切符の払戻しに感動的対応

出張の後は経費の精算をしますが、
今回気象的な事情で交通費が一部戻ってきました。
横浜駅の職員さんの対応が感動的に素晴らしかったので、
そのお話を。

出発日の３１日早朝、
大雨でJR羽越線が運休になってしまったので
しかたなく新潟駅まで大雨の中車を飛ばして
なんとか予定していた新幹線に乗ることが出来ました。

新潟まで乗る予定だった特急いなほの切符は当然払戻しの対象になります。
当日はイベントに参加するのでばたばたと先を急いでいたので、
翌日移動で横浜を離れる前にと、横浜駅のみどりの窓口に並んで払戻しをお願いしました。

「払戻しをお願いします」

前の日運休で乗ることが出来なかった往きの「いなほ」の特急券と、
翌日乗る予定だったけれどやむを得ない事情で車で新潟まで来たために
乗れなくなった（乗る必要のなくなった）帰りの「いなほ」の特急券を、
ヨシローの分と２人分差し出しました。

事情を聴いて、
係りの人「乗車券も払戻しの対象になりますね、ありますか？」

あわてて乗車券を提示する私。

係りの人「フリー乗車券ですね・・・フリー乗車券はどうだったでしょう？・・・
　　　　　ちょっと調べてみます」

そうか乗車券も払戻しの対象になるのか。
乗車券をヨシローから預かってくるの忘れた！うかつだった・・・

東京フリー乗車券というのは、JRで東京往復する人だったら
ほとんどの人が利用するであろうお得な切符です。
東京近郊の結構広いフリーエリア内が４日間乗り降り自由になります。

私が差し出したのはフリーエリア内乗り放題が付いた、（路線図が描かれている）
そのまま帰りの余目まで乗れる乗車券です。

係りの人「大丈夫ですね。払戻しできます。」

そうかさらに良かったぞ。

係りの人「でもまだこの切符は使用中なので、明日新潟駅で降りられて
　　　　　そのあと新潟駅での払戻しになりますね・・・
　　　　　新潟駅に問い合わせますのでしばらくお待ちください」

「はあそうですか」
（ありがたい。明日の新潟でいいんだっだら、その時はヨシローも一緒だぞ）

２～３分後、
係りの人「連絡がつきました。新潟駅のみどりの窓口でお手続きをしてください」

「ありがとうございます」

係りの人「それでは、これからもこの件で直接ご連絡差し上げることもございますので、
　　　　　連絡番号教えてください。窓口ユズリハラが承りました」

「わかりました。ご丁寧にいろいろとありがとうございました」

というやり取りがあったのち、顧客と約束があったので川崎経由
南武線で国立に移動しました。


その間マナーモードにしていたので気が付かなかったのですが、
横浜駅より電話が入っていました。

たべ研で談笑中、２回目の電話。

「ユズリハラです。確認ですが往きの乗車券はお手元に有りますか？」

「いいえ、昨日横浜で降りたときに自動改札に飲み込まれて回収されました」

「それはどの改札だったか覚えていらっしゃいますか？」

「えーと・・・改札でて左前方にみどりの窓口がありました」

「はい、分かりました。それは何時ごろですか・」

「えーと・・・午前１１時前でした」

「ありがとうございます」

なんと私が昨日通った改札を特定して、履歴を調べるというらしい。
（そんな膨大な作業を・・・感謝！）

その後も遅くにまた横浜駅から連絡が入っていましたが、
またまた気づかずそのまま翌日に。

帰る日です。
半日時間があったので、イッセイと飯食ったり
がいあ代々木上原のウズさんに挨拶したりと動き回っていました。

再びいや三たび横浜駅から連絡が入っていました。
またまたすぐ出られなくてごめんなさい。

連絡がついたのが東京駅に着いてから。

「すみません。何度もお電話いただいておりまして・・・」

「いいえ（係りは別の人）、お客さまの往きの乗車券ですが、
　横浜駅で回収が確認できました」

「ありがとうございます」

「それで払戻しの窓口なのですが、新潟駅ではなくて
　起点駅の余目駅でお手続きをお願いいたします。
　余目駅のみどりの窓口にはすべて連絡済みですので」

「わかりました。ただ余目到着が遅い時間になるかも知れません。
　払戻しは明日でも大丈夫ですか？」

「はい、明日でも大丈夫でございます」

「そうですか。どうもいろいろとお手数おかけしましてすみません。
　ありがとうございました。ユズリハラさんによろしくお伝えください」

本当にありがたい丁寧な対応をしていただいて、
気持ちよく帰路につくことができました。

そして帰宅翌日（昨日）、余目駅で無事精算払戻しを受けることができました。
（二人分で１５，０００円も）
どうもありがとうございました。