ユウガさんは、今公演、
台詞を噛んでしまわないようにするのが、ご自分との闘いのように見受けられる。
特に、公演が始まった頃は、
あの花婿衣裳のまま、熱く語るところがトラウマのようになっておられるのか、
「大西洋無着陸飛行を成し遂げた英雄リンドバーグと結婚した方が」
のところで、うまく行かないことが、何度かあったご様子。
なので、ここを無事にクリアすると、
観ている私も、ほぉぉと胸を撫で下ろす感じがあった。
実際、大変に言いにくい台詞だとも思うけれど、
言いにくさから言えば、まだまだそういう台詞はあると思う。
マッカーサー氏は、いろいろと長台詞だから。
で、この日の観劇では、
無着陸飛行は、うまく行った。
なので、私も、その後は緩い意識で台詞を聴いていた…のですが!
ユウガ氏の試練は、将校クラブ、あのパーティの場面で到来した。
「シェイクスピアも言っている」
というところで、シェイクスピアが、シェイク…ス…ピアくらいに、分断されてしまったのだ。
これは、私にとっては初めての体験だったので、
ここで???
と、目を見張る。
…私の場合は、この台詞は別の場所を……
マイクをつけてない方(笑)を観ながら聴いているので、
この偉大なる劇作家の名前をアレンジしてしまった時のマッカーサー氏の表情を「見張った」訳ではないけれど。
これは、みんなの中でも大変に印象に残る「試練」だったようで、
休憩になった途端に、口々に
「シェイクスピアが」
と漏らす面々。
そうだよね…誰もが、何をどう噛んだか判る、大変に判りやすい台詞であった。
しかも、普段の生活で、「シェイクスピア」と発するのにそんなに苦労しないフレーズであるだけに、、、。
GW明けで、出演者は、みんなお疲れだから…ね?
しかし、一度しか観ないのに、こんな噛み方に出くわすとは、
なかなか、美味しい人たち?
私としては、
特攻隊の場面で、膝をついてる振りの時に、
蘭ちゃんが一瞬よれて、脚をつき直したことに、まず、ドキっとした。
……銀橋の階段から「消えた」こと(笑)を除けば、
あと1回しか、グラッとしたのを観たことがないので、
あああ、何でまたこんな時に!と思ったんだけど、
とかく、タイミングとは、そういうものかもな、とも思った。
だけど、きっと、このくらいは、みんなには、あんまり気付かれないだろう…?
ファンだけが、ドキドキするのだ。…きっとね。
が…まだまだ私は甘かった。
蘭ちゃんの試練は、この後に控えていたのだ。
それは、ショーの、大空の場面。
被っていた帽子を、
ぽーんと放ってキャッチしてその勢いで一度回り、
腕に持ち直して抱え、数歩出て来て、くるくるっと回るという振り。
いつもは、帽子を落とさないように、次のカウントに間に合うように意識してるのがよくわかる投げ方をする蘭ちゃん。
顔だけは、空まで飛んでけ!とばかりの、
爽やか且つ、満面の笑顔…の筈が、
なんか、今日は、投げ方もいくらか気持ちよさそうだな…と思った次の瞬間、
落ちて来た帽子が、蘭ちゃんの手元で、あさっての方向に飛びました。
私の頭には、
キャッチし損ねた瞬間から、コマ送りみたいに連写画像みたいに記憶が残っている。
私は思わず、この瞬間に悲鳴をあげそうになって…
というか、ほとんど「衣を裂くような悲鳴」に近い感じで、大きく息を吸い込んだ。
思わず、動揺のあまりに、オペラグラスを外してしまう私。
私には、ものすごく、帽子が転がって、
蘭ちゃんが隊列に戻れるまで、長~くかかったように感じられた。
オペラグラスを下ろした自分にも驚いて、
慌ててオペラグラスを上げ直したんだけど、
その時には、一人客席に背中を向けた状態だった蘭ちゃんが、
無事に、帽子を手にして、こちらに向き直ろうとしていた。
後から考えたら、くるくるっと回る振りには間に合ってたんだから、
ほんの一瞬だったに違いない。
蘭ちゃんご本人が、お茶会でおっしゃったことには、
初めて、帽子を落とされた、とのこと。
そして、下級生が拾ってくれたのだそうですが…
私には、拾ってもらう姿は、さっぱり見えてなくて、
とにかく、蘭ちゃんが身をかがめる背中ばかりが印象に残ってるんだよなぁ。
Tちゃんは、
「やっちゃった(てへっ)、みたいに笑ってたよね」
っておっしゃるんだけど、
私には、そこまで見る余裕はなくて、
蘭ちゃんの笑顔が、こわ張る方向性でななかった、程度の認識でした。
なんで、ご贔屓のミステイクには、こんなにドキドキしてしまうんだろうね(苦笑)。
ちなみに、お茶会でのトーク。
遠慮がちに、帽子を投げておられるように見えますが?
という、司会の方の言葉に、蘭ちゃん、
「ええっ?そう?だって、カウントに間に合うんですか?
そうなの……?(悩)
…下級生にきいておきます」
つづく。
台詞を噛んでしまわないようにするのが、ご自分との闘いのように見受けられる。
特に、公演が始まった頃は、
あの花婿衣裳のまま、熱く語るところがトラウマのようになっておられるのか、
「大西洋無着陸飛行を成し遂げた英雄リンドバーグと結婚した方が」
のところで、うまく行かないことが、何度かあったご様子。
なので、ここを無事にクリアすると、
観ている私も、ほぉぉと胸を撫で下ろす感じがあった。
実際、大変に言いにくい台詞だとも思うけれど、
言いにくさから言えば、まだまだそういう台詞はあると思う。
マッカーサー氏は、いろいろと長台詞だから。
で、この日の観劇では、
無着陸飛行は、うまく行った。
なので、私も、その後は緩い意識で台詞を聴いていた…のですが!
ユウガ氏の試練は、将校クラブ、あのパーティの場面で到来した。
「シェイクスピアも言っている」
というところで、シェイクスピアが、シェイク…ス…ピアくらいに、分断されてしまったのだ。
これは、私にとっては初めての体験だったので、
ここで???
と、目を見張る。
…私の場合は、この台詞は別の場所を……
マイクをつけてない方(笑)を観ながら聴いているので、
この偉大なる劇作家の名前をアレンジしてしまった時のマッカーサー氏の表情を「見張った」訳ではないけれど。
これは、みんなの中でも大変に印象に残る「試練」だったようで、
休憩になった途端に、口々に
「シェイクスピアが」
と漏らす面々。
そうだよね…誰もが、何をどう噛んだか判る、大変に判りやすい台詞であった。
しかも、普段の生活で、「シェイクスピア」と発するのにそんなに苦労しないフレーズであるだけに、、、。
GW明けで、出演者は、みんなお疲れだから…ね?
しかし、一度しか観ないのに、こんな噛み方に出くわすとは、
なかなか、美味しい人たち?
私としては、
特攻隊の場面で、膝をついてる振りの時に、
蘭ちゃんが一瞬よれて、脚をつき直したことに、まず、ドキっとした。
……銀橋の階段から「消えた」こと(笑)を除けば、
あと1回しか、グラッとしたのを観たことがないので、
あああ、何でまたこんな時に!と思ったんだけど、
とかく、タイミングとは、そういうものかもな、とも思った。
だけど、きっと、このくらいは、みんなには、あんまり気付かれないだろう…?
ファンだけが、ドキドキするのだ。…きっとね。
が…まだまだ私は甘かった。
蘭ちゃんの試練は、この後に控えていたのだ。
それは、ショーの、大空の場面。
被っていた帽子を、
ぽーんと放ってキャッチしてその勢いで一度回り、
腕に持ち直して抱え、数歩出て来て、くるくるっと回るという振り。
いつもは、帽子を落とさないように、次のカウントに間に合うように意識してるのがよくわかる投げ方をする蘭ちゃん。
顔だけは、空まで飛んでけ!とばかりの、
爽やか且つ、満面の笑顔…の筈が、
なんか、今日は、投げ方もいくらか気持ちよさそうだな…と思った次の瞬間、
落ちて来た帽子が、蘭ちゃんの手元で、あさっての方向に飛びました。
私の頭には、
キャッチし損ねた瞬間から、コマ送りみたいに連写画像みたいに記憶が残っている。
私は思わず、この瞬間に悲鳴をあげそうになって…
というか、ほとんど「衣を裂くような悲鳴」に近い感じで、大きく息を吸い込んだ。
思わず、動揺のあまりに、オペラグラスを外してしまう私。
私には、ものすごく、帽子が転がって、
蘭ちゃんが隊列に戻れるまで、長~くかかったように感じられた。
オペラグラスを下ろした自分にも驚いて、
慌ててオペラグラスを上げ直したんだけど、
その時には、一人客席に背中を向けた状態だった蘭ちゃんが、
無事に、帽子を手にして、こちらに向き直ろうとしていた。
後から考えたら、くるくるっと回る振りには間に合ってたんだから、
ほんの一瞬だったに違いない。
蘭ちゃんご本人が、お茶会でおっしゃったことには、
初めて、帽子を落とされた、とのこと。
そして、下級生が拾ってくれたのだそうですが…
私には、拾ってもらう姿は、さっぱり見えてなくて、
とにかく、蘭ちゃんが身をかがめる背中ばかりが印象に残ってるんだよなぁ。
Tちゃんは、
「やっちゃった(てへっ)、みたいに笑ってたよね」
っておっしゃるんだけど、
私には、そこまで見る余裕はなくて、
蘭ちゃんの笑顔が、こわ張る方向性でななかった、程度の認識でした。
なんで、ご贔屓のミステイクには、こんなにドキドキしてしまうんだろうね(苦笑)。
ちなみに、お茶会でのトーク。
遠慮がちに、帽子を投げておられるように見えますが?
という、司会の方の言葉に、蘭ちゃん、
「ええっ?そう?だって、カウントに間に合うんですか?
そうなの……?(悩)
…下級生にきいておきます」
つづく。