はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

博多第一回遠征メモ

2016-05-08 22:55:50 | Weblog


いろいろ新鮮です、王家博多バージョン。

ラダメスさんは、思慮深くなった感じがします。
お披露目の勢いと重なっていた夢に向かってキラキラしている感じは、
もう少し冷静さを伴い、着実に将軍への階段を登って来た人だからこそ、自分が選ばれる筈だ!と言い切っているように感じられます。
アイーダに、「私をひと時の感情に流され、生き方を変える人間だと見くびっているのか?」と怒るくんだりも、
見くびられるようなラダメスじゃないという方向から観られる。
(今までは、アイーダの恋故に見くびるはずはないという捉え方もあったと思う)


アイーダさんも、少し大人な感じがします。
「戦い」について、以前よりもっと大きな深い視点で物を見ているような印象。
以前は、戦いはやめねばならないということに対して情熱のような熱さを感じていたのですが、
戦いへの虚しさの方が強く感じました。

なので、ラダメスに対しても、
アムネリス様のところへ行きなさいと言うのも、
責めませんと言いながら、そこにあるであろう幸せを本当に祈っている部分も感じる。


アムネリスさん。
まだまだ、貴族のお嬢さんの域ではありますが、徐々に上がっては来ている感じ。
正直、しーちゃんの経験値では難しいんだろうなぁと思います。
うらりんは、立っているだけで王女だったし、何処を切り取っても王女だったんだなぁと思わずにはいられないし、
くみちゃんは、ずっと質素な衣装であるし、虐げられていても、
王女だという説得力がある。
そこをつくづく感じるのです。

しかし、歌が上手い。
回を重ねるごとに、その真価が磨かれてる感じがあるので、
この美声が高貴さや美しさに繋がって行けばと思うし、
傅(かしず)かれるのに慣れて、いい意味でもっと調子に乗って来たら、、、と思います。
私が次回観る時には、いい感じになっておられるんじゃないかな。


ウバルド兄さん。
私、ずんちゃん史上で一番好きかも。
鬘の毛量がもっと少ないと、もっといいんだけどな。

非常に複雑によく作られてる。
アイーダのことを変わったと責める彼らだけれども、
彼ら自身も変わってしまったんだろうなというのと、その背景にある辛い思い、憎しみ、そこに見え隠れする狂気めいた部分に哀しさを強く感じさせます。
秘めているものを、覗かせて来る感じのお芝居が好みです。


あき氏。
こっちの役の方が、しっくり来るなぁと思います。エチオピアチームにいた時よりも。
お友だちソングも軽快。


せーこ女史。
気品がある。アイーダの近くに仕える人であることに、非常に説得力がある。
噂のエチオピア兵は、側転以外のことはあんまり観られておりません。
観るところが多すぎて、無理ーー(笑)。


ラダメスの新しい衣装。
何が素敵って、上着の裾に鳥が居るのが素敵。
かなりの豪華なお衣装です。
ラダメス将軍が風格が増しているのと、よく合っていると思います。

…が。
重いんじゃないかなぁ。
一幕ラストのお衣装(ポスターでご着用)とどちらが重いんだろう?


エチオピアはスゴくてステキ
いやぁ、私はNOW ON STAGEを観て知っていてよかった!
いや、知っていてもついニヤニヤしちゃう。
みんながみんな、何でワザワザ変えたんだろう?って思いますわねぇ?

何でアイーダが、エジプト賛歌を歌うのか?
というツッコミを気にしていたのか?
それとも、私たちを笑わせたいのか?


本日、ちーちゃんご観劇
旦那さまを伴って、客席に現れた新妻ちーちゃん。
スカートに生脚?にスニーカー…流石のコーデでした。
私は、比較的席が近かったので、
きゃあどうしよう?
(注:私がどうこうする問題では、全くありませんが)
と、激しく動揺し、激しくテンションが上がる開演前(でも案外、1分程度?)でした。

二回公演三日目の最終公演。
ちーちゃん、いい時に来てくださいました。
出演者の皆さんもテンションが高く、気合をビシビシ感じましたよ。
お疲れの筈なのに、むしろ素晴らしい出来映え。

ショーになったら、嬉しさを隠せないというか見せたくてたまらない皆さん続出。
まず登場のパステル5人組。
りくちゃんもあからさまに笑いかけていましたが、
そこから、たまたま立ち位置にも恵まれ続ける某S氏。
本当はずっとちーちゃんに向かって掛けて居たいのに違いない…(笑)

可愛い、あまりにも可愛い。
何度も何度も何度も何度も、ちーちゃんとアイコンタクトを取るという行為も、
この笑顔も可愛い。
しかし、ここまで来ると面白くなって来て、緞帳が下りる時には、爆笑してました、私。

そして、勿論同期氏も。
多分芝居中でもさりげなくチェックしておいでだったと思うのですが、
恒例の投げキッスは、当然そっちに飛んで行ったし、
あきちゃんよりはさりげなさを装ってはいるけど、何度も笑顔を向けておられました、嬉しそうに。

自分に向けられた笑顔たちでもないのに、
何でこんなに嬉し楽しハッピーになれるんでしょうね、私も。
癒されましたし、パワーいただきました。

ちーちゃんの元気そうで、根本変わらない空気を拝見出来て、
本当にラッキーでした。
またお顔拝見できる機会に恵まれますように。


ということで、第一回遠征はあっという間に終わっちゃいました。
でも、楽しかったなぁ。
遠征を迷っておられる方がいらっしゃるようなら、
どなたのファンだとしても、お勧めです。