農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

残雪の山

2018-06-15 22:11:50 | 

空気が冷たく乾いているので山々がきれいに見えます。

朝、田んぼに出る時まず目にするのが鳥海と月山。
庄内平野の南北にそびえるシンボルの山です。
麓からくっきり見えていると、ホーとため息がでます。

夏山は水蒸気が多く発生するので、
日中必ずといっていいほど雲やガスが湧きますが、
空気が乾燥する春や秋の山には、
終日雲がかからないことが多いですね。

そんなタイミングで登ることができたらいいなあ、
といつも思っています。

とくに今の時期は残雪が豊富で、
雪が固く締まっているので歩き易い。
傾斜がきつくなかったらルートを自由に選びながら歩けます。

20数年前の鳥海山でしたか。
登山マラソンでブルーラインを駆け上がった後、
そのまま大平から残雪を踏みしめて笙ヶ岳に登ったことがあります。
短パンとランニングシューズのままで。

山の神辺りからずっと雪の上を真っ直ぐに歩いて、
笙ヶ岳三峰のコルにダイレクトに登れました。
(帰りのブルーラインはヒッチハイクして下りました)

またこれは30数年前の鳥海山。
田植直後だったので残雪がさらにまた豊富でした。
外輪の縁の七五三掛から千畳ヶ原に一気に下りた
爽快なグリセードは忘れられません。