みさきさんへの感想。

ああ……
ほんのちょっとしか、絡ませてもらえないうちに、
他所へお嫁にやらねばならないのか……。
悔しさを越えて、腹ただしい後味の私であります。

でも、もしかすると、
最近のトップ娘役就任の条件は、
がっつり二番手娘役をやらないで、就任させるという流れなのかもしれないなぁ。

がっつり…
トップさんと絡んで芝居をするような二番手娘役さんは、
二番手娘役さんまでで退団されてしまうような。
そういう役割分担なのかしら？

いや、二番手娘役さんをしっかり務め上げる方々だって、
最近は、ショーでは、トップさんとしっかり絡んだりしてなくないですか？

そりゃ……
スーパートップ娘役さんだったら、独占？有りかもしれないけどさぁ。。。

ピラミッドって何だろう…
と思う今日この頃なのであります。

お芝居好きとしては、
芝居が出来る子、表現力が豊かな…深い子と、
ご贔屓と沢山芝居してくれると幸せです。

ああ……
くみちゃん……(淋)。


今、今回の芝居にゆかりのあるところを訪ねる番組が放送されていますが、
その土地を辿りながら、何かを吸収している感じが…
空気感を自分の中に落とし込み、
聞いた話を、しっかりと自分にあてはめて考え…
としているプロフェッショナルな姿勢が、
観ていて頼もしくもあり、
そういう人だから、ああいう芝居になるんだなぁと、納得するのです。

感性も大切、
しかし、表現力というのは、積み重ねと計算とが、いかに細かく作り上げられているか、
普段から、いかに、いろんなことから吸収するか、
どんな表現を磨いているか…
そういうことなんだろうなぁと思うのです。

浄瑠璃のお姫様すら、
はじめてとは思えない表情を生み出させたくみちゃん。
常に、表現に心掛けていることがあるからこそ、
自在に動かせない、自分で人形の表情を見ることが出来ないながらも、
あそこまで出来たんだろうなぁと…感心するのです。

その日頃の努力が、
今回のお芝居には、遺憾無く発揮され…
多分、更に深化されている。
トップ娘役に相応しいお芝居をみせていただきました。


お芝居全体の感想は、改めて。

…観るのを迷っておられる方がいらしたら。
観て、後悔されることはないと思いますよ。
流れるような展開に、引き込まれること請け合いです。