![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/9d/063db876325c7f69fa1527b685701b92.jpg)
昨日のNHKアーカイブスで取り上げられたのは、
あの懐かしい「新八犬伝」でした。
昭和48年から2年間放送された人形劇です。
人気がありましたね。
当時中学生だった筆者も、
おそらく一話もかかさず観たと思われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/76/dacb6c976b0eed043f1a7e87364ad1bb.jpg)
(「孝」の珠を持つ犬塚信乃)
物語は安房の国里見家の姫君・伏姫と
飼い犬の八房(やつふさ)を巡る数奇な物語を発端に、
「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の8つの珠を持つ
八犬士が活躍するお話です。
当時クラスメイトの中で八犬士が割り振られて、
筆者はなぜか「ガクゾー」(犬川額蔵)と呼ばれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/41/cc564607ee662bde2bd8d6808c60d117.jpg)
ご存知「玉梓(たまずさ)が怨霊」。
怖かったねー!
玉梓は人形の作者、辻村ジュサブローさんが
直接操っていました。
(現在、辻村さんご本人は東京人形町の
アトリエギャラリーでお仕事をなさっておいでです。
じっちゃんが一昨年会ってきました)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/7d/8541f9f7a615efbbde3c52e0d8ddc24f.jpg)
改めて見直しますと黒子(語り)の坂本九さんの
口上が実にお見事でした。
当時よく口ずさんでいた挿入歌、
「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」
を再び聞くことができて感激しました。
(歌、坂本九)
めぐるめぐるめぐる因果は糸車
めぐるめぐるめぐる世の中めぐりあい
明日はどんな人にあうだろう
どんなどんな人にあうだろう
大きな気分でいってみよう
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌
いざとなったら珠を出せ
力があふれる不思議な珠を
新八犬伝は15分番組で全部で464話放送されたそうですが、
当時ビデオテープはとても高価で、
天下のNHKといえどもテープは使い回しをせざるをえず、
現在残っているのはたったの4話だけ!なんだそうです。
でもよくぞ残っていてくれました。
嬉しかったよー
(次は「天下御免」が見たいなあ)
遠い思春期の頃に思いを馳せ、
「本日、これまで!」
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