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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

103日目:上海1日目。-上海でトランジットして1泊する-

2014-09-03 19:56:26 | 旅行
○中国人のグランディンさんと話す

飛行機には11時間くらい乗っていた。
飛行機で座った席の隣の中国人の女性と仲良くなり、色々話していた。
彼女はグランディンさんといい、イギリスでの名前らしい。
留学でイギリスに来ていたようだ。今回留学の期間が終わり、母国に帰るとのことだった。

グランディンさんはイギリスでの職を探していたらしいが、残念ながら見つからなかったようだ。
中国に帰って一旦実家の世話になるらしいが、また近い内にイギリスにに行く予定があるらしかった。
グランディンさんは中国の大気汚染はヒドいと言っていた。夜は全く星が見えないらしい。
星というとトルコの時にバスがエンストを起こして路上に放り出された時の夜空がすごかった。しかしその時は旅行中最大のゲ○ピーの危機でもあったのでそこまで堪能できなかったが、中国の都市に住んでいる辺り、そういう景色はもう見れないのだろう。というかそれは東京に住んでいても同じか(笑)。

また彼女は英語の発音がとてもキレイだった。前にネパールで会った韓国人のジュンさんも発音がきれいで英語がペラペラだったが、彼女はインターナショナルスクールの出身だった。
なのでグランディンさんもそうなのかな?と思って聞いたら、彼女は普通の学校を出ていたようだ。
なんでそんなに発音がうまいの?と聞いたら、映画を字幕無しでひたすら見まくったり、洋楽を聴きまくったりしたらしい。
やはり英語がそこまでうまくなるには長い時間をかけて色々努力をしなければいけないんだなあと思った。

あとイギリスにいる時に他の色々な国に旅行に行ったりしたの?と聞いたら、ちょっとは行くことができたけど、そこまで多くの国は周れなかったと言っていた。
なんで?と聞いたら、中国人はヨーロッパの他の国に行くにも、「ビザ」が必要になる場合が多いらしい。
ビザを申請するにも時間がかかったりお金がかかったりするらしく、そんなに簡単に他の国に旅行に行ける訳ではないことが分かった。
その点日本人は多くの国がパスポートだけでスルー。今まで行った国でビザが必要だったのは、カンボジアとネパールとインドだけだった。その中でもカンボジアとネパールなんかは当日にでもビザが簡単に取れたりできるレベルだった。インドはかなり手こずったが・・・
そんなんでグランディンさんは、そんなビザいらずの日本を羨ましいと言っていた。

そんな感じで彼女は色々聞きやすく話してくれて、自分の拙い英語にもしっかりと付き合ってくれてとても助かった。いい英語の練習にもなったし、楽しく話すことができた。
そんなんで、飛行機の中では色々楽しい話ができたが、消灯後は結構寝心地が良くなく、ほぼ寝ることができなかった。
うつらうつら寝たり起きたりしながら、16時頃に飛行機は上海のプードン国際空港に着いた。


○宿に向かう

ロンドンを21時半くらいに出てきて、11時間かけて着いたら普通だったら9時前になっているはずだが、7時間の時差があるので中国はもう日が暮れそうな時間帯になっていた。
さっき普通に夕方だったのにまた夕方かあとすごく奇妙な雰囲気だった。すごい1日が短く感じる。まあ当たり前だが。

そんなんで、空港について入国手続きとか色々手こずり、地下鉄に乗ったのが17時くらいになった。
そこから今日泊まる予定の「ピーポーズ スクエア ユースホステル(上海人民廣場青年旅舎)」の最寄り駅の南京东路駅に向かって行った。
ちなみに今日はトランジット先の上海に宿泊し、明日の日本行きの飛行機に乗って日本に帰るのであった。
駅に着いたのは18時くらいになり、みっちり1時間くらい電車に乗っていた。空港から地下鉄で来るとかなりの遠さがあり、眠かった体調もあり、結構キツかった。ちなみに料金は7元、かなり安かった。
中国元は10000円が600元くらいになる相場である。7元は100円くらいだろうか。そんな感じで中国元の相場は結構安い。

南京东路駅で降りて宿に向かって行った。宿までは結構遠く、ちょっと道に迷ったこともあり、30分くらいかかって着いたと思う。
上海には8~10年前くらいに友達と行ったことがあるが、その時より駅前がかなり近代的になっていたので驚いた。
駅周りは普通に東京の繁華街の雰囲気と全然変わらないと思う。しかしちょっと歩いた所の道とかは、結構中国っぽいままで変わらなかった。
でも上海は普通に都会で、会社勤め帰りの人々が結構歩いていて、そこは東京の夕方の景色と全然変わらなかった。

ちなみに自分の主観なのだが、中国人の女性はあまり美人がいない。あまりかわいい子もいない。今まで見てきた韓国人の子はかわいいというか美人の人はまあまあいたのだが、中国人の人々を見ていて、そんな印象を持った。
なぜだろうか、ちなみに中国人は男の人もカッコいい人がいなかった。やっぱりアジアの中では美人だったりかわいい人は日本人がダントツだと思う。ちなみに肌のきれいさは韓国人が飛び抜けてきれいだったりする。
あ、あとアジア人は基本的にみなさんひょろっとスリムな人ばかりである。セクシーさは欧米が飛び抜けていて、そういうセクシーさでは海外の人にはアジア人は勝てないんだなあと思う。

そんなんで19時前に宿に着き、荷物を置いて夕ご飯を食べに外に出た。
ちなみに宿の宿泊料は190元で、日本円にして3500円くらいだった。旅行最後の宿ということで、結構高めの宿を取っておいたのだった。
宿はいい感じに広く、かなりくつろげる感じだった。宿に着いて今日は寝るだけだったので結構贅沢な出費ではあったが、かなり快適だった。


○日本が恵まれていることについて

んで夕ご飯を食べる店を探して色々歩くが、やはりおいしそうな店がそこら中にあった。
ラーメン、餃子、チャーハン、小籠包、ワンタンなど、食べたいものがいくらでもあった。本当においしい外食をロンドンではしてこなかったので、この1日しか中国料理を食べられないのは本当に残念だった。
そんなんで、とあるレストランに入り、豚肉のあんかけっぽいのをかけたご飯と、同じく豚肉の南蛮的なラーメンを食べた。
字だけを見てコレ!と頼んだら、何か似たようなメニューが出てきてしまったのだった・・・(笑)
でもどちらも本当においしかった。今まで色んな国の料理を食べてきたから分かるが、中国の料理のレベルは本当に高いと思った。


食べた夕食。安くておいしかった


ていうか今まで日本食がおいしいということもさんざん聞いてきたりはしたが、旅行前はそこまで実感としては無かった。今回、色々な国を旅行して初めて、本当に日本食がおいしいということが分かった。
色々な味があって辛いのもあり、お腹にやさしいのもあり、麺もあり、ご飯もあり、パンもあり、本当に色んな味が日本にいて楽しめる。
日本食は何を食べても、どこの店を利用しても本当においしい。ここまで「味」にこだわって追求する国もそんなに無いと思う。
日本がこんなにいい国だということは外に出て初めて分かる。逆に日本にずっといたらそういった恵まれている環境にいることなど本当に分からないだろう。

ちょっと話は外れるが、日本にいて将来に希望が持てない若者や何をしたらいいか分からない若者がいたら、是非とも海外に行ってもらいたい。
日本がどれだけ恵まれている国なのかが分かる。これほどの生活水準にある国はどこにも無いだろう。
本当に日本に生まれたことに感謝をするし、日本に生まれたことに大きなアドバンテージがあるのだ。日本には何でもある。やろうと思えば何でもできる。そういう恵まれた環境に自分はいるんだと分かると、色々生きる希望や自分のやりたいことが色々湧いてくるんじゃないかと思う。

本当に日本人は日本人としての誇りを持った方がいいと思う。日本の国旗を掲げることが日本ではなぜか控えられている文化があるが、他の国なんか至る所で自国の国旗が掲げられていた。特に、タイ、フランス、イギリスなんかはすごかった。
なんで日本に誇りを持てないのか?日本は本当にスゴい国なのだ。独特の文化、高い生活水準、おいしい食べ物。ここまで色んなものが溢れていて全てが揃っている国はないし、日本人の真面目さなんかも他の国からすると怖いくらいにスゴい(笑)
人々はもっと日本という国に誇りを持ってもいいと思う。だから他の国みたく、自分の国に、そして自分に自信を持ったらいいと思うのだ。


そんなんで話が結構逸れてしまったが、ご飯を食べた後は、ホテルに帰って、ぐっすり眠りましたとさ。
昨日?の飛行機から全然寝れてなかったので、すぐに寝てしまった。
てか時差もこの1日で結果的にいい具合に調整ができたので、そこは飛行機で寝れなくて良かったかな?と思う。
いよいよ明日は旅行の最終日である。最後まで気を抜かずに気をつけて帰りたいと思う。
コメント
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