透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

『九十歳。何がめでたい』

2018-01-16 19:49:37 | 

晴れ。最低気温-4.1℃、最高気温1.1℃。

『九十歳。何がめでたい』 

佐藤愛子著  小学館

2016年8月6日 初版第一刷発行 2016年9月19日 第4刷発行

昨春に予約していたこの本を図書館から借りてきて、二日で読み終えました。読んでいる最中は痛快、読後は爽快な気分となりました。

目次を見ただけで、笑いがこみあげてきましたが、読み始めて幾度となく吹き出しそうになりました。愛子さんの怒りはごもっとも、対処の仕方に感服です。

そう感じられたのは、明瞭な文の運びにあり、作者の正直で豪快な?人柄によるものだと思います。

「人間は『のんびりしょう』なんて考えてはダメだということが、九十歳を過ぎてよくわかりました。」とも。

それは真実なのだろうとしみじみ思えたのでした。

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2 コメント

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おはようございます (tempo1078)
2018-01-17 05:58:20
佐藤愛子さんは
女性にしては、豪放磊落な人。

昔からの
ファンであります。

こういう作家が
長生きしているのは喜ばしい。
返信する
tempo1078様 (透明気圏)
2018-01-17 19:21:39
本当にハンサムウーマンですね。

ファンになりました。

それで、「これが佐藤愛子だ一」を読んでいます。

九十歳を過ぎても、歯に衣着せぬ論調に衰えはありません。凄い方ですね。

まだまだ、長生きして言いたいことを言ってほしいなと私も思います。

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