風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

ドラマチック

2019年02月25日 | いきものの観察や飼育
梅園で出会ったこの蛾。



名前を知りたくて、「モフモフ・蛾」で検索していたら、なんと!
先日ブログに書いた「名前のわからない繭?」の答えに、たどり着いてしまいました\(^o^)/

この繭を作ったのは、「ナンキンキノカワガ」という蛾の幼虫でした。


梅園で出会った蛾とは、違う種類だと思いますが
「モフモフ」で、繭の製作者が見つかるなんて!運命を感じました(笑)
名前のとおり「ナンキンキノカワガ」は、主にナンキンハゼの葉を食べて
忍者の隠れ蓑のような繭をつくる蛾です。
他の木にもいるかもと、今日あらためて庭で探してみたら、いるいるいる!

代名詞のナンキンハゼの木に、ひとつ。

ヒョウタンボクの木には、抜け殻を含めて8個もあって
そのうち、中身が入ってるの5個に印をしました。




鉢植えの「ギンバイカ」の枝にも3個。


カクレミノ(笑)の幹にも、ちゃっかり隠れていました。


この繭の特徴は、作る場所とウリふたつ、一緒の模様になるという事です。
一本の枝の両面が違う模様なら、繭もその通り両面違う模様になっています。

これは作る工程に秘密があるんです(^^♪
繭は枝の表面に、両端から中心に向かって、交互に作られていきます。
そのとき、木の皮を剥がして繭の表面にくっ付けながら作り進みます。
なので、繭の左右の模様が違って出来上がるのです。
この様子を、動画で撮っている方のブログを見つけて感動しました。




昆虫の種類は同じでも、木の種類によって色が違う繭。
オオデマリのキノカワガ(笑)


芙蓉の枝のもの。

発砲スチロールにくっ付いてた繭は、白かったそうです(^^)

抜け殻の繭は、こんなふうになっていました。


こっちも殻だと思って剥がしたら、抜けてないサナギが入っていた(。・Д・)ゞ
中身が生きているかわからないけど、観察してみます。




白いの(笑)も、何か変化があれば、またブログに書きます。


想いつづけてると、不思議なタイミングで教えて貰えることがあります。
生きてるって、本当にドラマだ!と、思ったりします(^^)
こんなことで、大袈裟ですが(笑)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春が来る前に、もう一度♪ | トップ | フジの鞘が爆ぜる音 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見事な隠れ蓑! (東風庵)
2019-02-27 21:09:38
まさにドラマチックな出会いですネ!
初めて聞く名前なので調べてみたら、この蛹、チョット脅かすと威嚇のために大きな摩擦音を立てる。…と書いてありました。庭にたくさんいるのなら、試してほしいなぁ~!(^^)
返信する
出会いは七不思議 (fuyu)
2019-02-28 16:37:24
こんにちは、東風庵さん(^^)
虫との出会いって、一期一会と言うか、タイミングというか・・・
「コレは運命の出会いだ!」と思って、いつもひとりで感動しています(笑)
威嚇音!聞きたくて繭をツンツンしてみたのですが、うんともすんとも(^^ゞ
サナギに成りたての時期にしか、鳴かないのかな?来期の楽しみにします(笑)
返信する

コメントを投稿

いきものの観察や飼育」カテゴリの最新記事