カラスといちごとクロッカスと

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モミジバフウの大枝が落ちてきた(+アライグマ、つけたし)

2022年12月04日 04時59分47秒 | 樹木
2020.08.20撮影

あの元はやせっぽちの「カエデ」が、モミジバフウの本性を表し、今じゃ、大木。

天井の高い2階建の家屋のとんがった屋根よりも、優に高い。冒頭の画像の右下に見える人造物はお隣の家の2階の上部分ですが、そこを楽々超えて伸びている。てっぺんは、うちの2階のベランダよりもずっとずっと上。

何メートルあるかと聞かれても、地上から上を見ても何メートルかなんて分からない。

とにかく、住宅地にある木としては、高い方です。反対側の隣のお家2軒の木々は、もっと高いですが。

う〜〜ん、このモミジバフウ、ううん、面倒くさいから、そして、かわいいから、「フウちゃん」と呼ぼう、フウちゃんは、一体どこまで成長するつもり?


上記、Wikipediaの記事には、
> 日本では高さ20 – 25mほどであるが、
> 原産地では45 mの巨木になるものもある
と書いてある。

うわあ、どうしよう。

根も上がってきていて、庭の敷石が浮かんでいるんだよ〜〜、歩くとぐらぐらするんだよ〜〜、危ないんだよ〜〜

大風が吹くと、ゆ〜〜〜っっさ、ゆ〜〜〜っっさ、と大〜〜きく揺れるわあ。枝が落っこちてきたら、どうしよう、

と思っていると、

2020.08.20撮影

フウちゃん、やってくれたね。大枝のひとつが、大風で折れちゃった。どうも、腐っていたところがあるらしい。

葉の白い裏側が見えて、きれいだなあ・・・なんて、呑気なことは言っていられません。

なぜなら、お隣が木が大嫌いだからです。立っているだけなら、まだしもいいのだそうです。でも、倒れたのとか、落ちてきたのとか、大嫌い。庭が汚れるだけ。と、彼女は言う。

でも、お隣へ、ご迷惑のところご勘弁を、とご挨拶とお詫びに行き、業者に救急だと言って手配したけど明日まで来られないと言われた旨を告げると、特に大ごとにもなりませんでした。(「ふう〜」、いや、優雅にかけ言葉でないよ、フウちゃん。)

でも、3ヶ月後に、もう一度、大風でフウちゃんの大枝が落ちてきた時には、違った。

2020.11.17撮影

お隣は、カンカン。どうしてくれるんだ、と。

オタクとウチの敷地(と言っても、柵の外は市からの管理委託地、わたしたちの持ち物ではない)の境界に落ちているのはわかっております、即刻撤去いたします、業者には今日中に来てくださいと(お隣が木が嫌いなのを説明して)嘆願してあるので、来てくれるはずです、と言うと、

撤去は当たり前だ、それより、前回と今回のように家とは反対側に落ちればまだしも、将来的に、建物に向かって枝が落ちてきたり木が倒れかかってきたりしたらどうするんだ、だれが修理に金を出すのかね、と。

おっしゃることはごもっとも、そうならないことを願いますが、もしそういうことが起こった場合には、はい、費用は、わたくしどもの保険会社が支払います、保険にはちゃんと入っておりますので、と。

そのあたりで業者が到着し、その隣のおばさんが、わたしを介さずに直接業者に、この枝を切れ、あの枝を切れ、ついでに、根本から切れ、と注文をつけ始め、

業者が、あのね、木があったら、花びらも落ちてくるし、葉っぱも落ちてくるし、実も落ちてくる。小枝だって落ちてくるし、大きい枝も折れてくるし、根だって上がってくるよ。木自体が倒れることもあるの。それが当たり前なの、それに、木を切るには、市の許可が要るんだよ、この木を切る許可は申請しても出ないよ、とおばさんに説教していました。

そして、業者さん自身が怒っていた、そのおばさんに。木々をなんだと思っているんだ、単なる装飾じゃないぞ、生き物だぞ、と。

2021.12.28撮影

大きな枝を2本失ったので、フウちゃんは、上半分が元の3分の2ぐらいの広がりになりました。上の画像で、木の向こう側3分の1が欠けているのをご覧ください。

わたしは業者さんに、この木がお隣の建物に倒れて行っては困るので、お隣側へ広がる枝を伐採してほしい、と頼みました。すると、ある程度はしてくれましたが、これ以上はできない、と。

理由は、バランスを取って広がった枝を切り取ってしまうと、木が不安定になり、むしろ、根を上げて倒れる可能性が出るのだ、とか。

そういうことをわたし本人が伝えたのでは信用してもらえないので、お隣のおばさんには、業者さんから説明してもらいました。

みなさん、明日も、もう少し、フウちゃんにお付き合いください。

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アライグマ、つけたし

8週間ほど(そのうち4週間は、わたしが家にいなかった)お目にかかっていなかったアライグマの一家が、どおん、とまたドアに体当たり。でも、体当たりの仕方が前よりおとなしかった。どした? と思って覗いてみると、やあ、もうあんまりかわいらしくなくなっていました。子どもの体から成長して、大人の体に近づき、後半身が発達したようです。あの体型で歩くと、かなり、のしのしになっていました。機敏さを失ったような。

帰国中、11月に、アライグマシリーズを「下書きポチポチ投稿」でふたつ連載しました。シリーズの最初の記事は、以下です。よろしければ、ご覧ください。おもしろい画像も、中には混じっています。


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