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カラスといちごとクロッカスと

身の回りの鳥や小動物、庭の花や畑の野菜など、日々日々、季節季節の情報を、
個人の目をとおしてお届けします。

座ればボタン、後ろ姿は何の花

2024年12月08日 19時40分00秒 | クイズ

2021.08.25撮影

前回に続き、花の後ろ姿をお見せしますので、花の名前を当ててください。選択肢はありません。答えは、他の画像とともに、下の方にまとめます。


「立てば芍薬、座れば牡丹」から、前回は「立てば」にちなみました。今回は「座れば」にちなんで、草丈の比較的低い植物を取り上げます。そのうちのひとつは大きくなることはありませんが、あとのふたつは、生育環境により、草丈が伸びることもあります。でも、前回「立てば」でお見せした植物のようには高くなりません。

ただ、今回の植物は、日本にお住まいのみなさんには、あまり馴染みのない植物かもしれません。すみません。

冒頭画像の植物と次の画像Aの植物は、同じ植物です(でも、同じ写真をひっくり返したのではありません)。両方とも後ろ姿ですが、うつむいて咲く花も多いので、両者とも真上から見下ろして撮影してあります。これらの画像は、雨の降った後に撮影したものだと思います。


A

2021.08.25撮影

B
2024.04.01撮影
* 近縁種を当ててください

C
2024.06.09撮影
* 左側の葉はこの植物のものではありません


A
  
2021.08.25撮影               2024.07.01撮影

これは、わたしの好きな花で、ルリジサBorago officinalis)です。英名から「ボリジ」とも呼ばれます。この花の色が、なんとも言えず、美しいと思います。

「ルリジサ」の「ジサ」というのは、「チシャ」のことで、「チシャ」とは、現代で言うところの「レタス」のことです。ルリジサは、チシャ(Lactuca sativa)とは系統的には、関係ないのですが、ルリジサの若い葉をレタスのように食べることができるので、このように命名されたのでしょう。

花も食べられます、主には、装飾用ですが。


学名 Borago officinalis
英名 Borage
和名 ルリジサ(瑠璃苣)
別名 ボリジ(英名から)
ムラサキ科(Boraginaceae)ルリジサ属(Borago


B
 
2024.04.01撮影               2021.04.17撮影

これは、カタクリ属(Erythronium)の植物です。カタクリErythronium japonicum)にそっくりでしょう? 花びらの色が違いますけど、花びら中央部につく模様までそっくりです。

この黄色い「カタクリ」は、カリフォルニア州のトゥオルミ郡(Tuolumne County)に産します。よって、学名を「トゥオルミのカタクリ」(Erythronium tuolumnense)。和名は見つけられませんでした。

うちにあるのは、園芸種だと思います。日陰になっている北側の庭で、何年も何年も何年も、毎年、きれいに咲いてくれます。

学名 Erythronium tuolumnense
英名  Tuolumne fawn lily
和名(不明)
ユリ科(Liliaceae)カタクリ属(Erythronium


C
 
2024.06.09撮影               2024.06.19撮影

 
2024.06.22撮影               2024.07.13撮影

後ろ姿は、一見、キキョウ(Platycodon grandiflorum)ですが、これは、キキョウと同じくキキョウ科(Campanulaceae)でも、ホタルブクロ属(Campanula)に属する、モモノハギキョウCampanula persicifolia)です。モモバギキョウとも呼ばれています。


モモノハギキョウは、園芸店でも売っていますが、バンクーバー近辺では、勝手に生えてきてくれる植物で、姿も色も美しいので、「雑草」呼ばわりはされません。色は、青〜紫〜白、です。

学名 Campanula persicifolia
英名 Peach-leaved bellflower「桃の葉の形の葉をした鐘型の花」
和名 モモノハギキョウ、あるいは、モモバギキョウ
キキョウ科(Campanulaceae)ホタルブクロ属(Campanula

以下のキキョウとお比べください。

 
2024.07.22撮影               2021.08.03撮影

キキョウ(Platycodon grandiflorum)の方が、より平らに開き、花びらの切れこみも深いです。


学名 Platycodon grandiflorum
英名 Balloon flower「風船花」(ツボミの形状から)
和名 キキョウ(桔梗)
キキョウ科(Campanulaceae)キキョウ属(Platycodon


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立てばシャクヤク、後ろ姿は何の花

2024年12月05日 11時00分00秒 | クイズ
2024.07.19撮影

12月にもなると、庭には、ごく一部の花をのぞいて、常緑樹と落葉後の裸の木と舞い落ちた落ち葉ぐらいしか残っていません。ですから、もう何度も、紅葉・黄葉をネタにクイズを続けました。それで、今日は、紅葉・黄葉ではなく、花を取り上げて、クイズにします。

でも、ばっちりとはお見せしません! まず、花の後ろ姿をご覧になってもらって、その植物名を当てていただきます! 選択肢は、なし。答えは、他の画像とともに、下の方にまとめます。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」をもじり、今日は、「立てばシャクヤク」の「立てば」にちなんで、茎のすっと立ったものをお送りします。

冒頭画像の植物と次の画像Aの植物は、同じ植物です。両方とも後ろ姿ですが、冒頭画像の方は、花の後ろ姿のほんの一部分です。切り取り画像ではなく、これで1枚の写真です。あら? もうなんの花か、分かっちゃったかしら。


A
2023.07.21撮影

B
2024.09.24撮影

C
2024.07.19撮影


A
 
2023.07.21撮影               2024.07.23撮影

これはユリ(Lilium)で、そのうちでも、オリエンペット系(Orienpet)です。オリエンペット系は、オリエンタル系(Oriental)と、トランペット系(Trumpet)をかけ合わせたものです。

わたしの庭にあるのは、「リリー・ツリー(Lily Tree)」などというキャッチコピーで売り出されている「木ほどにも草丈が高くなる」という謳い文句のオリエンペット・リリー。園芸種名は、いまだ、つきとめていません。

カサブランカにやや似ていますが、カサブランカは、オリエンペット系ではなく、オリエンタル系ではないか、と思われます。うちのは、カサブランカに比べ、ほぼ上を向いて咲くし、花がゴツゴツしています。つまり、優雅じゃないのよ。

来年、このユリの咲く時期がきたら、またさらに勉強してみます。


学名 Lilium OT-hybrid(園芸種名、不明)
英名  Lily Tree®(商標登録名)
和名 リリー・ツリー(と仮にしておきます)
ユリ科(Liliaceaeユリ属(Lilium


B
 
2024.09.24撮影               2024.08.19撮影

 
2024.10.31撮影               2024.11.27撮影

わたしの庭には、シュウメイギク(Eriocapitella hupehensis)の株がいくつかあります。色も花びらの形状もはっきりしない。一重なのか、二重なのか、八重なのか。多重のはないんです。同じ株なら同じなのか。元の株とその吸枝、つまり、「親子」では、どうなのか?? 長年疑問なんです。これも観察を続けるしかないんでしょう。

吸枝(きゅうし)

うちのシュウメイギクは、今でも、ツボミがたくさんついていて開く態勢に入っているんですが、11月終わりからすでに開かなくなっています。日照時間が少なすぎる? 気温が低すぎる?


学名 Eriocapitella hupehensis
別名 Anemone hupehensis var. japonica
英名 Japanese anemone「日本のアネモネ」
和名 シュウメイギク(秋明菊)
キンポウゲ科(Ranunculaceae)エリオカピテルラ属(Eriocapitella


C
 
2024.07.19撮影               2024.07.15撮影

このタチアオイ「レッドワイン」(Alcea rosea 'Red Wine')は、今年、やっと美しく花開いてくれました。うちに来てから3年目です。ですから、多分「4歳」。草丈も、今年は、1メートル半〜2メートル。1ヶ月は優に咲いてくれました。

タネがいっぱいできた。こぼれダネでどれくらい芽が出てくるだろう。楽しみ! ただ、タチアオイは、自家受粉するわけではなく、どこのだれさんと仲良ししたかわからないので、子孫様がどのようなお姿で現れるかは、分かりません。発芽すれば、生えてきてくれただけで、わたしはうれしくなるでしょうけど。

タチアオイは長生きしません。この「ワインレッド」の株が来年も生きているかどうかは、わかりません。そうなると、特に、「代わり」に子孫ができるのは、うれしい。


学名 Alcea rosea 'Red Wine'
英名 Hollyhock
和名 タチアオイ(立葵)「レッドワイン」
アオイ科(Malvaceae)タチアオイ属(Alcea


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このツボミ、なんの花(クイズ2)

2024年01月19日 08時00分00秒 | クイズ

2021.06.04撮影
Rosa × odorata 'Mutabilis'(和名はないもよう)

もう一度、ツボミから植物名を当てるクイズを。選択肢がありますので、お気軽にどうぞ。冒頭の画像は、クイズに関係ありません。

A
2023.07.21撮影

Aの選択肢
1.フヨウ
2.ムクゲ
3.ハイビスカス
4.アオイ

B
2023.05.07撮影

Bの選択肢
1.オオアラセイトウ
2.クサキョウチクトウ
3.スイセンノウ
4.ハナダイコン

C
2023.05.14撮影

Cの選択肢
1.アメリカナデシコ
2.コモチナデシコ
3.マツヨイセンノウ
4.マンテマ

D
2023.05.08撮影

Dの選択肢
1.ヒエンソウ
2.ルピナス
3.リアトリス
4.ミソハギ

E
2023.05.20撮影

Eの選択肢
1.ヒアシンス
2.トリカブト
3.オダマキ
4.ヒエンソウ


********** ここから、答えです **********

A
 
2023.07.21撮影               2023.07.26撮影
ムクゲ(Hibiscus syriacus


B
 
2023.05.07撮影               2022.05.25撮影

 
2022.05.25撮影               2022.05.25撮影
ハナダイコン(Hesperis matronalis

C
 
2023.05.14撮影               2021.05.28撮影
マツヨイセンノウSilene dioica)斑入り

D (= E)                 (= D)
 
2023.05.08撮影               2023.05.20撮影

 
2021.05.28撮影               2021.06.22撮影
ヒエンソウ(Delphinium)          ヒエンソウ(Delphinium
若い花                    満開を過ぎた花

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このツボミ、なんの花(クイズ1)

2024年01月17日 08時00分00秒 | クイズ

2021.06.04撮影
Rosa × odorata 'Mutabilis'(和名はないもよう)

明けましておめでとうございます。

日本からバンクーバーの自宅に帰ってきました。ちょっと落ち着くまで、クイズふたつ、ということにします。

今回は、年末のクイズとはちょっと趣向を変えて、ツボミをお見せします。そのツボミから、植物名を当ててください。新年のクイズ、ということで、選択肢を使ってかる〜〜く行ってみたいと思います。

冒頭の画像は、クイズに関係ありません。

A
2023.05.03撮影

Aの選択肢
1.スズラン
2.スノードロップ
3.スノーフレーク
4.ヒアシンス

B
2023.04.10撮影

Bの選択肢
1.ヤグルマギク
2.ヤマヤグルマギク
3.ノアザミ
4.モリアザミ

C
2023.06.09撮影

Cの選択肢
1.ガーベラ
2.ヒマワリ
3.ダリア
4.シャスタデイジー

D
2023.07.08撮影

Dの選択肢
1.キクイモ
2.エキナケア
3.ルドベキア
4.ジニア
 
E
2021.06.25撮影

Eの選択肢
1.ルリカラクサ
2.ルリミゾカクシ
3.ルリハコベ
4.ルリジサ


********** ここから、答えです **********

A
 
2023.05.03撮影               2022.05.25撮影
ドイツ・スズラン(Convallaria majalis var. manshurica

B
2023.04.10撮影

 
2023.05.10撮影               2021.05.30撮影
ヤマヤグルマギク(Centaurea montana


C
 
2023.06.09撮影               2023.06.04撮影
ダリア(Dahlia

<お詫び:1月18日付け>
この2枚のダリアの写真は、同一個体からではありません。同一園芸種の色違いでも、多分、ありません。でも、近縁園芸種だろう、とは思います。手持ちのダリアの写真のうち、同一個体・同一園芸種でツボミと花の写真がそろっていず、仕方なく、この2枚を掲載しました。葉と茎の色が食い違っているのがおかしい、と思われた方々がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。最初からひとこと添えるべきでした。申し訳ございませんでした。


D
 
2023.07.08撮影               2023.07.08撮影
ルドベキア(Rudbeckia

E
 
2021.06.25撮影               2021.06.25撮影
ルリジサ(Borage


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このタネ、なんの花(クイズ3)

2023年12月08日 08時00分00秒 | クイズ

2019.06.03撮影
Rosa glauca和名はないもよう)

今日で、タネやタネのサヤから、花の名前を当てるクイズは終わりです。種名まではなかなか分かりませんので、属名だけで結構です。前回まで通り、正解なさった方の中でご近所にお住まいの方には、今日取り上げるタネを差し上げます。

クイズの手順は前回までと同じですが、下に繰り返しておきます。手順をもうご存知の方は、Aの画像へ直行ください。

クイズの手順1
最初に、タネ、あるいは、タネのサヤ、をお見せします。
そして、ちょっとだけヒントを添えます。
* タネ、あるいは、タネのサヤが、どの植物のものであるか、当ててください。
* タネから種名を当てるのはほぼ無理なので、属名だけで結構です。

クイズの手順2
次に、さらなるヒントとして、最初の画像よりも前の状態の画像をお見せします。
・ツボミ
・遠目に見た花
・若いタネやタネのサヤ
などの画像です。

答え
最後に、答えとして、花の画像をお見せします。
種名がわかればつけますが、基本的には、属名をつけます。

なお、冒頭画像は、クイズに関係ありません。

A
2006.02.05撮影
ヒント: 学名の科名を訳すと「チャ科」

B
2023.07.10撮影
ヒント: ある国の国花(法律で定められているのではないが)

C
2022.09.08撮影
ヒント: 花の中にオレンジ色の網目様の模様がついている

D
2021.06.30撮影
ヒント: 画像中、細長いものは、メシベ

E
2023.10.06撮影
ヒント: 綿毛みたいなものがのぞいている


********** ここから、さらなるヒントです **********

A(ツボミ)
2023.10.07撮影

B(若いタネのサヤ)
2023.09.15撮影

C(花ざかりの枝垂れる枝)
2022.06.19撮影

D(ふくらんだツボミ)
2023.05.08撮影

E(花びらが落ちたあと)
2022.20.19撮影


********** ここから、答えです **********

A
 
2006.02.05撮影               2021.01.17撮影
サザンカ(山茶花 Camellia sasanqua


B
 
2023.07.10撮影               2021.08.02撮影
ムクゲ(Hibiscus syriacus


C
 
2022.09.08撮影               2023.05.21撮影
ショウキウツギ(鍾馗卯木 Kolkwitzia amabilis

D
 
2021.06.30撮影               2021.05.14撮影
アザレア(Rhododendron 'Exbury Gibrartar'


E
 
2023.10.06撮影               2022.20.19撮影
シュウメイギク(秋明菊 Eriocapitella hupehensis


・・・・・・・

【お知らせ】

帰国して、お正月を両親と過ごそうと思いますので、
(高校の卒業「ん十年」記念の学年合同同窓会もあります)
年末、年始、flowerconnectionのブログはお休みにします。
準備もありますので、早めにお休みに入ります。
再開したおりには訪問してくださることを、お待ちしております。
それでは、みなさま、ちょっと早いごあいさつですが、
よいお年をお迎えくださいませ。

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このタネ、なんの花(クイズ2)

2023年12月06日 08時00分00秒 | クイズ

2022.06.19撮影
Rosa glauca和名はないもよう)

今日も、タネ、あるいは、タネのサヤから、植物の名前を当てるクイズです。種名まではなかなか分かりませんので、属名だけで結構です。正解なさると、ご近所にお住まいの方には、今日取り上げるタネを差し上げます。

クイズの手順は前回と同じですが、繰り返しておきます。手順をもうご存知の方は、Aの画像まで飛んでください。

クイズの手順1
最初に、タネ、あるいは、タネのサヤ、をお見せします。
そして、ちょっとだけヒントを添えます。
* タネ、あるいは、タネのサヤが、どの植物のものであるか、当ててください。
* タネから種名を当てるのはほぼ無理なので、属名だけで結構です。

クイズの手順2
次に、さらなるヒントとして、最初の画像よりも前の状態の画像をお見せします。
・ツボミ
・遠目に見た花
・若いタネやタネのサヤ
などの画像です。

答え
最後に、答えとして、花の画像をお見せします。
種名がわかればつけますが、基本的には、属名をつけます。

なお、冒頭画像は、クイズに関係ありません。

A
2021.09.08撮影
ヒント: 全草に毒成分(特に、根茎に)

B
2023.04.04撮影
ヒント: 学名は「ミルクの花」

C
2023.07.04撮影
ヒント: 学名はジャコウに由来する

D
2023.04.18撮影
ヒント: 種小名に、原産地でない地名がついている

E
2022.09.17撮影
ヒント: 葉を食用にする、花も食べらる


********** ここから、さらなるヒントです **********

A(青い実)
2021.08.05撮影

B(かたいツボミ)
2022.01.31撮影

C(タネになりかけ)

2023.05.12撮影

D(まだ花がらの残っている、若いタネのサヤ)

2023.04.18撮影

E(花びらの色のまだ残っている、若いタネ)
2023.06.27撮影


********** ここから、答えです **********

A
 
2021.09.08撮影               2022.05.25撮影
ドイツスズラン(Convallaria majalis var. majallis
キジカクシ科(Asparagaceae)

B
 
2023.04.04撮影               2021.02.16撮影
スノードロップ(Galanthus nivalis
ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)


C
 
2023.07.04撮影               2022.04.11撮影
ムスカリ(Muscari
キジカクシ科(Asparagaceae)


D
 
2023.04.18撮影               2023.04.18撮影

 2021.04.14撮影               2006.03.27撮影
スキラ・シベリカ(Scilla siberica
キジカクシ科(Asparagaceae)


E
 
2023.06.27撮影               2023.05.20撮影
セイヨウアサツキ(Allium schoenoprasum var. schoenoprasum
ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)


********** つけたし **********

今日は、
キジカクシ目(Asparagales)の
・キジカクシ科(Asparagaceae)
・ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
を取り上げてみました。

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このタネ、なんの花(クイズ1)

2023年12月04日 08時00分00秒 | クイズ

2021.06.03撮影
Rosa glauca和名はないもよう)

今日から3回に分けて、クイズをします。正解の方のうち、ご近所にお住まいの方には、今日取り上げるタネを差し上げます。

クイズの手順1
最初に、タネ、あるいは、タネのサヤ、をお見せします。
そして、ちょっとだけヒントを添えます。
* タネ、あるいは、タネのサヤが、どの植物のものであるか、当ててください。
* タネから種名を当てるのはほぼ無理なので、属名だけで結構です。

クイズの手順2
次に、さらなるヒントとして、最初の画像よりも前の状態の画像をお見せします。
・ツボミ
・遠目に見た花
・若いタネやタネのサヤ
などの画像です。

答え
最後に、答えとして、花の画像をお見せします。
種名がわかればつけますが、基本的には、属名をつけます。

なお、冒頭画像は、クイズに関係ありません。

A

2022.09.17撮影
ヒント: いい匂い

B

2022.12.14撮影
ヒント: 学名は「愛の花」という意味

C
2019.06.03撮影
ヒント: 全草に毒性を有する(薬効もある)

D
2023.10.06撮影
ヒント: 毒性を有する

E
2023.10.06撮影
ヒント: これは斑入りの園芸種


********** ここから、さらなるヒントです **********

A(ツボミ)
2023.07.14撮影

B(まだ花がらの残っている、若いタネのサヤ)
2022.08.26撮影

C(若いツボミ)
2013.06.12撮影
(空を背景にしたものを切り取っているので、このような色になりました)

D(まだ花がらの残っている、若いタネのサヤ)
2023.07.14撮影

E(ツボミ)
 
2023.07.10撮影               2023.07.17撮影
(ぼやけた画像で、申し訳ないです)     (斑入りでない一般的なのは、こちら)


********** ここから、答えです **********

A
 
2022.09.17撮影               2021.06.30撮影
イングリッシュ・ラベンダー(Lavandula angustifolia

B
 
2022.12.14撮影               2023.07.29撮影
アガパンサス(Agapanthus

C
 
2019.06.03撮影               2021.06.15撮影
キツネノテブクロ(狐の手袋 Digitalis

D
 
2023.10.06撮影               2022.06.08撮影
ヒエンソウ(飛燕草 Delphinium

E
 
2023.10.06撮影               2023.07.14撮影
クサキョウチクトウ(草夾竹桃 Phlox

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この花は、なんの花でしょう 4

2023年06月19日 08時00分00秒 | クイズ


「この花は、なんの花でしょう」のクイズは、今日で終わりです。種名、園芸種名ではなく、属名、あるいは、通称で結構です。

今まで通り、
画像は、一切修正なし、向きの変更なし、トリミングなし。
撮影にフラッシュなし。
撮影日はヒントになるので、伏せます。

答は、いつものように、明日。

昨日のクイズは、次の画像でした。

2022.05.28撮影

これは、アザレア(西洋ツツジ)の上向きに咲いている花を、真横から撮ったものです。

これ自身は、アザレアの園芸種 Rhododendron 'Exbury Gibraltar' なんですが、レンゲツツジ(Rhododendron molle)も親のひとつです。ですから、レンゲツツジ、ツツジというお答えでも結構です。

この園芸種は、色が強烈で、花びらが反れ、シベが大きく花からはみ出し、また、花がいくつも固まって咲くので、咲いている時には、それは見事です。

下の画像では、左側に見える葉が、この西洋アザレアの葉です。右下背景に、白いサツキ(Rhododendron indicum)が見えます。


2021.05.14撮影

明日は、今日のクイズに合わせた記事を書きます。


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この花は、なんの花でしょう 3

2023年06月18日 08時00分00秒 | クイズ

昨日、一昨日、に続き、今日も「この花は、なんの花でしょう」クイズです。種名、園芸種名ではなく、属名、あるいは、通称で結構です。

昨日までと同様、
画像は、一切修正なし、向きの変更なし、トリミングなし。
撮影にフラッシュなし。
撮影日はヒントになるので、伏せます。

今日の画像には、ヒントをつけます。「突出」しているところだけを見ると、かえって分かりにくいかも。そして、背景に写っている葉っぱは、この花の葉っぱではありません。この葉は、Rosa glauca「ロサ・グラウカ」という原種のバラです。

答は、いつものように、明日。

昨日のクイズは、次の画像でした。


2022.10.18撮影

これは、ダリアの花が横向きに咲いているのを、さらにその横から撮影したものです。

わたしの庭では、ダリアは冬越ししません(ご近所の人で、バケツをかぶせておけば冬越しする、と言う人はいますが・・・)ので、わたしがダリアを育てることはほとんどなく、たまに夏場に勢いで植えてしまい、次の春になって、やっぱり冬越ししなかった、と落胆するのみです。

このダリアは、花の色と、葉の色に惹かれて、庭に植えました。

以下の画像が、花を斜め上から捉えたところです。白い筋は、光線の具合でなく、実際に花びらに入っている模様です。


2022.10.18撮影

ダリア栽培はほとんど経験がないので、ダリアの分類についても知識がありません。今後、勉強いたします。


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この花は、なんの花でしょう 2

2023年06月17日 08時00分00秒 | クイズ

昨日に続き、「この花は、なんの花でしょう」というクイズです。種名、園芸種名ではなく、属名、あるいは、通称で結構です。

昨日と同様、
画像は、一切修正なし、向きの変更なし、トリミングなし。
撮影にフラッシュなし。
撮影日はヒントになるので、伏せます。

今日の画像は、昨日のとは趣向が異なります。昨日のでは、花びらのひとつひとつが見えませんでしたが、今日のでは、見えます・・・これ、ヒントになっちゃうけど。また、この写真では、被写体に太陽光線が当たったところを、意図的に写してあります。

答は明日。

昨日のクイズは、以下の画像でした。

2022.05.25撮影

これは、チューリップ(Tulipa)を、その花びらの開口部から斜めに覗きこんで写したものです。

このチューリップは、ディビジョン5の園芸種 ‘Menton’「メントン」。背丈が高めで、花姿がしっかりとし、丈夫です。

赤い部分が花びら(外側3枚がガク、内側3枚が本当の花弁)で、青っぽい印が出ているところは、花びらの根元ですが、この青い印は、外側からは見えません。

2本ピンと出ているのはオシベ6本のうちの2本です。この画像では、メシベは、見えません。画像右側を1枚の花びらがおおっている形になっています。

次の画像は、その「メントン」の外側を横から見たところ。

2022.05.09撮影

「メントン」の花びらの色は、かなり幅があります。ここで取り上げたのは、色の濃い個体です。その色の幅については、来年のチューリップの季節にでも、書きたいと思います。


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