はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

舞踊会、お気に入りだったところ

2011-11-23 23:55:04 | Weblog
舞踊会のニュース映像が、流れていますが……

こりゃあ、上手いこと編集してるなぁ……
…というのが、私の感想。

つまりは、ニュース映像だけを観たのでは、
あんまり実力差…あるいは、出来栄えの違いがわからない。
素人目には。

よくよく見れば、
その細かいところに違いは見えるんだけど、
生と違い、映像ってのは、あんまりわかんないもんだなぁと……
それは、普段の公演の映像でも思うことですが。

やっぱり、生に勝るものなしっ。


今回の舞踊会、
私の中での、スーパーサプライズは、ねねちゃんの躍進でした。
2年前は、ビジュアルクィーンで、
ああっ動かないでっ!
というのが感想だったのが、
今回は、見事に日舞になっていた。

日本物のショーも経験されたからねぇ…
と思ったのですが、後に、
ああ、そういう問題じゃないのかと、知る結果(ねねちゃんの演技ではないところです)に出くわし、
ねねちゃんご本人の努力と何かを掴まれたからなんだと、
理解した次第でございます。

映像でも、しっかり首が据わっているのが、わかりますね。
非常に、はんなりと品のある舞子さんに仕上げておられます。
観ていて、楽しかった。


そして、みわっち氏の素敵だったこと!
派手さではないんですが、
にほいたつ、日本のかほり?

腰の位置を低く取り、
その安定感、動きの在り方。
独特の重厚感と美しさ。
気付くと、目が引き付けられておりました。


対で舞われる場合、
両方の実力が、ある程度拮抗していないと、
どうしても、片方に目が行ったりするもんなんだなぁ…
と今回は、特に思った舞踊会なのですが、
そんな中、舞踊会のスターとも言えるんじゃないかと思う、
鶴美・白妙ペアは、安心して堪能させて下さるお二人でした。

そうですよね。
こういう発表会は、
実力がある人に機会を与えるべきだし、
観る方も、そういう物を観たいわけですよ。


蘭ちゃんのお面のくんだり…つまりは、盛り上がってくところが、
全く映っていなかったのと同じように、
涼氏の盛り上がり、扇技も、全く映っていませんで。

それが、映像としてのバランスを保つということであれば、
それは違うだろう?と物申したいくらいです。

涼氏の良いところは、
亀ちゃんじゃないんだぞ?
と、ツッコミを入れたい映像でしたよ。
むしろ、映らなくていいから!

だって、亀ちゃんが居ると、
亀ちゃんを見ちゃうんだもの。
……って、まさに、一緒にせりあがって来てから、私が亀ちゃんの虜であったことがばればれ?(笑)

だって、あんな可愛いものがあったら、
動くの?
君は、何が出来るの?
って、興味津々になるじゃない?
物凄く、演者を喰う、小道具でありました。

で、この亀ちゃん。
途中で、踵を返し、帰るんですよ、ご自分で(当然、紐か何かで、引っ張られてでしょうが)。

可愛いっ!
ああっ、帰らないで~っ!
(注:完全に見方を間違ってます)

ええ……コホン。
そんな訳で、亀ちゃんは、危険な登場人物?なのです。
涼氏の見せ場は、扇技でした。

お稽古で使っている扇と、
本番で使っている扇とは、多分違うんだろうなぁ…
怖いなぁ…という予感が的中なところもありましたが、
それは、一度きりの本番、仕方がないことですよね。

殆どの技が上手く行ってるのですから、
そういうところを映してくれたらいいのに…
と、思う訳です。


是非とも、
お正月には、放送になると思われる、
CSの本放送をご覧戴けたらと思います。
観て、観て、観て~って言いたい場面は、全てそこでしか流してくれないみたいなので。

…亀ちゃんが去り行く姿も映るかしらねぇ…
(えぇ~っ、そこ?)

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