風 雑記

建築とその周辺で感じたこと、思ったこと

魅惑のインド建築

2005-12-12 20:21:15 | インポート
昨日、クミコの友人のご主人(デービスさん)がインドから来られ、短い時間でしたが仕事の事やインドのことなど話しました。以前学園大学に留学されいて、日本語も流暢で仕事(コンピュータソフト)の関係で日本には良く来られています。
25年前にインドのムンバイ(旧ボンベイ)に行ったことがあります。アメリカ、ヨーロッパを回り、最後に寄ったのですが、飛行機が遅れ深夜に着き、フリーチケット(世界一周チケット)だったことが良くなかったようで、なかなか入国させてもらえず午前3時頃やっと許可されました。深夜でもあり旅行客は誰もいないのですが、外にはガラス越に大勢の人が待っています。何となく不安になり、荷物をまとめ直して出ると、みんな寄ってきて「荷物を持つよ」「宿を紹介するよ」ともみくちゃにされました。第一印象が強烈だったことを思い出します。
その時はインド建築についてル・コルビジェとルイス・カーンの現代建築以外殆ど知識がなかったのですが、「インド建築案内」の本を見るともの凄い数の遺跡や古建築があり、その文化の奥深さは驚嘆です。仏教の発祥地ですから当然なのですが、一度見てみたいと思うものばかりです。(インドは中国に次ぐ経済発展国なので当時とは違うそうですが?)
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有名なタージ・マハル廟(イスラム) 17世紀
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北インド サハラン ビシャド寺院(ヒンドウ) 19世紀 木造建築 木材資源が豊富なのでしょう。
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北インド ハリ・マンデイル(黄金寺院) シク教 18世紀 ベニスのようです。
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東インド オリッサ州 ヒンドウ寺院 11世紀
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西インド クンダ(階段池) ヒンドウ 9世紀 
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バングラデシュ ダッカ 国会議事堂 20世紀 (建築家 L・カーン アメリカ)
古代から現代まで見て回るだけで数年かかりそうな建築の宝庫です。