福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

テレビボード 組立手順

2017-12-30 00:45:20 | 製作記録


最初に、完成写真 ↓







島外へ発送のため、ノックダウン式として設計・制作したものです。

お客様ご自身で組み立てが出来るように、そのサポートとして記事にアップしました。



今回のテレビボードは、LED照明を3箇所に組み込んだ仕様となっています。


LED照明は、ルーペル 棚下照明 オプティス

面発光のため、ムラの無い均一な明かりとなります。

また、厚みが10mmと薄いので、木製棚板に掘り込んで納めることができます。

照明器具の長さは1mm単位でオーダー可能ですので、注文家具には良いです。

電源は、AC100Vコンセント用アダプタ。

アダプタは場所を取るため、専用のアダプタホルダーを併用します。



組立前に、アダプタホルダーを取り付けます ↓










予め、取り付け位置には、木ネジの下穴が開けてありますので+ドライバーで楽に取付できます。




アダプタを取り付けるとこんな感じになります ↓






写真右側のアダプタは嵌めこむ前。

ホルダー下部に引っ掛けて押し込むと嵌まります。



続いて、同梱されている組み立て補助台を準備して設置します ↓







テレビボード本体より内側になるように設置して、その上に本体をそっと置きます ↓

(所定の設置場所より1mほど離して置くと作業しやすいです)







さて、いよいよ組み立て開始です。



テレビボードの組み立てには、M6ボルトを使用します ↓





写真左より、M6ボルト 35mm × 14本、 M6ボルト 30mm × 6本




最初にアダプタホルダーを取り付けた板を、本体裏側にある鬼目ナット上下2箇所に、長さ35mmのボルトで固定します。

締め付けはほどほどにして置きます(全部のボルトを取り付けた後に本締めするため)。


写真の切り欠きは、この部分にテレビターミナルコンセント等が来るためです。






組み立ては、明るい場所か、ライトを用意すると良いです。

ボルトの下穴と、鬼目ナットの位置合わせを行う時に、ライトを照らすと判りやすいです。


また、組み立て補助台は、0.5~1mmほど高く作ってありますので、

ボルト穴位置を合わせる時は気持ち上に浮かせるように部材を保持すると入りやすいと思います。

(* ボルト直径に対して、下穴は1mm程大きめに開けてあります)


部材が長いので下の方で持つだけでは、取り付け前に倒れる恐れがありますので、

もう一人、倒れないように保持すると良いです。



背面の2枚の板をとりつけたら、側面の脚の取り付けです ↓






部材に開けてある下穴には、ボルトの頭が納まるように掘り込んでありますから、

掘り込みが入れてある方からボルトを入れます。




本体側面のボルトは、M6 35mmです ↓







脚の取り付けが終わりましたら、棚板の取り付けに入ります。


まず、上から2段目の棚板を用意して、先ほど取り付けた脚4本に組み込みます。

脚側に切り込みが入っていますので、そこへ嵌めます。


前脚と後脚にボルトの下穴が開いていますので、先に後脚の方をボルト固定します

棚板を固定するボルトは全てM6の30mm(短い方)となります ↓






前脚のボルトは、1段目の棚板を固定した後に入れますので、このままにして置いてください。




1段目の棚板を用意します。

長さ1300mm弱のLED照明器具が、棚板の表面と裏面にそれぞれ1本ずつ装着してあるため、

重たくて手を滑らせて落としてしまう恐れがありますので、取り扱いには十分ご注意願います。

また、照明の配線も棚板より出ていますので、取り回しにもご注意ください。



1段目棚板を裏面から見たところ ↓





それぞれにアダプタジャックが見えます。

写真左側、+ドライバで差し示しているコネクタは、テレビ背面のバックライト用です。

後ほど接続します。




横長の掘り込み穴は、最初に立てた背面板2枚の頭に嵌めこみます ↓

(嵌め込んでいる最中、隙間が無くなるまで押し込みます)






この時、両サイドの前脚が干渉しますので、もう一人の方は左右に2~3cmほど前脚を押し広げて下さい。



ここは、ボルト等の固定ではなく、棚板を上から手で押し込んで嵌めていきます。

少々きついかもしれませんので、じわじわとゆっくりと押してください。

棚板上面には、LED照明が埋め込んでありますので、照明器具を直接押さないよう気をつけてください。


このLED照明の高さは、目線よりやや下の位置に取り付けてありますので、

立っている時には、照明の光源は見えませんが、椅子に腰かけた時には見えてしまいます。


今回のLEDは、温白色という色温度が低めのタイプですので、凄くまぶしいということはありませんが、

気になる場合に備えて、脱着式の前面カバーを取り付けてあります。



外した状態 ↓






装着した状態 ↓









上段の棚板ボルト(30mm)を左右一箇所ずつ締めます。

そして、先ほど残しておいた、二段目の棚板(前脚の方)のボルトを締めれば二つの棚板の取付終了です。





続いて、3本目の照明、テレビバックライトの取り付けです。


間接照明となるように、遮蔽板との組み合わせです。

照明器具は、置くだけで、特に固定するような仕様になっておりません。


遮蔽板に、同梱のM4ボルト70mm2本で、テレビボード背面板にある鬼目ナットへ取り付けます。






10cm間隔で高さ調節が出来るようになっていますのでお好みの高さに合わせて下さい。



斜め上から見たところ ↓






立て置きの場合、切り欠きがありますので、写真のように入れることができます。

控えめなバックライトとなります。


光を強くする場合は、横置きにもできます。

発光面を上向きにすれば、下から上に照らします。

発光面を下向きにすれば、上から下に照らします。


高さ調節と組み合わせながら、お好みの雰囲気をお楽しみください。




続いて、配線方法です。


一番上の棚板を後ろから見たところ ↓





配線は、両サイドの背面板内側に溝が掘ってありますので、

その中へ線を押し込んで、そのまま下方にあるアダプタへ接続します。






テレビバックライトの配線も同様に溝に押し込んで行きます ↓








LED照明のオン/オフは、スイッチ付きコンセントタップで操作します。

手が届きやすいように、テレビボードの上に置いてあります ↓






これは、コンセントタップ専用に作ったボックスカバーです。

下部の隙間から操作できるようになっています。




製作は、木釘であっさりと作っていますので、落とさないようにしてください ↓







テレビボード左奥に置いたところ ↓






配線が目立つので、配線カバーも一緒に製作しました ↓





テレビを置けば、ある程度隠れます。

全て屋久島産の地杉で製作していますので、組み合わせの相性は良いと思います。




後ろから見ると ↓






テレビボードは、壁につけて設置することになっています。


テレビへの各種機器の配線接続は、中央の2枚の背面板の隙間を通すように設計しています。

誰もが直面する配線整理につきましては、ネットで様々なアイデアがありますのでご参考になると思います。


壁の幅木の出っ張りが干渉しないように、欠きを後脚などにしてあります。

0.5~1mmほど、大きめに切り欠きしてあります。



全ての組み立て、接続が終わりましたら、ボルトの本締めをします。


材料は地杉ですので、締めすぎにはご注意願います。

大人が力を入れて締めていけば、どんどんめりこんで行きます。


ですが、前脚とテレビボード本体との接続ボルトは、やや強めに締め込んでください。

一番力が加わるところですので、緩いとボルト下穴が重さに負けてしまう恐れがあります。


最後に、最初に設置した組み立て補助台を抜き取って、完成したテレビボードを所定の壁面に設置してください。


後脚が壁に沿って真っ直ぐになっていれば理想ですが、床が部屋の中央に向かって沈んでいる場合などは隙間が出ることもあります。

調整する場合は、組み立て補助台を下に入れてから、前後脚のボルトを緩めれば、ボルト下穴には少しの遊びがありますので、

微調整も可能かもしれませんが、固定家具ですので、4本の足の下にスペーサーを入れて調節するのが無難かと思います。




以上、大変長い説明となってしまいました。


また、お客様におかれましては、大変長くお待たせしたのにもかかわらず、様々なお気遣いをして頂いたことに感謝いたします。

お陰さまで全力投球で製作することが出来ました。

この度は、ご注文、誠にありがとうございました。














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