農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

溝切り機が行く

2018-06-28 22:21:23 | 農作業

べこあおばの田んぼで溝切り機を押しています。


押しているって、まだ歩いているの?
そうです。
太ももには溝切り機械が3台ありますが(うち1台が乗用タイプ)、
私は田んぼを歩くのが好きなので、
なんたって歩行型を愛用しています。


でもこの機械なんか変じゃない?
首が長いような・・・


そーなんです。
ハンドルを嵩上げした改良型。
ハンドル位置が高いので畦畔を廻るときに重宝します。

ところでこの溝切り機。
このへんでは一般的に培土機(ばいどき)と言いますね。

培土とは土を寄せること。
確かに溝を切ると両側の株に土が寄るわけですが、
この作業の目的は培土ではありません。

「作溝(さっこう)」という名前の作業を行う目的がありますから、
本来は溝切り機と呼ぶべきですよね。

基本作溝は2度。
この後落水して土が締まったタイミングでもう一度
溝切りしますとばっちり強固な溝が出来ます。