ボディビルダー ゴリ高梨のゴリ日記

バナナでパンプアップ 

座談会

2011-04-10 19:33:10 | Weblog
今日は月刊ボディビルディングの座談会が都内であり、

行って参りました。

参加者は東大の石井先生、長崎から高西さん、宮崎から浅見先生、

小野寺さん、現役ボディビル選手から須山君と私でした。

以前に筋力測定マシンを使って筋力の測定(チェストプレスと

ローイング)を行い、グラフで筋出力の仕方がどのようになっているか、

が出ており、今回はその測定結果を踏まえた上での座談会となりました。

測定結果は、チェストプレスで須山君が爆発的に筋力を出力しているのに

対して、私はグラフの曲線がフラット(平ら)で非常に対照的なものでした。

この測定結果から、私は筋肉に効かせるトレーニングを行ってきたことが

グラフ上からも明らかになり、逆に須山君は効かせるというよりも、より

大きな筋力を出すトレーニングに注力してきたことが明らかになりました。

座談会の中で須山君がこんなことを言っていました。

「今まで行なってきたトレーニングで筋肉のボリュームは出せていたが、

これからは筋肉の質感や密度を上げていくトレーニング

(本人はパーシャルトレーニングと言っていました)を行い、

それにより筋力測定の結果(グラフの曲線)が変わったら面白い」

逆に私としては、今まで行なってきたトレーニングで筋肉の質感や密度は

ある程度出せてきたと思うので、須山君のように爆発的に筋出力をするような

トレーニングを積極的に取り入れていくと、筋肉のボリュームが出て自分の

弱点の改善につながるのではないか、と思いました。

そういった意味で今回の筋力測定は、自らのトレーニングを客観的にみる

良い機会となりました。

座談会では筋力測定の話しから広がっていって、どのようなトレーニングを

行なうと筋肉は発達するのか、ボディビルでチャンピオンになるために必要

な要素とは何か、といったことにまで及びました。

例えば1980年代から90年代初めにかけて活躍したリッチ・ギャスパリ

が、”NEW AGE MUSCLE”と言われ筋肉の密度、バスキュラリティ(血管の浮き出

具合のことを指して言います)でおしたが、結局当時のチャンピオンの

リー・ヘイニーには勝てなかったことなどです。

石井先生のお話しによると、最近の研究結果で、低負荷の高回数トレーニング

でも筋肉は発達することがわかってきた、とのことです。

これは例えば1REP MAXの20%程の強度で100回を3セット程行なう、という

ものだそうです。

ただ1セットでは強度が低くなってしまうため、3セットは行なわなければ

効果は出ない、とのことです。

ただこのトレーニングを実際に行おうとすると非常に苦痛を伴うものとなり、

かなり精神的にはしんどい、とのことです。

結局ハードトレーニングを行わないと筋肉は発達しない、ということですね。


と、上記のこと以外にもここでは書ききれないほど面白いお話を聞くことが

出来、大変有意義な1日を過ごさせて頂きました。

私個人としましても、今後の自分のトレーニングの方向性を再確認すること

が出来、大変ためになりました。

本日座談会に参加された皆様、ありがとうございました。


高梨 圭祐













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2 コメント

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こんにちは (24歳ビルダー)
2011-04-23 21:30:25
こんにちは!
ヘイニーは確かに一人だけでかかったですからね!
ヘイニー最後のオリンピアでは、ドリアンもいましたよね!
高梨さん、ご質問よろしいですか?背中(下背)の部分の発達は、リバース、パラレルどちらのグリップがいいでしょうか?
半円のような背中になりたいです・・
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Unknown (ゴリ)
2011-04-24 01:03:06
24歳ビルダーさん、

こんにちは。

ヘイニーはデカイだけではなく、かっこよかったですね。

背中下部はアンダーグリップがいいと思います。

私はプルダウンをアンダーグリップでよくやりますが、広背筋の下部によく効きます。
返信する

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