はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

お盆の1日ごとごと東京つあー≫23

2009-08-20 16:51:57 | Weblog
三ノ輪のアーケードで目立つのは、
安い飲み物とお菓子が山積みになっている商店が、
何店舗もあることでした。
なんでなんだろう?
思わず、買い物をしそうになりながら、
そのまま、まるまる自分の身に付く姿を想像して、思いとどまる。
ひゃあ、危ない危ない(笑)。

それにしても、
昭和のかほりがするアーケード商店街だこと!!
平成も20年を越えているのに、変わらずに保っている…
ザ・下町なればこそ、なんでしょうね。

喫茶店の類いも、あまりに昭和っぽすぎて、入りにくい。
暑いので、素敵スイーツをいただきたいのだけど、
翻る、氷のマークだけでは、あまりにも心もとなく…
私たちは、商店街を端まで歩き、
ダメだこりゃーと言いながら、引き返しておりました。

すると、さっきも通り過ぎたはずのところに、
何やら魅惑的な気配を放っているお店を発見したのです。
確かに、さっきも、見たし、それは覚えてるんだけど、
ただ、緑茶の小売りをしてるお店なのかと認識してたんだよね。
そういうお店があまりに多いから、勝手に思い込んでいた。

しかし、そこは、和風喫茶店でした。
こぢんまりとしていますが、店主のこだわりを感じるお店で…
アーケード商店街の中では、異彩を放っていたのでした。

クーラーの効いた店内。
メニューは、お餅類、そして、冷たいぜんざいやら…
お餅かぁ…
ずんだ餅かぁ…

私は、餅が好きで、豆が好きです。
しかし、昼に食べたパスタが、意外にボリュームがあったことと、
あまりにも、冷たいものへの憧れが強かった。

店主の一言。
「抹茶氷にも、小豆が載ってますよ」
…それにします!

オーダーしてから、
氷をかく音が、ずっと聞こえていました。
他にお客さんもいなかったので、確実に、それは私の氷のための音です。
長いなぁ…
どんなに大きなかき氷が来ちゃうんだろう。

…と、ワクワクして待った末、
出されたのが写真です。
この濃い抹茶の色!…お分かりいただけますでしょうか?

水っぽいところは、全部排除され、
氷の密度の高い、完全に緑の氷でした。
練乳も、既に抹茶氷に混ぜ込まれ…
いや、もはや練り込まれている、といった代物でした。

はい、皆さまのご想像に違わず、大変に美味でした。
ご馳走さまです!

食べ終わった後の器に残ったのは、
ほんの大さじ1杯強程度の、冷たい抹茶、という液体のみでした。
凝縮度の証拠、ですね。