今回はの発音についてですが、今まで
単純に日本語の“い”と同じように発音して
いた人が多いのではないでしょうか。
実は、日本語の“い”と英語のの発音は
かなり違うという意識を持っていただいた方が
いいのです。
では、さっそく日本語の“い”をどのように
発音しているか考えてみましょう。
できるだけ自然に日本語の“い”を発して
そのまま口の動きを止めてみてください。
日本語でも個人差がありますので、ここで
説明されることと若干違っても気にしないで
ください。標準語としての“い”は口を横に開き、
歯は完全には閉じておらず、舌は緊張気味で
下あごから浮いており舌先も歯には当たらず
発音されるのが一般的となっております。
それに比べて、英語の[]は簡単に言ってしまうと
“え”の音が少し混じっています。
口の開き具合は日本語よりも少し縦に開きます。
指1本分くらい入るくらい縦には開いてください。
舌は緊張させずに楽にして舌先は下の歯に当てて
みましょう。その状態で声を出してみてください。
“い”にちょっとだけ“え”が混じったような音が
聞こえますか? そうなればそれが[]という発音です。
たまに手っ取り早く“え”の口をしながら「い」と
言ってくださいと指導されたことがあるかもしれません
が、手軽さゆえに難しくありませんか?
それは[]の音を正確に知らないから、その方法では
なかなか上達しにくいと思うのです。
それでは、次の単語を口の開き方と舌の位置を確かめて
発音してみてください。
1) it []
2) if []
3) ill []
4) itch []
5) ink []
6) effect []
7) ecology []
8) pretty []
9) image []
10) chocolate [()]
大げさにアクセントをつけ、腹式呼吸でもちろん
一語を一気に言ってくださいね。
7番と10番の単語は[]の復習にもなりますので、
気をつけてください。
次回はまた少し違う長母音[]を取り上げる予定です。
単純に日本語の“い”と同じように発音して
いた人が多いのではないでしょうか。
実は、日本語の“い”と英語のの発音は
かなり違うという意識を持っていただいた方が
いいのです。
では、さっそく日本語の“い”をどのように
発音しているか考えてみましょう。
できるだけ自然に日本語の“い”を発して
そのまま口の動きを止めてみてください。
日本語でも個人差がありますので、ここで
説明されることと若干違っても気にしないで
ください。標準語としての“い”は口を横に開き、
歯は完全には閉じておらず、舌は緊張気味で
下あごから浮いており舌先も歯には当たらず
発音されるのが一般的となっております。
それに比べて、英語の[]は簡単に言ってしまうと
“え”の音が少し混じっています。
口の開き具合は日本語よりも少し縦に開きます。
指1本分くらい入るくらい縦には開いてください。
舌は緊張させずに楽にして舌先は下の歯に当てて
みましょう。その状態で声を出してみてください。
“い”にちょっとだけ“え”が混じったような音が
聞こえますか? そうなればそれが[]という発音です。
たまに手っ取り早く“え”の口をしながら「い」と
言ってくださいと指導されたことがあるかもしれません
が、手軽さゆえに難しくありませんか?
それは[]の音を正確に知らないから、その方法では
なかなか上達しにくいと思うのです。
それでは、次の単語を口の開き方と舌の位置を確かめて
発音してみてください。
1) it []
2) if []
3) ill []
4) itch []
5) ink []
6) effect []
7) ecology []
8) pretty []
9) image []
10) chocolate [()]
大げさにアクセントをつけ、腹式呼吸でもちろん
一語を一気に言ってくださいね。
7番と10番の単語は[]の復習にもなりますので、
気をつけてください。
次回はまた少し違う長母音[]を取り上げる予定です。