はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

O'S語り☆4

2013-02-21 23:59:20 | Weblog
かれこれ、観劇から、
2週間が近くなっていますが……

いや、まだ、10日と言ってもよいのかもしれない。
でも、どちらにしても、
この週末だって、遠征しないんだもんっ。
我慢なんだもんっ。

…つまりは、この冬に、
あまりにも、遠征したので(注:自分比)、
資金難なのだ。

いろいろ工夫し、頑張っても、
収入が増える見込みを感じられない仕事って、
つまんないなぁ……と、
改めて思う今日この頃。
こっそり、小遣い稼ぎが出来ることってないものかしらん。
(いつも、こんなことばかり、言ってる気がするけどさ)


とにかく、オーシャンズの話。

お友だちから、
あきら氏の登場は、せり上がりかと問われた時に、
私は、答えられませんでした。

せりが、上るイメージはある。
あきら氏が、歌いまくっていたイメージはある。
しかし、あきらくんが、上がって来たかどうか、覚えていなかったのだ。

…というか、上がって来たイメージはない。
でも、せりは動いていた……。
が、上がって来てないと言い切れもしなかった……。

それよりも、何よりも、
くるんくるんパーマをかけた、浅黒いあきらくんが、
今までの私のイメージを覆す、アピールの強さで登場したことに感心し、
おお~と喝采を送る気持ちが、大きかったので、
どんなふうに登場したかどうかは、二の次だったのです。

ビジュアルも、二枚目で美男子なあきら氏だけど、
どこか、弱いし、薄い人だなぁと、常々思っていました。
いわば、足元が、緩い…みたいなイメージ。
何かが、ちょっと足りない。
惜しい感じ。

初めてのこういう場面に、
あきらくんが、喜び、張り切って、
かなり頑張ってお稽古に力をいれまくっていた、
という、蘭氏のコメントに、
ああ、やっぱりなぁ…
と思ったのと、
蘭氏の中の期待と心配の入り混じった想いをも、感じたのです。

与えられることで、伸びること。
与えられたこと以上に、勝手にアピールしたり、やり込んだり、
を出来る子って、今は、減ってるのかもしれないですね。

周りや、上級生さんへの配慮や、遠慮が先に立つのかもしれない。
自分の着地点を、作り上げて、そこを目指す、そこを越える、
という頑張り方は、難しいのは、確かですよね。

でも、与えられたら。
努力する方向性や、必要な馬力、
埋めていかねばならない足りない部分、
描き上げる在りたい姿も、明確に描き出しやすくなるのかもしれない。
憧れて、見つめ続けてきたことでもあるからこそ。

あきらくんの、ここから先、が、
また、山だとは思いますが、
でも、一つの山を越えて来たのを、感じる登場でした。


二回目の観劇で、確認しておきましたよ。
登場自体は、せり上がりではありませんが、
せりを、カードのプレイテーブルに模し、上げて来るんですね。

お!間違ってはいなかったじゃん(笑)。

上がってくるせりの周りで、
歌い、アピールしてくる姿は、
とても素敵です。
たとえ、あきら氏自身が上がって来なくても。


また、違う形で、
一人で見せ場を与えられている、鳳くん。

ご覧になったお友だちが、
何の役だったかわからなかった…
とおっしゃるという逸話があるのですが、
元の金髪に、更にかつらを足して、
独特の風貌を作り出しておられる。

私は、鳳くんに、
トークなどで、ああいうスケールがあるのを感じていたので、
そこまで、意外ではありませんでしたが、
違うイメージを抱いておられると、びっくりするのかな?(笑)

キャラを、がっちり作り切っていて、
その確立してる部分と、
押し切る度胸とパワーとが、
独特のキャラを形成している。
…二枚目スターさんは、ちょっと横に置いといて。

でも、決して、やり過ぎてる感じがないのは、
ウケようという意識が見えないからかな。

持ち前の明るさが、
オタクっぽさを、忘れさせちゃうけど(笑)。
もう少し、内に篭る感じが、はっきりすると(注:やってない訳ではない)、
また、面白くなるように思いますが…

いや、独自の方向に発展するのも、
面白いかもしれませんね。ふふ。


つづく。