「宿題頑張るの、疲れちゃった…」
両目に涙をためた王子が突然言い出した
そういえば最近…
学校から帰ったら一目散に部屋にイン
トイレに立てこもり1時間
うがらい(うがい&手洗いを我が家ではこう呼ぶ)拒否
youtubeでマリオメーカー&大好きなエグスプロージョン見まくり…
あ~SOSだったんだな~
幼稚園入りたての3歳児のころ、
家に帰ると
「やだ~」と、うがらい拒否して(笑)
幼稚園の園服のまんま
一目散に部屋に行き
大好きな車をしこたま並べて
大好きな大渋滞作ってたもんね
『外で頑張ってきたら、
家に帰るとまず好きなことをしまくる』
…変わってないな
この数か月の間
初めての海外、
慣れない生活環境、
知らない言葉、
一からスタートの新しい学校
しかも週6日のフルタイム
宿題の山、山、山…
ストレス感じながらも
全力で頑張ってたんよね。
楽しみ上手な王子なので
変化も違いも笑いに変えて
上手に対応しているように見えたけど
いろんなことをスポンジのように吸収して
どんどんできること、わかることが増えて
馴染んでいるように見えたけど
脳みそフル回転の毎日は
そろそろ限界が来たようです
「わかるよ~。すごく気持ちわかる。
だって、お母さんなら王子みたいに
頑張れなかったかもしれない…
よく頑張ってたね。しんどかったね。」
そういって抱きしめました
(この時点でアタシ、半泣き)
話して少し落ち着いたのか、
その日の現地校の宿題のうち、算数だけは頑張ると言いだし
算数が終わった時点でもう少し頑張れそうだ、と
補習校の宿題も少しやりました
疲労困憊なのに諦めなかった王子、えらかった
(この時点でアタシ、号泣)
あ~しかしなんか、考えるなぁ~
数か月経ったことで
「慣れてきただろう」
「これが普通になってきただろう」
「そろそろ大丈夫だろう」…と
アタシのオトナの感覚で追い立てるように
あれこれ口を出しすぎていたのかもしれないな…
無理に無理をさせてたのかもしれないな…
せかして怒ってばっかりだったかもしれないな…
緩めるとこがなかったかもしれないな…
…かなり反省
ウィスコンシン旅行までは
楽しみが目の前にぶら下がっていたし、
なんとか持ちこたえたんだろうけど…
中学校の説明会に行き、
小学校との違いに
ちょいとビビったかもしれないし…
「チョコミントちゃんの気持ちがわからない」
(過去記事参照:2010年9月27日「早ひとつき…」)と言うくらい
気持ちを言葉にするのが苦手な王子の
ホントのホントのココロの声は
なかなか口から言葉としては聞けませんが
きっと、ここんとこずっと
頑張りたい自分と
頑張れない自分の真ん中で
苦しみ、もがいていたんでしょう
冬到来で最近毎日薄暗いシカゴ
こんなどんより空も
気分を落ち込ませるんだろうな…
決めた!
これからはアタシが彼の太陽になる
自分に言い聞かせるように
「…よし、気持ち切り替えて頑張る」と毎日自分に囁く王子
…けなげ
そして「なんかね、ママに話してすっきりした~」と
清々しいほどの笑顔で
また毎日襲い来る宿題を頑張ってます
真面目なんだよね、彼。
ずっこいこと、できないんよね、彼。
姫の、据わりすぎなくらい据わった「肝」を
すりおろしてふりかけてあげたいくらい(笑)
そんな彼はほどなく12歳になります
頑張りすぎないでいいんだよ~
まずは誕生日を
ココロも体も元気でお祝いしようね