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♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

Vol.7 人見知り

2005-05-18 | Wed:フミナの恋愛哲学&心理学
「人見知り」を辞書で引くと
“見なれない人を嫌うこと。多く小児が慣れない人を見て、
泣いたり、嫌ったり、はにかんだりすることをいう。”
(『国語大辞典-新装版-小学館 1988』より)とあります。
主に“子供が”ということですが、大人でも
その性質を持ち続けている人がいますね。

あなた自身はいかがですか?
実は私は、自分で言うのも何ですが、初対面の人には
激しく人見知りします。レストランで注文を頼むのさえ
嫌なくらいです。新しい美容院に行くにはかなりの
勇気が要ります。

けれども、私はそれで悩んでいるわけではありません。
というのも、私の人見知りというのは、辞書に載っている
意味とはちょっと違うのです。

例えば、もし私が今のように知名度のないWebシンガー
ソングライターではなく、芸能界の一線で活躍するような
シンガーソングライターで世間的に名前も顔も知られて
いるような立場であれば、おそらく私は人見知りする
ことはないでしょう

つまり、私は自分自身のことを“変”だと思って
いるのです。キャラクターが濃いと言ってもいいです。
自我が特に強く、私が自然に振舞ったとしても相手を
傷つける恐れがある・・・そう思っているのです。

子供の頃は確かに私も辞書の意味での人見知りをして
いました。何故なら私は母親に叱られてばかりで、
母親が何よりも恐ろしかったからです一番愛されて
よいはずの母親から愛情を感じることがなかったのです
から、見知らぬ人はもっと怖かったのです。

現在では理解のある親だと感謝していますので、とても
仲のよい母娘ですけどね。

ところがいつの頃からか、おそらく私自身が“変”だと
自覚し始めた頃、人見知りを半ば故意にしている自分に
気がつきました。常に自分の心の開き具合を測っているのです。
“この人は懐深い!”と思うとその分、自分を開示します。
“この人はうわべだけで話しているな”と思うと、私も
うわべトークになります。うすっぺらい付き合いになる
でしょう。

そうした中で、お互いに心を開ける相手を見つけ、そこに
信頼を注ぎ込めたら快適なお付き合いができるのではない
でしょうか。

なので、ズルイかもしれませんが、私は人見知りをやめる
つもりはありませんよ。
コメント (2)
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