深川小学校 日々のできごと

深川っ子の学習や生活の様子、季節、地域の話題をお届けしています。学校をより身近に感じていただけたら幸いです。

天体ショーの秘密道具

2009年07月18日 | 学校生活

7月22日、日本では46年ぶりの皆既日食があります。関東では部分日食ですが、この世紀の天体ショーをしっかりとらえようと、今、高学年では2つの同時プロジェクトがあります。

一つは、6年生が校庭で日食の観測をします。

もう一つは、当日臨海学校で富津にいる5年生が海辺で日食の観測をします。

 以前は、ススをつけたガラス板や下じきなどが、太陽を観察する方法の一つとして紹介されることがありました。しかし、現在では目に直接当たるのであぶない方法だと考えられています。
 そこで今回の日食の観測では、専用の遮光(しゃこう)板を使うほかに、直接太陽を見ないでも観測できる装置を作りました。中心となったのは、本校の理科支援員の加納先生です。

  臨海学校での5年生は、持ち運びするため牛乳パックを集めて観察道具を作りました。6年生は、牛乳パックの観察道具(前日の21日に作る予定)のほかに、加納先生が ダンボールで作った巨大な観察道具でも、観測します。

 どちらの観察道具も上に 小さな穴を開けて、日食中の太陽の光を当てると、穴を通って影の中に映った太陽の光が、欠けた太陽の形になっています。(ピンホールカメラの原理です。)

22日、どうか晴れますように(天気予報が少し心配です)

 

日食についてのくわしい情報は

国立天文台 http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/

日食の観察方法http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/obs.html

日食きっずhttp://www.daiei.co.jp/topics/eclipse/