お盆の1日ごとごと東京つあー≫19

舎人ライナーって、何だか知ってます？
私は、1日乗車券のリーフレットを見るまで知りませんでした。

あらかわ遊園から、再び都電に乗ると、
お友達が急に、舎人ライナーに乗りたいと言い出した。
「えっ。1日乗車券では乗れないんじゃないですか？」
「乗れるよー。乗れるんなら、乗ってみたい!!」
「…乗って、一体どこへ行くんで
すか？」

どこ…っていう目的があるわけではなく、
そして、舎人ライナーとはどんな車両なのかということも知っているわけでもなく、
お友達は、そこに乗ったことのない新しい路線があるから、乗りたい、と、
そういう訳であるらしい。

「河を2本越えるでしょ？」
その景観を、期待しておられるご様子。
そうかぁ、車窓の景色か…。
あんまり、考えたことがなかったなぁ。

でも、せっかく乗るんだったら、
ただ、どこかまで乗って引き返すのも、勿体ないと思った。
そこで、バス・都営線マップを凝視すると、
(これは、かなり緻密な地図の上に、路線図が重ねてあるものです)
舎人ライナーの路線にほどなく近いところに、西新井大師を発見しました。

当初、神社かお寺さんも訪れたいって言っていたんだけど、
このまま行くと、お参りはプランに入っては来なさそうなので、
この際、西新井大師に詣でるというのは、いかがだろうか？

すると、お友達は、
まぁ、それでもいいんじゃない的なテンションでした。
バスの利便が今一つわからず、
暑さの中、歩くには、微妙にしんどいような距離でもあるので、
バスに待たされるようなら、諦めて戻ろうということで、
とにかく、舎人ライナーに乗ってみることになりました。

で…
舎人ライナーのイメージは、ゆりかもめみたいな感じでした。
或いは、ディズニーラインみたいな？
お友達のご指摘は、窓が大きくて、景色が見易いと…
これまた、なるほどー、なご指摘でした。
しかも、高架ですから、見晴らしもよい。

そういう意味では、確かに、ただ、乗って帰ってくるのも、
楽しめる路線かもしれないですね。

お盆の1日ごとごと東京つあー≫18

しかし、乗ってみると、案外ちょうどよいサイズの観覧車でした。
近くには、高い建物がないために、
景色を楽しむには、問題がない。

そして、それでも、
てっぺん付近では、観覧車ならではの、ヒヤッとする感じも味わえる。
あの高さでも、私は観覧車が止まって、閉じ込められてしまったら、
絶対に自力で脱出はできないだろうと思う。

もうひとつ言えば、
観覧車の中は、かなり暑かったので、
あれ以上長く乗っていては、熱中症患者続出だろうな。

実際、私は、思っていた以上に加熱されたらしく、
…それも、かなり、じわじわと芯の奥まで温まった(苦笑)感覚で、
その後、冷房のきいた都電(確かにこんでるけど)に乗っても、汗がひかず、
その後乗った舎人ライナーでも、まだ暑くてたまらず…
基本的に、自分が暑さを感じにくい体質だと思っている私としては、ちょっとびっくりでした。

こんなに、持続するものなんだねー、暑さって。