透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「しかけ絵本の世界展」へ

2017-12-23 22:06:24 | 

雨の曇り。最低気温-4.3℃、最高気温3.8℃。

 

 

朝方、傘が要らないくらいの小雨が降っていました。その雨もじきにやみ、日中は最高気温が3.8まで上がりました。

午後から札幌へ出かけ、駅からすぐの紀伊国屋書店札幌本店2階ギャラリーへ。今日から1月10日までの予定で開催されている、「’2017-18冬 しかけ絵本の世界展」を見てきました。

約180年前の仕掛け絵本「のぞきからくり絵本」の復刻版があり、膝を折ってピンホールに片目をあててみました。

のぞき見ると、庭や戴冠式のような光景がずーっと向こうまで広がっています。

思わず、「えーっ」と声がでそうになるくらいで、この瞬間のワクワク感はたまらないものがありました。

「のぞく」というのは、見えない部分の想像力を掻き立て、見える部分をより強く心に焼き付ける効果があるように思います。そうして得たものが美しいものならなおさらでしょう。

展示場には手の込んだしかけ絵本が数々並んでいましたが、やはり、「のぞきからくり絵本」から見た光景が一番印象に残りました。

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