーに本当に感謝です。

ちなみに沢木耕太郎の「深夜特急」は、旅行に行くまで全く知らなかった。
旅先で自分の旅行のルートを話すと「深夜特急だな」と言われることが結構あった。
結局旅行中にこの小説の存在を知ったのだが、この深夜特急に今回の旅のルートがちょっと似ていることも何かの縁なのかもしれない。
そんなんで現代版の深夜特急みたいな感じでこのブログを見てもらえると嬉しく思います。

まだ色々書きたいことがあるが、今回はここまでにしたいと思う。次回は旅をしていて思ったことについて書きたいと思います!


いぬ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 104日目:上海2日目。-最終... | トップ | 旅行後:旅行をしていて感じ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事