バリボーママのひとりごと♫

福岡発東京経由シカゴ行!ご主人様よっちゃんの仕事の関係でシカゴへ。約7年の駐妻生活を経て帰国、今に至ります☆

悩める母

2018年06月13日 | シカゴ日常

ここんところ勝手に自分の予定を決めてくる姫

わかってる。
高校生。
遊びたいし、家族より友達が優先

わかってる。
いちいち予定聞いてたら
いろいろ言われるから聞かない

わかってる。
きっと感謝してる…送迎やおこづかいにも。
きっと理解してる…アタシが心配してることも。


アタシだって一応昔は娘だったので(ずいぶん昔だけど
いろいろわかってるつもりではいる

だけどさ、
アタシの時代と
事情が違いすぎるんだよな~
ましてや日本とアメリカ、
いろいろ違いすぎるんだよな~


もう先輩や同級生が車を運転するお年頃
で、本人もドライバーズライセンスのスクールがあと数日で始まる

遊びに行ったことのあるモールで発砲事件が起きる

新聞広告には毎日違うティーンの顔が
「missing person/行方不明者」として載っている

ニュースを見ていると
ほんとに身近で事件が起こっているのを感じるので
母としてはできるだけ予防線を張り、守りたい

自由にさせてあげたいアタシと
できる限り手元において守りたいアタシが
日々格闘中


そんな姫、本日は
『来週帰国してしまう二つ上の先輩が運転する車で
 50分くらい先の、もう少しで隣州という遊園地』に遊びに出かけました

…ただただ、
無事に帰ってくることを祈るしかできない


アタシの大好きな映画、フットルースを思い出す

あらすじ:
ダンスパーティの帰りに車の事故でわが子を亡くした牧師が
その後ダンスや、けばけばしい音楽
人の心を乱しそうな本…などを町中で一切禁止してしまった。
その町に都会から引っ越してきた高校生、レンが
「悪いのはダンスや音楽や本自体ではない。
 昔から収穫を喜び、人々は踊った、音楽に合わせて踊った…と聖書にもある。
 だから人間にとって、ダンスや音楽などはかけがえのないものだ。
 高校生にプロムパーティ(卒業パーティ)の許可をほしい
…と町中の大人を前に堂々と演説し、
事件にとらわれて、がんじがらめになっていた町の大人たちの心を溶かし、考えを変えていく…
簡単に言えば、そんなお話。



アメリカでの高校生活、プロムパーティにあこがれて
かっこよく踊るレン役のケビンベーコンにわくわくして
「そうよね~何でもかんでも禁止すればいいってもんじゃないのにね~
っていう気持ちで見てたのは昔の若い娘だった時のハナシ


牧師さんだって理解はしている。
でも簡単には受け入れられない。

今ではアタシも
牧師側の気持ちが
痛いほどよくわかってしまう


悩んで悩んで、どうしてもYesといえなかった牧師さん
最後に牧師さんは言いました、「若者たちに神のご加護を」


その時代、その年代で
いろんなことがあるけれど
心配しながらも信じて見守ることも
時に必要だ、と教えられている気がします


『親はね、心配している…としか言わんけど
その言葉の行間にはたくさんの思いが詰まってるんだぞ
大げさに聞こえるかもしれんけど、
盗難にあうかもしれん、誘拐されるかもしれん、殺されるかもしれん、
事件に巻き込まれるかもしれん、もう会われんかもしれん…
そのくらいの覚悟で送り出しよるっちゃけんね
途中途中で連絡は入れなさい』といって送り出しました

いいのか間違ってるのかはアタシにもわからん。
でも、そろそろアタシがしてやれるのは祈ることくらいになってきたのかもしれん。


以上あまりに心配しすぎて
支離滅裂な母の独り言