モンクリ配役が、発表になりました。
そんなこともあろうかと、
昨日はあそこまでで、「つづく」に持ち込んだのですが……
あれぇ?
結局、息子世代と絡んでいく感じではないわけか!
もしかすると、
ダンテスが逮捕されるところやらも、
それなりに描いて行くのかも?
「復活」の場合を思い起こすと?
あの裁判の場面の終了までに掛けた時間を、
逮捕されるところまでに、掛けてもおかしくはない。
冒頭に、エドモンとメルセデスの幸せな場面が…
それを冷たい眼差しで見つめる男たちが……
助けてくれと訴えるエドモンを、笑顔で騙して、牢獄に突き落とす男が…
観客に印象づけるために、それなりに描かれるということなのかもしれない。
あれだけの登場人物が出て来る物語なのに、
まだ、
誰なの、それ?
というキャストが居て、ぎょっとする。
一体、どんなアプローチなんだろう?
私も、登場人物の名前を、
しっかり覚えていられるタイプでもない(ダメじゃん)ので、
ただ、忘れてしまっている可能性もありますが、
ミス・メアリーって??一体何?(苦笑)
伯爵は、イギリス人に変装はしますが、
物語は、英国には舞台を移さないのです。
何だろ?ストーリーテラーが出て来るような、進め方なのかなぁ?
私が判る範囲で、ご説明しましょう。
昨日、挙げた、ローマの場面ですが、
ヴァンパが出て来る以上、
アルベール・ド・モルセール(フェルナンとメルセデスの息子)が、伯爵と出会う場面は出て来る、ということですね。
原作を吹っ飛ばしてしまえば、
ヴァンパが、パリまでついて来てしまうかもしれませんが、
そうなる方が、ぴろきくんファンの皆さんとしては、嬉しいことでしょう。
原作では、ヴァンパは、ローマの山賊で、
お祭りで浮かれて声を掛けた女の子(これが、実は、ヴァンパの女)に騙され、
ヴァンパにさらわれ、身代金を要求される…
というくんだりと、
ダングラール氏の最後の場面で、
登場することになっています。
山賊ですが、鉄砲の腕前だけではなく、
頭が切れる…上に、インテリジェンスの高さも窺わせる、
ちょっと素敵な存在です。
せーこ嬢、たら嬢について。
役名だけ見て、
誰よ??
と思ったのですが、
もしやと思って、確認しましたとも!
奥さん連中は、あまり名前が出て来ないもので…
せーこ嬢のエロイーズさんというのは、
エロイーズ・ド・ヴィルフォール、
ちー氏演ずる、ヴィルフォール検事総長の二人目の奥さんです。
一方、たら嬢は、
エルミーヌ・ド・ダングラール。
ゆーみさん演ずる、ダングラール男爵の奥さん……で、す、が。
実は、ダングラール男爵と結婚する以前…
エロイーズが、ヴィルフォール氏と結婚する前…前の奥さんが生きている間(だと思う)、
ヴィルフォール氏と不倫関係にあった女性。
しかし、この二人の間の子の役が、出て来てないので、
もしかすると、この不倫関係は、描かれずに終わるかも?
でも、ここを描かないと、
ベルツッチオ(づっ氏)の活躍指数が下がるというか……
ベルツッチオは、ヴィルフォール氏に復讐した(つもり)の時に、
たまたま、生まれたばかりのエルミーヌとの我が子が死んだと思い込み、
庭に埋めようとしていたヴィルフォールから、
たまたま救い出す結果となった男の子の、養父になるというくんだりがあるのですが、
この息子、ベネディットという青年の役が無いところを見ると、
このくんだり自体が無いのか?
…いや、そうしたら、
どうやって、ヴィルフォールが破滅に向かうのか?
ヴィルフォールの父親の名前も、娘の名前も、
その恋仲の、モレル氏の息子の名前も出て来ないところに、
ちーファンとして、不安があるのですが……。
ある程度、ちゃんと描かれていたら、
案外、美味しいこと満載じゃないかなぁ…
と、いや、少なくとも、ロイエンタールのように、
匂わせてくれる芝居は、期待していいだろうと、思うのであります。
さて、やや、ぐちゃぐちゃして参りました(笑)。
もう少し、整理してみましょうか?
☆エドモン・ダンテス
マルセイユの船乗り。船長になれる、結婚できる、その直前に、逮捕され、14年間投獄される。
脱獄後、フェリア司祭から譲り受けた財宝により、
モンテ・クリスト伯爵と名乗り、復讐を(注:本当は恩返しも)はじめる。
☆メルセデス・ド・モルセール
エドモンの婚約者。エドモン逮捕後、従兄にほだされて、結婚。
☆ファリア司祭
牢獄で、エドモンと出会い、彼に、自分の持てる学識、語学など全てを教える。
彼だけが、受け継ぎ、知っていた財宝の隠し場所を教え、病に斃れる。
☆モレル氏
ダンテスが雇われていた船会社の社長。
ダンテスを可愛がり、ダンテス逮捕後も、ダンテスを救いだそうと奔走する。
脱獄後、伯爵は、モレル氏の窮地を救い、モレル氏の子どもたちに対しても、愛情を掛けていくのですが…
でも、この子どもたちが、配役に含まれていないので、
あくまでも、復讐劇に偏って、展開して行くのかなぁ?
☆ダングラール男爵
モレル氏の船会社で、エドモンと同じ船に乗っていた会計士。
エドモンが、ナポレオン党の手紙を預かったのでは、と疑うところから、
当局(その時は、王が政権を握っていた)への、告発状を書いてみせる。
その後、銀行家に上り詰め、男爵の爵位を手に入れる。
☆フェルナン・ド・モルセール公爵
メルセデスに恋する彼女の従兄。
捨てられていた告発状を拾い上げ、こっそり、当局に提出する。
その後、戦争に行くが、その先で、卑怯なことを重ねて、出世と金を得て帰還、
そんなこととは知らず、帰らぬダンテスに待ち疲れたメルセデスは、彼と結婚する。
二人の間の息子が、アルベール・ド・モルセール。
☆ヴィルフォール検事総長。
ダンテス逮捕時の検事代理。
無実を訴えるダンテスに、助けると約束しながら、
彼が持っていた手紙を取り上げ、握り潰し、
極悪人として、監獄へ送り込む。
実は、その手紙が、ナポレオン党の自分の父親宛てであったのが理由なのだが…
(ヴィルフォール自身は、その時は王党派が権力を持っていたので、王党派についている)
さ、これで、敵(かたき)が三人揃いました。
☆ベルツッチオ
伯爵に恩義がある使用人。
伯爵としては、前述のベネディットのくんだりを知っていて、
牢獄から彼を救い出して、使っているのですが…。
☆ボーシャン
アルベールの友人の新聞記者。
フェルナンの過去が、明るみに出て来るところで、
アルベールの力になろうとする人物。
☆エデ
エジプトのお姫様。
しかし、いち兵士の裏切りにより、国はトルコに売られ、
両親を失い、奴隷として売られる。
その後、伯爵に買われ、伯爵の奴隷となっている。
……奴隷と言っても、大切に飼われていますから悪しからず。
原作だと、ラストは……ですが、
宝塚版では、どうするんでしょう?
そんなこともあろうかと、
昨日はあそこまでで、「つづく」に持ち込んだのですが……
あれぇ?
結局、息子世代と絡んでいく感じではないわけか!
もしかすると、
ダンテスが逮捕されるところやらも、
それなりに描いて行くのかも?
「復活」の場合を思い起こすと?
あの裁判の場面の終了までに掛けた時間を、
逮捕されるところまでに、掛けてもおかしくはない。
冒頭に、エドモンとメルセデスの幸せな場面が…
それを冷たい眼差しで見つめる男たちが……
助けてくれと訴えるエドモンを、笑顔で騙して、牢獄に突き落とす男が…
観客に印象づけるために、それなりに描かれるということなのかもしれない。
あれだけの登場人物が出て来る物語なのに、
まだ、
誰なの、それ?
というキャストが居て、ぎょっとする。
一体、どんなアプローチなんだろう?
私も、登場人物の名前を、
しっかり覚えていられるタイプでもない(ダメじゃん)ので、
ただ、忘れてしまっている可能性もありますが、
ミス・メアリーって??一体何?(苦笑)
伯爵は、イギリス人に変装はしますが、
物語は、英国には舞台を移さないのです。
何だろ?ストーリーテラーが出て来るような、進め方なのかなぁ?
私が判る範囲で、ご説明しましょう。
昨日、挙げた、ローマの場面ですが、
ヴァンパが出て来る以上、
アルベール・ド・モルセール(フェルナンとメルセデスの息子)が、伯爵と出会う場面は出て来る、ということですね。
原作を吹っ飛ばしてしまえば、
ヴァンパが、パリまでついて来てしまうかもしれませんが、
そうなる方が、ぴろきくんファンの皆さんとしては、嬉しいことでしょう。
原作では、ヴァンパは、ローマの山賊で、
お祭りで浮かれて声を掛けた女の子(これが、実は、ヴァンパの女)に騙され、
ヴァンパにさらわれ、身代金を要求される…
というくんだりと、
ダングラール氏の最後の場面で、
登場することになっています。
山賊ですが、鉄砲の腕前だけではなく、
頭が切れる…上に、インテリジェンスの高さも窺わせる、
ちょっと素敵な存在です。
せーこ嬢、たら嬢について。
役名だけ見て、
誰よ??
と思ったのですが、
もしやと思って、確認しましたとも!
奥さん連中は、あまり名前が出て来ないもので…
せーこ嬢のエロイーズさんというのは、
エロイーズ・ド・ヴィルフォール、
ちー氏演ずる、ヴィルフォール検事総長の二人目の奥さんです。
一方、たら嬢は、
エルミーヌ・ド・ダングラール。
ゆーみさん演ずる、ダングラール男爵の奥さん……で、す、が。
実は、ダングラール男爵と結婚する以前…
エロイーズが、ヴィルフォール氏と結婚する前…前の奥さんが生きている間(だと思う)、
ヴィルフォール氏と不倫関係にあった女性。
しかし、この二人の間の子の役が、出て来てないので、
もしかすると、この不倫関係は、描かれずに終わるかも?
でも、ここを描かないと、
ベルツッチオ(づっ氏)の活躍指数が下がるというか……
ベルツッチオは、ヴィルフォール氏に復讐した(つもり)の時に、
たまたま、生まれたばかりのエルミーヌとの我が子が死んだと思い込み、
庭に埋めようとしていたヴィルフォールから、
たまたま救い出す結果となった男の子の、養父になるというくんだりがあるのですが、
この息子、ベネディットという青年の役が無いところを見ると、
このくんだり自体が無いのか?
…いや、そうしたら、
どうやって、ヴィルフォールが破滅に向かうのか?
ヴィルフォールの父親の名前も、娘の名前も、
その恋仲の、モレル氏の息子の名前も出て来ないところに、
ちーファンとして、不安があるのですが……。
ある程度、ちゃんと描かれていたら、
案外、美味しいこと満載じゃないかなぁ…
と、いや、少なくとも、ロイエンタールのように、
匂わせてくれる芝居は、期待していいだろうと、思うのであります。
さて、やや、ぐちゃぐちゃして参りました(笑)。
もう少し、整理してみましょうか?
☆エドモン・ダンテス
マルセイユの船乗り。船長になれる、結婚できる、その直前に、逮捕され、14年間投獄される。
脱獄後、フェリア司祭から譲り受けた財宝により、
モンテ・クリスト伯爵と名乗り、復讐を(注:本当は恩返しも)はじめる。
☆メルセデス・ド・モルセール
エドモンの婚約者。エドモン逮捕後、従兄にほだされて、結婚。
☆ファリア司祭
牢獄で、エドモンと出会い、彼に、自分の持てる学識、語学など全てを教える。
彼だけが、受け継ぎ、知っていた財宝の隠し場所を教え、病に斃れる。
☆モレル氏
ダンテスが雇われていた船会社の社長。
ダンテスを可愛がり、ダンテス逮捕後も、ダンテスを救いだそうと奔走する。
脱獄後、伯爵は、モレル氏の窮地を救い、モレル氏の子どもたちに対しても、愛情を掛けていくのですが…
でも、この子どもたちが、配役に含まれていないので、
あくまでも、復讐劇に偏って、展開して行くのかなぁ?
☆ダングラール男爵
モレル氏の船会社で、エドモンと同じ船に乗っていた会計士。
エドモンが、ナポレオン党の手紙を預かったのでは、と疑うところから、
当局(その時は、王が政権を握っていた)への、告発状を書いてみせる。
その後、銀行家に上り詰め、男爵の爵位を手に入れる。
☆フェルナン・ド・モルセール公爵
メルセデスに恋する彼女の従兄。
捨てられていた告発状を拾い上げ、こっそり、当局に提出する。
その後、戦争に行くが、その先で、卑怯なことを重ねて、出世と金を得て帰還、
そんなこととは知らず、帰らぬダンテスに待ち疲れたメルセデスは、彼と結婚する。
二人の間の息子が、アルベール・ド・モルセール。
☆ヴィルフォール検事総長。
ダンテス逮捕時の検事代理。
無実を訴えるダンテスに、助けると約束しながら、
彼が持っていた手紙を取り上げ、握り潰し、
極悪人として、監獄へ送り込む。
実は、その手紙が、ナポレオン党の自分の父親宛てであったのが理由なのだが…
(ヴィルフォール自身は、その時は王党派が権力を持っていたので、王党派についている)
さ、これで、敵(かたき)が三人揃いました。
☆ベルツッチオ
伯爵に恩義がある使用人。
伯爵としては、前述のベネディットのくんだりを知っていて、
牢獄から彼を救い出して、使っているのですが…。
☆ボーシャン
アルベールの友人の新聞記者。
フェルナンの過去が、明るみに出て来るところで、
アルベールの力になろうとする人物。
☆エデ
エジプトのお姫様。
しかし、いち兵士の裏切りにより、国はトルコに売られ、
両親を失い、奴隷として売られる。
その後、伯爵に買われ、伯爵の奴隷となっている。
……奴隷と言っても、大切に飼われていますから悪しからず。
原作だと、ラストは……ですが、
宝塚版では、どうするんでしょう?