カラスといちごとクロッカスと

身の回りの鳥や小動物、庭の花や畑の野菜など、日々日々、季節季節の情報を、
個人の目をとおしてお届けします。

季節はいつなの?〜帰国日記2

2024年02月07日 08時00分00秒 | 気温、天気、天候、気候
2024.01.04撮影(今年)

わたしが帰省すると、その日は寒かったのですが、次の日から気温が緩んできて、庭に出ることができました。半年も帰省していないので、することはたくさんある。

庭に出ると、追うように出てきた父が言うんですね、「黄色いキクがず〜〜っと咲いているんだよ、見せたかったんだ。flowerconnectionちゃんが帰ってくるまでは、さすが持たないだろう、と思っていたけど、まだ咲いている、ちょっとくたびれているけどね。ま、そのほうが、風情がある」と。

ほんと、咲いている、中輪ぐらいのキク(Chrysanthemum)が(上の画像)。あ、それ、随分前から庭にあるキクよね。お父さんが植えたのかな、お母さんが植えたのかな。コロナが明けて初めてわたしが帰国した時(2022年)には、11月に咲いていた(下の画像2枚)が・・・

 
2022.11.15撮影(1年ちょっと前)      2022.11.15撮影(1年ちょっと前)

・・・と思いながら庭を見渡すと、前回の帰国の時、6月にわたしが植えたガーベラGerberaのツボミが、今回の帰国の時、1月に開きかけている(植えた時の花の画像が左下、この冬空に開きかけていたツボミが右下)。

うっそう〜〜〜、なんでガーベラがこの真冬に? ガーベラって夏に咲くよね? 半年前に咲いたばかりでしょう? 咲いていた鉢入りを6月に買ってきたんだから、間違いない。それで、もうツボミを出しているの? それ、体に悪いんじゃ?

 
2023.06.04撮影(去年の夏)         2024.01.04撮影(今年)

とにかく、園芸店に行ってみよう。(今まで「植物屋さん」と呼んでいましたが、「園芸店」という、より適切な表現があるみたいなのを学習しました、他の方々のブログ記事を読ませていただいて。)

すると、ガーベラの咲いているのが、外植え用に売られているんですね。これにもびっくりしました。と言うことは、咲いているのを今外に植えていいのか・・・この赤いの(下の画像)を買って帰ると、母が大喜びしてくれました。


2024.01.07撮影(今年)

夏の花が今咲いているのは、夏の終わりに一旦咲き終わってから半年後に咲いているのか、それとも、夏からずっと咲き続けているのか、と考えながら、また庭を見渡すと、他にも夏の花が咲いていました。夏の盛りの元気さはありませんが。


2023.12.22撮影(この冬)


2023.12.22撮影(この冬)

サルビア属(Salvia)の花は、一般的に花期が長い。でも、このまま行くと、1年中咲いていることになる? 原産地ではそのように咲く? 赤い方は、サルビア・ミクロフィラ(Salvia microphylla)、青い方は、サルビア・ガラニチカ(Salvia guaranitica)です。


スミレ属(Violaの花も咲いていました。スミレ属の花って、春に咲くものですよね? 今、寒いのに、なぜ咲いている? バンクーバーのわたしの庭では、冬には、花が咲かないどころか、葉っぱまで枯れ込んでしまうのに。


2023.12.22撮影(この冬)

このスミレ属の花は、ずいぶん前から実家の庭にあり、増えています。画像中、タネのはじけた後の殻が見えます。スミレ(Viola mandshurica)のようです。属名が「スミレ」、種名も「スミレ」。植物の和名では、属名と種名が同じであるものが多いですが、こういう紛らわしい命名の仕方はやめてほしい。

もう1種類、スミレ属の花が咲いていました。それは、わたしが夏に買ってきて植えた、ツタスミレViola hederacea。園芸上の名前は「パンダすみれ」です。



2023.12.24撮影(この冬)

 
2023.12.22撮影(この冬)          2024.01.04撮影(この冬)

スミレ属については、また、改めて別の機会に書きたいと思います。

それより、季節はどうなっているんでしょう。春の花と、夏の花と、秋の花が、冬に混在して咲いている。

他にも、季節がどうなっているのか分からない植物が。それは、次回に。

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寒いよ〜(夏休み中、緊急報告)

2023年07月27日 08時00分00秒 | 気温、天気、天候、気候

2023.07.24撮影

昨日、夜中に雨音で目が覚めました。お天道様に感謝。やっと雨。6月半ばから、バンクーバーは、からから。お庭の植物がいっぱいあちらの世界へ行った。散水制限があるので、水は自由にまけない。

ベッドから出ると、震えましたよ。うちは床暖房なんですが、暖房が自動的に入っていました。その温もりに、ホッとしました。

いつものように外の温度計を見ると、13℃ちょっと。

フサフジウツギの薄い色のが雨に濡れているのを撮影しましょう。


2023.07.24撮影

夕方、お友だちが届け物をしてくれて、ふたりで、雨の降っていることを「ありがたい」、文字通り、「有り難い」、と感謝しました。寒い、なんて言っていられません。

翌日も、朝、震えました。

暖房は22℃にセットしてある(夏でも)のですが、室温は、20℃行くか行かないか。仕方ないので、室内用の上着を羽織りました。

2023.07.25撮影

今日の気温は、昨日よりちょっとマシなのね。14℃を少し出たぐらい。


2023.07.25撮影

バンクーバーでは、例年、8月の1週間目がが〜〜んと暑くなります。その後は、暑さが来たり行ったり。さあ、来週はどうなるのだろう。

わたくしメ、今のところ、予定どおり、8月の始めころに、ブログを再開したいと思います。ただ、建築屋さんにしてもらう改装(屋内の一部ですけど)がいつまでかかるのか・・・、というか、いつ工事が始まるのか・・・今、まだ設計の段階です。工事が始まると、工事やってる横で、のんきにコンピュータなんかいじってられないかもしれない。

以上、夏休み中の、緊急報告でした。


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暑くないよ〜〜(近況報告)

2023年07月18日 08時00分00秒 | 気温、天気、天候、気候
2023.07.13撮影

バンクーバーでは、そう暑くありません。外へ出ると、ここ数日は、ちょっと蒸しっとしますけど、そして、お出かけなんかすると、暑くは感じますけど。第一、日本生まれ、日本育ちの日本人が、バンクーバーで「暑い」なんて言っちゃいけません、うん。

上の温度計は、うちの北側の窓の外につられているものです。北側であるだけでなく、ここは木々に覆われているので、他所よりは気温が低いでしょうが、お天気サイトに出ている気温と、そんなに変わりませんよ。

以下は、カナダ政府の出している、(わたしがこの記事を書いている)現在(北米太平洋岸時間で7月16日)と(7月17日に始まる)先1週間のお天気情報です。昼間の気温として上段に書かれているのは、その日の最高気温、夜の気温として下段に書かれているのは、その日の最低気温です。スクリーンショットでお見せしています。

Government of Canada
British Columbia > Vancouver



うちは主寝室が2階の南向きで、家中で一番暑い部屋です。でも、今のところ、寝るのに全く問題ありません。この部屋は、大体が、1年の半分以上は、厚いカーテンを閉めたままです、熱を入れないようにするために。

本当に暑くなってくると、1階の居間(リビング)で寝ることになります。もっと耐えられなくなると、ひんやりした地下室へ避難することもできますが、それはしたことがありません。

今年は、エアコンを買おうか、検討中です。理由のひとつは、ブリティッシュ・コロンビア州内陸部でもう何週間も山火事がつづき(消防士が各地からの応援も含め、2000人で消火活動をしているそうです)、バンクーバーもその影響で煙が流れ込んでいて、窓をなるべく開けたくないのです。

窓を開けない(数ヶ所、少し開けてありますが)となると、空気の入れ替えができませんので、やっぱりエアコンが必要か? と。でも、あまりにも長く検討していると、売り切れになるかも。

2023.07.04撮影(フサフジウツギ)

今、フサフジウツギ(Buddleja davidii)がきれいに咲いています。うちには、3色で合計4本ありますが、どれも、植えずに生えてきた物です。

わたしは、4本のうちの1本か2本をだれかにもらって欲しいのですが、だれももらってくれません。なぜなら、みんな、うちで大きく茂るフサフジウツギを見て、恐れをなしているからです。チョウやハチドリが訪れるよ、となだめすかしているのですが、だれも要ると言いません。

うちで一番大きいフサフジウツギは、南側の庭にあるせいもあって、幹も枝も太く、丈も4メートル近い。元気なのはいいのですが、このフサフジウツギさんに、このままお好きにしていただくと、南の庭にさえ日影が誕生します。それでは、困るんですよ。

それで、今年は、電動のノコギリを購入して、春にこの一番大きい株を大伐採しました。ふ〜〜。

それでも、花をたくさんつけてくれています。庭中甘い匂いがただよいます。主寝室の窓を開けていれば、寝室はもちろんのこと、2階中、うっとりするような香りが満ちます。


2021.08.18撮影(フサフジウツギにとまるハチドリ)

今年も、ハチドリ(Trochilidae)が、フサフジウツギにやってきています。今年こそはもっといい写真を撮りたいと思うのですが、あ、チャンス、と思うときには、カメラを持っていない。庭に出る時には、必ずカメラを携えるようにしないとダメですね。

上の画像は、2年前のものです。この個体は、英語で Anna's hummingbird「アナのハチドリ」(学名 Calypte anna)と呼ばれるハチドリ、そして、これはそのメスだと思われます。オスは、背中側が赤茶色です。


以下のビデオもご覧ください。

Female Rufous hummingbird

2023.07.14撮影(ブルーベリー)

うちには、ブルーベリーの木が3本あります。みんな異なる園芸種で、実の大きさや形、また、味や歯触りなどが異なります。実のなる時期も少しずれています。

最初に実が熟しだした木(上の画像)からは、この2週間ほどで、すでに700個以上を収穫しました。短い果柄が出ているのが、実を摘んだあとです。画像、左奥には、青い実がまだまだついているのが見えます。

このブルーベリーの木ですよ、うちの庭に出没するネコさんが、いつも低い方の枝にスリスリしていたのは。今は、そのあたり一帯、夏の草花が茂っているので、ネコさんは通り道にしていないとは思うのですが、食べるときにはよく洗おう、と思いました。そして、案の定、ネコさんのらしい毛がくっついている実がありました〜


後の2本のブルーベリーは、収穫を始めたばかりです。下の画像が、そのうちの1本。まだ花殻がくっついている実もあります。

2023.07.14撮影(ブルーベリー)

ブラックベリーも実を結び始めました。これからどんどん熟していって、それに追いついて実を摘まないと、熟したのがポタポタ落ちるようになります。そうすると、一帯が赤紫に染まるし、第一、食べ物がもったいない。でも、白状すれば、ブラックベリーはイヤというほどなるので、かなり飽きてくるんですよね。

2023.07.14撮影(ブラックベリー:初物として収穫)

上の画像中、恐ろしいトゲがあるのが見えますか。このブラックベリーは、園芸種ではなく多分野生種(勝手に生えてきたので)なので、こんなにトゲがあるんです。実を摘むときには、気をつけないといけません。それでないと、泣くことになります。


今年は、実が熟し始めているのに、花もまた同時に咲いている(これは多分、わたしが日本から帰ってきてから、強選定したため)ので、収穫期間が延びることでしょう。

次は、日暮前に撮影したブラックベリーの花です。いくらなんでも、これは撮影には暗すぎる。そのせいではありませんが、今回の花の花びらは、かなりピンクがかっています。

2023.07.14撮影(ブラックベリーの新しい花)

そして、もうあんまり暗くなったからと、家の中に入ろうとすると、キウイの棚の前にぼ〜〜と浮かび上がったものが・・・それは、ユリの色づいた大きなツボミ。この百合は、英語では、Lily tree「ユリの木」とか、Tree lily「木立ユリ」とか、言うのですが、名称が眉唾ではある。そのことについては、またのときに書きます。

2023.07.14撮影(ユリ)

と、まあ、このように、わたしはまったりとしています。と言っても、業者さんに家に入ってもらわなくてはならないことがあるので、そうゆっくりもしていられませんが。

その業者さんのこともあって、今日から、2週間ほど、夏休みを取ります。8月の始めにまたお目にかかります。

再開するころには、わたしがブログを書き始めてから1年になります(開設したのは、何年も前であるようなのですが、ブログアカウントがあるのを忘れていた)。記事更新をしない間、わたしの古い記事など、読んでくだされば、幸いです。

以下は、今朝(7月17日:日本から約1日遅れている)、お昼前ですが、温度計を見ると、20℃を切っていました。うれしがるべきなのか、心配するべきなのか、ちょっと複雑な気持ちでした。気温が低いうちに、庭仕事に精を出しましょう。


2023.07.17撮影


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バンクーバーの雪事情とカラス

2022年12月15日 07時55分32秒 | 気温、天気、天候、気候
2021.12.30撮影

>> モミジバフウの止まり木に止まるカラス(アメリカガラス)<<

この画像は、雪のたくさん降った去年の年末のもの。この程度が、バンクーバーでは「たくさん降った」に当たります。

バンクーバーでは、雪がちらほら舞い出すと、人々はそわそわとし出します。職場にいなくてもいい人(=自分で、帰る、という選択ができる人)は、帰り支度を始めて、あっという間にいなくなってしまいます。

時間で仕事をしている人には、上司から帰宅の許可が出ることがあります。そりゃ出るよね、上司も、部下を先に帰しといて、自分が帰りたいのだから。すると、車がどっと道に出てきて、大混雑が起こり、それが、事故に直結します。

いつだったか、確か法律が変わって、雪の中をスノータイヤをつけるかチェーンを巻かないと運転してはいけないことになったはずなんですが、まだまだ守らない人がいます。

スノータイヤをつけている人は少なく、オールシーズンで間に合わせよう、もっとひどいのは、夏のタイヤでなんのその、という人たちが車を転がして(これ、掛け言葉のつもり)、危ないんですよ。

そういう危ない人たちのおかげで道がふさがり、わたしは、普段なら、職場から家まで20分で走るところを、4時間かかったことがあります。

2021.12.30撮影

>> 雪の中のカラスさん。前に自分で埋めて隠してあった食料品を、探しているもよう。<<

さて、そのバンクーバーで雪が降ったらどうなるか、ですが、上の画像ぐらい降ると、あっと言う間に公共の交通機関が止まります。

そのぐらいになると、家路を急いですでに繰り出していた車が、雪で走れなくなり、あちこちで路上に放置されます。車を降りた人は、ゾロゾロと歩くことに。そんなふうに止められた車には、のちに速やかに回収すれば、一時停止禁止、駐車禁止、の場所であっても、交通切符が切られません。

まだ車に乗って頑張っている人々は、一旦停止の交差点では、一旦停止をせずに走るようになります。なぜなら、停止しようとすると、回転する可能性があり、衝突の原因となるから。これも切符は切られないそうですよ〜〜

信じられない? いや、これ、全部ホントです。少なくとも、わたしが見聞きしていること。

バンクーバーは、カナダ中のもの笑のタネなんです、雪に関しては。あれっぽっちで、何をオタオタしているんだ、と。

2021.12.30撮影

>> なんか見つけたかな? カラスさん。<<

バンクーバー市でも、交通が止まる前に、雪かき車を出して路上の雪かきをします。でも、なんと言っても雪かき車の保有台数が少ない。それで、雪が積もるのに追いつかない。そんなことをしているうちに、放置された車が道路脇を防ぐようになり、雪かき車による雪かきが困難になる。

また、雪かきは主要道路を優先してする(当たり前ですが)ので、住宅地の雪は何日も残ったままになり、気温がゆるんで雪と氷が溶けるのを待つばかり。中途半端に気温が上がると、また凍って危ない。

それでも、住宅地の車道のうち、比較的交通量が多い道は、住民の車が通るのでなんとか「雪かき」ができた状態になります。でも、轍(わだち)ができるし、凍っているところがあるので、危ない。

家の裏と、裏の家の裏、の間の路地になると、悲惨な状況になります。車を、路地に面した車庫から出そうと思ったら、まず、自分の労力を使って雪かきから始めなくてはなりません。こういうときに外にすでに出ている人がいれば、協力しにすっ飛んできます。

雪が降れば、バンクーバーでは人々がお互いに優しくなります。うん。

2021.12.30撮影

>> カラスさん、あると思ったところに溜め込んだのが見つからなくて、
どこに入れ込んだか考えている? <<

それより、バンクーバー市の条例で、規則があって、一戸建てに住んでいる人は、朝の9時までだったっけ、に、家の前の歩道の雪かきをする義務があるんですよ〜〜〜。

人手がある家はいいのですが、お年寄りがひとりで住んでいるお家とかは、子どもや孫や親戚に来てやってもらうとか、隣近所に頼るとか、だれかを雇うとか、になります。だれかを雇うと出費で、年金で生活している人には苦しいと思います。

2021.12.30撮影

>> えと、あそこだったかな? と思っているところ?
雪が積もっているから、目印がなくなっちゃったよね。<<

そして、敷地内の玄関につづく敷石などを除雪して、塩とか砂とかまいておかないと、郵便屋さんも配達の人も入ってきてくれません。もし何かが届くのを待っているとしたら、困ったことになります。

うちは、毎年、塩や砂を買っておこうと思うのですが、忘れます。でも、ここ数年なんとかやってこられました。それは、ひとえに、2軒向こうのご近所が恵んでくれた塩があったからです。ある雪の日、これ、要る? と言って、持ってきてくれました。いいご近所は持つものですね。

今年こそ塩を買おうと思って、雪が降ったので買いに行ったところ、売り切れ。でも、雪が溶けたころには再入荷していて、買うことができました。10キロ買いましたの。これが小さい方の袋。

2021.12.30撮影

>> ここかな〜? よっしゃあ。<<

バンクーバーでは、雪が降ると、テレビやラジオ、新聞、インターネット、などで、鳥にエサをやるように促されます。なぜなら、この辺に住んでいる鳥は、人間と同じで雪に慣れていないので、雪の中でどうエサを取っていいかわからないからです。

説明によると、雪にエサが埋もれて、給餌行動ができないのだそうです。こういう情報が流れると、多くの市民が、鳥に手持ちのものを与えます。普段から鳥のエサを庭に置いてあるお家も多いです。

なお、バンクーバーでも、数年に数回(1年に1回、とか、毎年数回、とか、規則的なものではなく)、何日も積もったままのことがあります。そうなると、町中、シン、となります。

以下、次のサイトに書かれている記録から、1989年以降の年毎の、15.0センチ以上の積雪を拾っておきます。


1989.02.17 (18.8 cm)
1990.12.30 (30.0 cm)
1991.01.07 (18.8 cm)
1992.12.19 (18.3 cm)
1996.12.29 (40.9 cm)
1998.12.24 (20.6 cm)
2002.01.27 (21.6 cm)
2006.11.26 (18.3 cm)
2008.12.24 (26.9 cm)
2012.12.10 (19.8 cm)
2021.12.30 (19.1 cm)

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寒いよ、雨、最後のアジサイ

2022年09月05日 06時42分36秒 | 気温、天気、天候、気候
2022.09.04撮影

今日は雨が降っているなあ、寒くなったなあ、と思っていると、床暖房が勝手に作動し始めました(切ってあるんですが、汗)。

家の北側につるしてある寒暖計(日本からカナダへ持ってきました)を見てみると、午後2時で15.5℃。天気予報によると、あさってからはバンクーバーは晴れの天気が続き、日中の最高気温が23℃〜27℃、夜間の最低気温が13℃〜15℃、で「暑い」日が続くみたいです。

バンクーバーでは、夏でも時々「寒く」なるんです。今日みたいに。


今日は、オカトラノオ一家についてもう一度書く予定だったんですが、雨が降っているので、代わりに雨の中の植物をお見せすることにします。ついでに、今まで1ヶ月ちょっと書いてきた記事も、いくつか覗いてみたいと思います。



雨、と言えば、日本人にとって、やはりアジサイ(紫陽花 Hydrangea macrophylla)でしょうか。以下の画像のアジサイは、わたしの庭では今年最後に開くアジサイだと思います。これは青い花ですが、背景に、白い花の花期が進んで赤くなったのが見られます。

2022.09.04撮影

花期の終わり、と言えば、次の花ももう季節の終わりです。これは、ハナダイコン(花大根 Hesperis matronalis)の、盛りの花が終わった後に咲いた花です。アブラナ科(Brassicaceae)の特徴的な4枚の花弁が見えます。初夏には庭中に咲き誇り、いい匂いが立ち込めます。

2022.09.04撮影

次の花も、花期の終わりの花ですが、この花で今年は最後でしょう。もう他に残っていません。多年草のヤグルマギク(矢車菊 Centaurea cyanus)です。

2022.09.04撮影


次は、真昼でも咲いている(夜も咲いているかどうかは、知りません)マツヨイグサ属(待宵草属 Oenothera)」の 'Lemon Drop' と呼ばれる園芸種。前にマツヨイグサを数種類育てていたのですが、みんな消えちゃったので、購入しました。多年草です。この画像に写っているのも、今年の花では最後に近い花でしょう。

2022.09.04撮影

真夏からずっと咲いていて、まだまだきれいなのが、クサキョウチクトウ(草夾竹桃 Phlox paniculata)。特に、この園芸種 'David'「デービッド」が、たいへん長持ちします。白さにもいろいろあると思うんですが、「デービッド」の白さは気持ちがいいです。

画面左側に茶色っぽく見えるのは、オカトラノオ(Lysimachia clethroides)です。長い花期が終わろうとしています。

2022.09.04撮影

夏から続けて咲いている花のうちのもうひとつは、フクシアの園芸種(Fuchsia x hybrida)の 'Double Otto'「ダブル・オットー」。バンクーバーで越冬するフクシアは、前は種類が少なかったのですが、ここ数年は温暖化で越冬するものが増えているので、今年は再挑戦してみることにしました(前のはみんなお亡くなりになりました)。

2022.09.04撮影

今花盛りの花は、シュウメイギク(秋明菊 Anemone hupehensis var. japonica)。これを「キク」と呼ぶのはいくらなんでもひどすぎると思いますが、花弁の細かく裂けた八重咲きのものなら「キク」に似ているのかもしれません。

2022.09.04撮影

そして、「秋咲きクロッカス」イヌサフラン(Colchicum autumnale)が、ツボミをふくらませてきました。これは一重のものです。しばらく遅れて咲く八重のものが、わたしのアイコンに使われています。

2022.09.04撮影


雨の中、庭の周辺だけをちょっと回って撮影しました。植え込んでいるところに入っていくと濡れ濡れになるので、周りだけ。

最後に、イチジクを点検。こんなに青い実がいっぱいついているんです。これが10月にもう一度熟れて、その後、青いままで気温が下がってしまうんだ・・・毎年。

2022.09.04撮影

でも、熟れたのがふたつありました(にっこり)! これを取って、うちに入ることにしました。画像のお皿は、香蘭社のものです。イチジクの実の表面についている白いポツポツしたものは、イチジクのお汁の固まったものですから、食べて問題はありません。

2022.09.04撮影



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寒いわ〜、ほんとか〜?? アイスノンは?

2022年08月27日 07時34分36秒 | 気温、天気、天候、気候
2022.08.26撮影

さあて〜、今日もお蔵入りしていたぴらぴらの夏服を着るぞ〜〜、と思いながら起きてみると、、、寒いわ〜、寒いわ〜、寒いわ〜、裾から空気すかすかのロングスカートなんてとんでもない、美脚むき出しのミニのワンピースなんてさらにとんでもない、考えた挙句、大人の女性として分別のある選択をして、クロップで薄手ながらもレギンスにしました、悲しいながら。今日は、素足もヤメ。

おとといは、バンクーバーの暑さにどれだけ興奮していたことか、、、次の記事をご覧ください。昨日も暑かった。ちなみに、おとといの最高気温と最低気温は、29℃と17℃、昨日は、28℃と20℃。バンクーバーでは、大体26℃を過ぎると、人々が騒ぎ出すようです。

夏服だ〜、スイカの漬物だ〜、暑いわ〜

冒頭の画像は、わたしのうちの北側の外につるされた寒暖計を(バンクーバー時間の)午後2時半ころに撮ったものです。南側はここまで気温は下がっていませんが、この寒暖計で、この北側では、17.5℃くらいです。

「他所より卓越した正確性(Proven Superior Accuracy)」と謳うサイトの予報では、今日の最高気温22℃、最低気温15℃、と出ています。最高気温19℃、最低気温15℃、と書いてあるサイトもあります。気象庁発表のとも違うようだし・・・だから、正確なのは、どこなの???

暑い、寒い、と言ってもこれは体感なので、その辺を実証したいと思います。1日の最高気温だけを6月から8月まで見てみます。その「他所より正確」のデータを元にまとめてみると(8月は今日から月末までの6日間の予報も含む)、次のようになります。さて、これを、寒いと見るか、涼しいと見るか、暑いと見るか。

2022年
6月→7月→8月
19℃以下..........(15日→4日→0日)
20℃〜24℃.....(11日→14日→8日)
25℃〜29℃.....(1日→6日→19日)
30℃以上..........(3日→7日→4日)

2022年
6月→7月→8月
最低最高気温(14℃→16℃→20℃)
最高最高気温(32℃→34℃→32℃)

以上の数値は、以下のサイトから引用しました。これらのサイトは、クリックで開かないかもしれません。その折には、アドレスをコピペで開けてください。

とにかく、今日は、寒いわ〜〜。寒いので、今晩は、アイスノンなしで寝ることになるかな。日本から大昔に持ってきたんですよ。大事に使っているから、いつまで経っても使える。首の下に敷くのではなく、体の好きなところに当てています。

アイスノン、ほしいって言う人がいるんですよね。それで調べてみると、驚いたことに、アイスノンって、カナダでも買えるいうことが判明しました(お値段は、カナダドル表示です)。特定企業の宣伝をする意図は全くありませんが、例証としてリンクします。(ところで、About this item のところに書かれている英語は、ムチャクチャです。)

Ice Non Cooling Pad Pillow Soft Type - 1 pc by Hakugen $58.32

今日は、あまりの寒さに感心してしまって、今日書く予定だった
・・・温暖化で、身バレの植物 ⑵・・・
は、明日に伸びました。

よかったら、代わりに、その第1弾の昨日の記事をご覧ください。


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夏服だ〜、スイカの漬け物だ〜、暑いわ〜〜

2022年08月25日 06時44分54秒 | 気温、天気、天候、気候
2022.08.24撮影

あんまり暑かったので、そして、果物がたくさんあるので、朝ごはんはフルーツの盛り合わせにしました。それでは、栄養的に心もとないかな、と思ったので、木の実(ナッツ)を添えました。

・左上は、お店から購入した小ぶりのスイカの8分の1
・右上は、うちの庭で取れて取れて困っているイチジクふたつ(半分4つ)
・真ん中は、うちの庭からは今年最後のブルーベリー2種で合計7粒(泣)
・左下は、これも庭からの(ありすぎて困っている)ブラックベリーで20粒
・その右横がカシューナッツで、さらに右横がクルミ

これにコーヒーなんですが、食べてしまってから、しまった! 熟している黄色のプラムもあったんだった。このお皿に黄色いプラムが乗っていれば、きれいに見えたはず・・・では、プラムはおやつになります。

暑いんです、バンクーバー。暑いなんて言うと、日本国中の人々に怒鳴られそうなので、やせ我慢して「暖かい」なんて昨日の記事に書きましたけど、いや、暑いんです。今、(時差のため)夕方で、24℃、体感気温は30℃、午後中に27℃ぐらいまで上がるであろう、とインターネットに出ています。

バンクーバーの一戸建ての家の多くは、平家(ひらや)、あるいは、2階建て、に地下がついています。最近の家で平家というのは滅多にない(地価がすごいので平家ではもったいない)ので、「2階建て+地下」を標準にすると、通常、2階に寝室があります。空調を備えているうちはそう多くありません。

うちの2階のサーモスタットを見てみると、今日は25℃ぐらいまで下がっていますが、暑い日には、30℃にはなる。と言っても、30℃かどうかは分からないんです。なぜなら、30℃までしか測れない仕組みになっているので。

2階があんまり暑い時には、1階で寝ます。上とは3℃は違いますから。そして、それでも耐えきれなくなれば、今までしたことはないのだけれども、地下で寝ることはできます。地下なら、ひんやりしていて、さらに2℃低いです。

バンクーバーは、前は、暑い時期は、8月の第1週の1週間だけだったんです、かっきり1週間。が、ここ数年、暑い日が増えています。わたしはバンクーバーに来て、何年も何年も何年も、夏は寒くて仕方ありませんでした。ほんとに震えていたんですよ〜〜。ノースリーブなんか、とんでもない。やっと体がここの「寒い」夏に慣れて、慣れてから真夏に初めて帰国した時、即、暑さで寝込んでしまいました。

今年の夏、バンクーバーで、わたしは、初めて、日本から持ってきていたほんとうの夏服を着ました。薄手の綿の、スカートとかワンピースとかブラウスとか。ほんとうに初めてです。タンスの中のものを順番に引っ張り出して、うれしそうにとっかえひっかえして「着道楽」しています。

さて、わたしの朝ごはんのフルーツの盛り合わせ、食べた後、スイカの白いところはお漬物にしました。簡単で、おいしいです。よろしければ、お試しください。

スイカを食べた後(お目を汚して、すみません)
2022.08.24撮影

スイカの皮を取りのぞくところ
2022.08.24撮影

スイカの皮を取りのぞいたところ
2022.08.24撮影

実を削るところ(なんかお刺身みたいに見えるけど)
2022.08.24撮影

あまり大きくない(でも、薄すぎない)程度に切ったところ
2022.08.24撮影

さっと水洗いして、塩をまぶしたところ(甘味があるので、やや多めに)
2022.08.24撮影

簡易漬物器があればそれに入れればいいし、なければ、何かの重石をしてもいいし、何もしなくてもいいです。2日目あたりから食べられます。カリカリ、ポリポリ、しています。あまり日持ちしませんので、お早めにお召し上がりください。わたしは醤油を垂らして食べます。

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