はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

プレミアの巣窟

2007-08-14 20:16:48 | Weblog
そもそも、私はテレビを忘れずに録画するのが苦手です。

こないだ、THちゃんに、
「月のNOW ON STAGEを観ました」
と言われて、
ああ、もう放送になってるん??
と思った。

昨日は、
「宙のお稽古映像を見たら、七帆くんが居て、ほっとした」
とメールを頂いて、
ああ、お稽古が流れとるんか!
と、慌てて録画をする。

確かに、映像が流れていて、
たっぷり蘭ちゃんのお芝居やら、ダンスやらを観て満足する。
うん、うん、ラモンは泣けるなぁ…
(断片的なお稽古でうるうるしてどうするんだ?)

七帆くんは、頭にちょっとパーマがかかっていて、
髪がくるんくるんとしていた。
可愛い。

今日も、エリザの千秋楽が流れているのをすっかり忘れて、昼のニュースをちら見して思い出す。
こりゃ17:00のニュースで…
って思っていたのに、忘れた。
ほらほら、これだよ。


この「プレミアの巣窟」も、
昨日、オスカーランドのご案内を見て、そうかそうかと思ったのに、
やっぱりさっきまで忘れていた。
観られない番組ほど、気になって覚えていたりするのになぁ。
今回は、関東ローカルなのに、バチ当たりな!

とにかく、忘れないために、
ココに一言書いておくことにしました。
脳みそを使えば、大丈夫でしょう。。。?
(今、録画セットをできればいいんだけど、それが出来ないので困っている)

それから。
フジテレビのホームページの「イベント」のコーナー。
真ん中辺りの「イベント発 Daily News」のコーナーに、
「元宝塚・貴城けいさん来店!」なる記事がupされていた。
こういうチェックが苦手な私が見つけられたくらいだから、
とうの昔に皆さん、発見されていることでしょうけど。

もっと一瞬しか出ないのでは?と思ったくらいだったんだけど、
この感じなら、少しお話聞けるのかな?

とにかく、忘れないように録画録画…(苦笑)。
ちゃんと、感想を書けますように。
ちなみに、今夜26:08から。

雪エリザラスト観劇の話*下

2007-08-14 17:34:19 | Weblog
革命家たちは、殊更何が変わった、という印象は無かったのですが。
革命家たちが登場した瞬間、その背後にれのちゃんが居るのに、初めて気付きました。
この人数の少ない時には気付かず、
背後の幕が上がって、舞台に沢山乗っかってる状態からは知ってた…ってのは、どうなのよ?

あそこは、ひろみちゃんが登場だから、
反射的にまずオペラでガン見していたらしい。
長年の習慣とは、すごいもんだ。
しかも、プログラムを買わない不届き者なので、知り得ない。
ガン見したら最後、視界には入らないのだ。
…よかった、このラスト観劇があって。

いやぁ、しかし…
ソルさまの、何とも哀愁漂うツェップスさまは、やはり素敵でした。
前髪がいい感じに乱れてる、あの味わい!
あのばさばさぱさぱさ感は、若いもんには、やれる勇気がないでしょうな。

れのちゃん。
そんなわけで、その革命家の後ろに居ることと…
(これは、THちゃんに言ったら、「知ってましたよ!」と言われた。
きぃぃ、早く言ってよ、早くぅ…危うく見そびれるところよ?)
♪今日はビッグニュースがあるぞ~♪
を知ることができたので、満足です。
れのちゃんは、細々とよくお芝居をしてて…
そうそう、大使のところでは、
カメラの取り合いをしながら、相手が写そうとする時に、レンズを塞いだりしていた。
…でも、お相手はわかるんかなぁ、それ?(笑)

ちょっとお顔に疲れが出ていたれのちゃん。
ロケットでは、少し肩が薄くなった……かな?
若い子でも、暑い中の公演は大変だったことでしょうね…。


愛原実花ちゃん。
やっと、黒天使のかつらを覚えて、
後ろを向いてても、だいぶ彼女を判別出来るようになった私。
そうだった、黒天使というのは、閣下の分身だったのですね。
…すっかり忘れてたんですが、そう思って観ると、なるほどだった。

でも、閣下は、かなり伸び伸びとされてたので、
閣下が表に出さない苦悩…とかいう感じでもないよねぇ。
閣下が纏う、大きなマントの一端というイメージか。

この日は、初対面の…
お友達のご親戚の方とご一緒してました。
彼女は初見なので、注意しないと見逃す見所を、教えました。
1幕は、ラストの閣下の銀橋の登場の仕方。
私が観察してた感じだと、銀橋に乗った瞬間は見逃されたようでしたが、
それでも、かなり喜んでいただきました。

調子に乗った私は、
2幕は、ルキーニとマデレーネちゃんの、すみれコード吹っ飛ばしてるキスを見逃さないように、
とアドバイスしておきました。

さて。
バスタブ登場と共に、マデレーネちゃんに注目すると、
今日も一段と、美味しそうな唇で、ルキーニを流し目で誘っておられる。
ぷるんぷるんの唇は、キラキラしたものがちりばめられていて、
媚薬で潤ってるみたいでした。
あの唇は、、、男なら奪いたいだろう、そりゃ?

いや、ひろみ仲間の某ちゃんは、
我こそは奪いたい!
と拳を回しておいででした。
奪ってもいいんだけどさぁ……
閣下のキスより、危険なかほりよね♪
そのまま、意識を失い…あらぬ世界に連れて行かれそう。

あのマデレーネちゃんの世界ならば、覗いてみたいような気がするけど、
広がる泡風呂の世界の向こうに、トートが腕組みして立ってるんじゃ?
マデレーネちゃんが、ぴょんと泡から上がって、
閣下の背中の後ろに隠れちゃうと、
こっちは、閣下に首根っこ掴まれ、ポイッって棄てられて終わるんじゃないか…?
それは嫌だなぁ…。
よくぞフランツは、あの程度で済んだもんです。

私は、例によって忙しく、
マデレーネちゃんを観たり、
れのちゃんを観たり、
あたふたと過ごすウチに、
やっぱりお姉ちゃんたちも、ヤらしいおじちゃんたちも、全く観られぬまま…
マデレーネちゃんは、鏡の向こうに消えたのでした。

さて。
その後の、マダムはやっぱり見事に破廉恥。
「まぁっなんて破廉恥なっ!」
の台詞に、前回私が吹き出したのは書きましたが、
今回は慣れて、笑わなかった私の隣り…
お友達のご親戚は、プッと吹き出したのでした(笑)。
ナイス。

遠方に飛んで帰られたこの方、後からメールを下さいました。
マデレーネちゃん情報は、大変に役に立ったらしく、満足いただいたとのこと。
うーん、私、いいことをしたわ♪(笑)
…ね?



雪エリザラスト観劇の話*上

2007-08-14 00:29:11 | Weblog
終わった。
終わったら、久しぶりに朝寝坊でした。
そっか。週末は、朝は大体日比谷に居たのだ。

暑い。
考えたら、普段は会社で冷やされ、
日比谷でも、大概冷やされ…
一日中、冷房のないところに居たのは、
この夏初めてなのでした。
…そう、我が家には冷房がありません。
いや、まぁ、弟くんの部屋にはあるんだけど…。

終わったと思ったら、
脳みそが、思考停止状態になったので、
一日、ぼんやりとすごしていました。
でも…別に、何をやったって日々でもなかったんだけどな。


この間観た、某貸切公演のお話。
とにかく、となみちゃんのお芝居の変化に驚く。
ああ、そうか、トートがシシィに惚れるわけだよなぁって思う。
トートにとって、シシィの何が特別だったのか。

今までは、男前なところなのかな…と漠然と思っていた。
長身な人だってイメージがあるのと、
行動力のある…一風変わった人で…フランツだって、圧倒されっぱなし。
(フランツとしたら、ママも大概男前だから、だからシシィがいいのかな…)

となみちゃんのシシィは、生命力みなぎり、パワーがほとばしっていました。
あさちゃんのシシィは、その迫力に、「ああ、男役さんだからな」なんて思っていたのですが、
なんのなんの、となみちゃんは、その迫力を超えておられました。

あさちゃんは、女の子を演じるために、気をつけておられたところがあったでしょうけど、
となみちゃんは、男に見えてしまう心配をする必要がない分、突き進んでいかれたのかなぁ。
男前、だけど、男、ではないシシィ。
絵に描いたら、額縁をはみ出してしまうような勢いがすごかった。

「私だけに」なんか、
うまく歌おうって域ではなく、
私は、生きるのよぉっ!という意思の塊で歌っていた。
シシィは、生命の象徴でした。
あまりにも、相反するがゆえに、トートは、シシィに心奪われるんだろうなぁ。


そのミズちゃんは、そんなとなみシシィに対抗する手段なのか、
なかなかマイワールドに棲んでおいででした。
多分、ファンの方たちは、最高のミズちゃんのお姿なんじゃないかと思う。
大変に生き生きとしておられるし…、
いい感じでノリノリなんだろうと思う。

だけど…
ちょっと暴言ですが、
ミズちゃんが広げるのは、漆黒の闇ではないような気がする。
魑魅魍魎は棲んでそうだけど、、、。


フランツゆみこちゃんは、初見と前回の観劇の間、みたいな感じに見えました。
きらきら少年の眼差しは、ひょっとして、1階席特典なのだろうか。
初見は、立見だったけど、とにかく1階だったもんな。

そうそう、となみちゃんのことに戻るけど、
シシィのフランツへの愛情も、ごうごう燃えていた。
今まで、シシィはウッカリ、フランツに少女の恋をしちゃったんだろうって、
私は勝手に思っていたのですが、
「最後通告です」
って言うシシィの表情に、このままドアを開いて、フランツの胸に飛び込みたいって書いてあるようで、
おおお、ここには、母シシィよりも、妻シシィの方が、色濃く存在してる!
と感じたのでした。

うん、悪いけど、トート。
やっぱり、この人は、キミを愛しちゃいないよ!

フランツは、何かとすごすごとシシィの前から上手(カミテ)にはけていくことが多いんだけど、
ゆみちゃんの、はけっぷりが好きでした。
その直前まで、シシィに理解を示そうとしていたり、考え込んでいたりするのに、
背を向け、舞台袖に向かって歩き出すと、ぴたっと無表情になるの。
皇帝の孤独なのか、王族の無頓着さなのか…。
なんか、常人でない雰囲気が好きで、はけていくゆみちゃんを、
気付くとじぃっと追っている私なのでした。


つづく。