時間軸は前後しますが、
みゆちゃんが、ファミリーミュージカルに出られる、というので観に行きました。
三越劇場のミュージカル「人魚姫」。
かしちゃんのファンイベントで、チラシをいただいた(主演が同じ所属事務所だから)時には、
まさか、自分がこのミュージカルを観に行くとは思わなかったなぁ。
しかし、みゆちゃんが、出る、お芝居する、歌うと言われたもんだから…
そりゃ観に行くでしょう?
しかも、みゆちゃんは、隣りの国の王女、
という役でした。
考えたら、「人魚姫」のストーリーの細かいところは案外記憶がおぼろげになっている。
でも、多分、ヒロインのライバルなんだなぁと思った。
意地悪な人だったかどうかは思い出せなかった。
でも、素敵じゃない?
ファミリーミュージカルを、おとなになって初めて観たことに気がついた。
しかも、このミュージカルは、比較的小さな子でも、楽しい感じになっているようでした。
はじめは、波間を表現する装置や、
水に入ってくお芝居とかにびっくりしたけど、
慣れて来ると、結構面白い。
皆さん、素朴ながらも、ファミリーミュージカル慣れされてるキャストで、
子どもの間を掴むんだね。
一番の人気者は、カニさんでした。
横歩きをしたり、ひょうきんな動きをしたりする。
私ははじめ観ていて、くすぐったい恥ずかしさを感じていたけど、
気付いたら、その子どもの心を掴んでいく感覚の素晴らしさに感動していた。
2幕になると、子どもたちは、カニが出て来るだけで、
きゃあきゃあ笑って、
動いたらもう、大喜びなの。
すごい。
だからか、
人魚姫マリーナちゃんも、カニ歩きをしてみせたりして…
私はここに、少しギョッとした。
確かに子どもは笑うけど、キミがここで笑いをとってどうするのだ?
で、そのマリーナちゃん。
歌の上手な女の子でした。
が…マリーナちゃんは、人間の脚と引換えに、声を無くしてしまうお話。
そこから後が、大変でした。
人魚姫、は、姫なんだと思うのだけど、
あんまり姫なキャラではなくて、
等身大に頑張る感じではあるんだけど、
頑張る姿は健気なのかもしれないけれど…
それだけだった。
王子は、更にすごかった。
歌は上手なんだけど、お芝居が、素人さんみたいだった。
それが、あの天然ボケみたいなところのある王子にあってるといえばあってるのかもしれないけど、
それでいいのか?王子??
マリーナちゃんと王子の場面は、
王子だけが喋り続け、(…マリーナちゃんは口がきけないのだからそうなるよね)
伝えようとする必死さばかりのマリーナちゃんが、もがいてばかりで、
綺麗に見えない…
かなり辛い場面になっていました。
榛名さんが、マリーナママと、魔女の二役をされていました。
懐の大きいお芝居にほっとする。
お芝居を楽しませていただきました。
小さい子は、どうもあの魔女が怖くてたまらないらしい(笑)。
…まさか、マリーナママと二役だとは…お化粧が違うから気付いてないだろうけど、
それと知ったらショックだろうねぇ。
この榛名さんをはじめ、
とにかく、脇の面白さでお芝居は進んで行くのです。
みゆちゃんは、やはり、マリーナちゃんのライバルの役でした。
だけど、誰が観ても、この人も何も悪くない立場なので、
ある意味お得な役だった。
海岸にうちあげられて、倒れてる王子を救ったのは確かだし、
無理に王子の気を引いたりしないし。
そして、間違いなくちゃんと、王女のたたずまいでした。
宝塚って、素晴らしい!
観ていた私の後ろの席の子たちは、
お見合いに出かけた王子のお相手の隣りの国の王女を、
はじめ、王様に仕える女官と取り違えたようでしたが(ドレスを着てるから)、
みゆちゃんが出て来たら、なぁんだ、と。
(これを口にしながら観るくらい、騒がしいお子さんたちだった)
みゆちゃんは、おっとりと、気品を湛えていて、
歌も、一人で歌う歌と、王子と歌う歌と。
私は大満足でした。
いや、挙げるならば…
王女は王子と笑いさざめく場面があり、
ここで、マリーナちゃんは打ちのめされちゃうんだけど、
この笑い方は…みゆちゃん、要研究ですね。
まぁ、宝塚ではほとんど台詞を喋らせてもらえなかったから…。
(甘い…?)
でもなぁ…
客を集めるための、オスカー女優ちゃんの主演なんだろうけど、
私はマリーナちゃんをみゆちゃんで観てみたいな、と、ちょっと思いました。
そんなキャストで、小学校の体育館の観劇会があります、なんて言われたら、
潜りに行きたいわ。
喋ることが出来なくなった時のお芝居なんか、
もう、絶対いいもん!
…月エリザのみゆちゃんのお芝居を忘れられない私。
ファミリーミュージカルに通ってるお母さんたちは、
最後にキャストによる客出しがあって、
そこで、子どもたちはキャストとお写真を撮れることを知ってました。
どこでどんなふうに待てばよいか、心得てるの。
私は、みゆちゃんのお写真を撮影したかったから、
そんな、聞こえて来るママたちの会話に注目し、
家族連れが待っているエリアに直行しました。
客出しは、ちょっとした握手会になっていて、
大人も、キャストの皆さんと握手ができたんだけど、
私は恥ずかしくて、…みゆちゃんの顔が見られないに違いなかったから、やめておきました。
一緒に子どもが居れば、おっけーなんだろうけどな(笑)。
しかし、みゆちゃんは、舞台で観るより、
ずっとずっとすごく可愛かった。
なんだろう?照明が当たると、何かがとんでしまうのかしら??
遠くから、子どもにはしゃがんで握手しているみゆちゃんを眺めて、
一人勝手に癒される私。
一言、気品があって素敵だった、って直に言ってあげられなくてごめんね、みゆちゃん。
キャストが、並んで、
その前に子どもたちが入って写す記念撮影でした。
ここで、親のすさまじさを感じたのが、
「マリーナちゃんのそばに行きなさい!!」
って言った何処かのママの声だった。(笑)
…ええやん、どこで写ったって。
子どもは、カニさんと写りたいかもしれないんじゃないかなぁ?
あのマリーナちゃんでいいの?…って言ったら失礼か。
しかし、周りじゅうに聞こえる声で言うなんて…
どえらいスケールの母親なのか、バカ親なのか、どっちなのかしらん(笑)。
そんなわけで、
無事に、みゆちゃんの宝塚卒業後のスタートを、みることができたのでした。
また、巡り逢えますように。
みゆちゃんが、ファミリーミュージカルに出られる、というので観に行きました。
三越劇場のミュージカル「人魚姫」。
かしちゃんのファンイベントで、チラシをいただいた(主演が同じ所属事務所だから)時には、
まさか、自分がこのミュージカルを観に行くとは思わなかったなぁ。
しかし、みゆちゃんが、出る、お芝居する、歌うと言われたもんだから…
そりゃ観に行くでしょう?
しかも、みゆちゃんは、隣りの国の王女、
という役でした。
考えたら、「人魚姫」のストーリーの細かいところは案外記憶がおぼろげになっている。
でも、多分、ヒロインのライバルなんだなぁと思った。
意地悪な人だったかどうかは思い出せなかった。
でも、素敵じゃない?
ファミリーミュージカルを、おとなになって初めて観たことに気がついた。
しかも、このミュージカルは、比較的小さな子でも、楽しい感じになっているようでした。
はじめは、波間を表現する装置や、
水に入ってくお芝居とかにびっくりしたけど、
慣れて来ると、結構面白い。
皆さん、素朴ながらも、ファミリーミュージカル慣れされてるキャストで、
子どもの間を掴むんだね。
一番の人気者は、カニさんでした。
横歩きをしたり、ひょうきんな動きをしたりする。
私ははじめ観ていて、くすぐったい恥ずかしさを感じていたけど、
気付いたら、その子どもの心を掴んでいく感覚の素晴らしさに感動していた。
2幕になると、子どもたちは、カニが出て来るだけで、
きゃあきゃあ笑って、
動いたらもう、大喜びなの。
すごい。
だからか、
人魚姫マリーナちゃんも、カニ歩きをしてみせたりして…
私はここに、少しギョッとした。
確かに子どもは笑うけど、キミがここで笑いをとってどうするのだ?
で、そのマリーナちゃん。
歌の上手な女の子でした。
が…マリーナちゃんは、人間の脚と引換えに、声を無くしてしまうお話。
そこから後が、大変でした。
人魚姫、は、姫なんだと思うのだけど、
あんまり姫なキャラではなくて、
等身大に頑張る感じではあるんだけど、
頑張る姿は健気なのかもしれないけれど…
それだけだった。
王子は、更にすごかった。
歌は上手なんだけど、お芝居が、素人さんみたいだった。
それが、あの天然ボケみたいなところのある王子にあってるといえばあってるのかもしれないけど、
それでいいのか?王子??
マリーナちゃんと王子の場面は、
王子だけが喋り続け、(…マリーナちゃんは口がきけないのだからそうなるよね)
伝えようとする必死さばかりのマリーナちゃんが、もがいてばかりで、
綺麗に見えない…
かなり辛い場面になっていました。
榛名さんが、マリーナママと、魔女の二役をされていました。
懐の大きいお芝居にほっとする。
お芝居を楽しませていただきました。
小さい子は、どうもあの魔女が怖くてたまらないらしい(笑)。
…まさか、マリーナママと二役だとは…お化粧が違うから気付いてないだろうけど、
それと知ったらショックだろうねぇ。
この榛名さんをはじめ、
とにかく、脇の面白さでお芝居は進んで行くのです。
みゆちゃんは、やはり、マリーナちゃんのライバルの役でした。
だけど、誰が観ても、この人も何も悪くない立場なので、
ある意味お得な役だった。
海岸にうちあげられて、倒れてる王子を救ったのは確かだし、
無理に王子の気を引いたりしないし。
そして、間違いなくちゃんと、王女のたたずまいでした。
宝塚って、素晴らしい!
観ていた私の後ろの席の子たちは、
お見合いに出かけた王子のお相手の隣りの国の王女を、
はじめ、王様に仕える女官と取り違えたようでしたが(ドレスを着てるから)、
みゆちゃんが出て来たら、なぁんだ、と。
(これを口にしながら観るくらい、騒がしいお子さんたちだった)
みゆちゃんは、おっとりと、気品を湛えていて、
歌も、一人で歌う歌と、王子と歌う歌と。
私は大満足でした。
いや、挙げるならば…
王女は王子と笑いさざめく場面があり、
ここで、マリーナちゃんは打ちのめされちゃうんだけど、
この笑い方は…みゆちゃん、要研究ですね。
まぁ、宝塚ではほとんど台詞を喋らせてもらえなかったから…。
(甘い…?)
でもなぁ…
客を集めるための、オスカー女優ちゃんの主演なんだろうけど、
私はマリーナちゃんをみゆちゃんで観てみたいな、と、ちょっと思いました。
そんなキャストで、小学校の体育館の観劇会があります、なんて言われたら、
潜りに行きたいわ。
喋ることが出来なくなった時のお芝居なんか、
もう、絶対いいもん!
…月エリザのみゆちゃんのお芝居を忘れられない私。
ファミリーミュージカルに通ってるお母さんたちは、
最後にキャストによる客出しがあって、
そこで、子どもたちはキャストとお写真を撮れることを知ってました。
どこでどんなふうに待てばよいか、心得てるの。
私は、みゆちゃんのお写真を撮影したかったから、
そんな、聞こえて来るママたちの会話に注目し、
家族連れが待っているエリアに直行しました。
客出しは、ちょっとした握手会になっていて、
大人も、キャストの皆さんと握手ができたんだけど、
私は恥ずかしくて、…みゆちゃんの顔が見られないに違いなかったから、やめておきました。
一緒に子どもが居れば、おっけーなんだろうけどな(笑)。
しかし、みゆちゃんは、舞台で観るより、
ずっとずっとすごく可愛かった。
なんだろう?照明が当たると、何かがとんでしまうのかしら??
遠くから、子どもにはしゃがんで握手しているみゆちゃんを眺めて、
一人勝手に癒される私。
一言、気品があって素敵だった、って直に言ってあげられなくてごめんね、みゆちゃん。
キャストが、並んで、
その前に子どもたちが入って写す記念撮影でした。
ここで、親のすさまじさを感じたのが、
「マリーナちゃんのそばに行きなさい!!」
って言った何処かのママの声だった。(笑)
…ええやん、どこで写ったって。
子どもは、カニさんと写りたいかもしれないんじゃないかなぁ?
あのマリーナちゃんでいいの?…って言ったら失礼か。
しかし、周りじゅうに聞こえる声で言うなんて…
どえらいスケールの母親なのか、バカ親なのか、どっちなのかしらん(笑)。
そんなわけで、
無事に、みゆちゃんの宝塚卒業後のスタートを、みることができたのでした。
また、巡り逢えますように。