カラスといちごとクロッカスと

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タチアオイ「レッドワイン」が咲いた

2024年07月08日 08時00分00秒 | アオイ科
2024.07.05撮影

レッドワインの色のタチアオイ(Alcea rosea)が、きれいに咲きました。もうすでに、花粉がこぼれ落ちています。

学名 Alcea rosea 'Red Wine'
英名 Hollyhock
和名 タチアオイ(立葵)「レッドワイン」
アオイ科(Malvaceae)タチアオイ属(Alcea

この園芸種「レッドワイン」は、苗を買って植えてから、4年目でやっと美人さんになってくれました。去年成長してくれると思っていたのに、草丈も伸びず、花も上手く形成されず、わたしが日本と行き来して、世話をしていないためか? と思いました。

そのことや、タチアオイ一般について書いた前の記事(2023.10.02)を再掲載します。

以上の記事から引用すると、
> タチアオイは、一年草とも、二年草とも、また、生存期間の短い多年草とも、
> 言われます

今年きれいに咲いた、この、うちのタチアオイ「レッドワイン」は、次の経歴の持ち主。
2021年うちに来た(少なくとも、1年は経っている株のはず)
2022まだ小さい株
2023年:期待していたように成長しなかった
2024年:草丈も1メートル半〜2メートルに伸び、きれいに咲いている

つまり、若くても「4歳」ということになります。

これで、少なくともこの株の場合は、
> 一年草とも、二年草とも、
ではなく、多年草であることになります。

> 生存期間の短い多年草とも、
は、今後、見届けるしかありません。

となると、期待するのはこぼれダネですが、タチアオイは交雑するので有名なので、親からどのような子ができるかは分かりません。

2024.07.05撮影

花の後ろ姿もご覧ください(上の画像)。うなじが美しいわあ。

次の画像は、立ち姿。

タチアオイの左手下方に見えるのは、アリウム・クリストフィイ(Alium cristophii)のタネ。左手奥は、ブルーベリー(Vaccinium)ですが、3本あるうちの一番奥手のブルーベリーです。それで、まだ、実が青いです。

ま、うちの庭は、こういうジャングルです。

2024.07.05撮影


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タチアオイ、期待したようには

2023年10月02日 08時00分00秒 | アオイ科
2023.08.11撮影

今年の夏、わたしの庭で、期待したようには咲かなかった花を、3回に分けてご紹介します。

このレッドワインのタチアオイ(Alcea rosea)は、一昨年、買い求め、南側の庭に植えました。去年はまだ小さくて、今年は2〜3mになるだろう、と思っていたところ、50cmほどにしか伸びませんでした。日本から帰ってきてそれを見たときには、ショック。ウソやん。

学名 Alcea rosea 'Red Wine'
英名 Hollyhock
和名 タチアオイ(立葵)「レッドワイン」
アオイ科(Malvaceae)タチアオイ属(Alcea

タチアオイは、一年草とも、二年草とも、また、生存期間の短い多年草とも、言われますが、タネを大量に落として自身で芽生えてくるので、多年草のように見えるのだ、と。でも、多年草でない、と証明されているのだろうか?

うちには、前に黒い花びらのタチアオイ「漆黒の夜」がありました。そのタチアオイは、毎年根本から大きい新しい芽が出てきていました。ちゃんと観察していましたもん。あれは、タネから出てきた芽ではないと思います。

以下に、Alcea rosea 'blacknight'「漆黒の夜」の画像をリンクします。

「漆黒の夜」は、長い間育てていたのですが、例のごとく、成長した樹木の陰となり、なくしてしまいました。それで、いつかは新しいのを導入したい、と思って購入したのが、先の「レッドワイン」です。

でも、50cmというのは、悲しかったです。わたしが家にあまりいなくて水やりができていなかったから、雨が降らなかったから、散水制限があったから、、、、

と思っていたのですが、路地をはさんで裏のお家のタチアオイも、色がそっくりなだけでなく、草丈までそっくり。なんだ、うちだけじゃないのか。じゃあ、気温が上がりきらなかったから?

ただ、50cmという草丈じゃあ花は咲かないだろう、と思っていたのに、数個、咲いてくれました。感謝。

でも、来年は? 新しい株を求める? わずかながらも、タネが落ちてくれている?

2023.07.29撮影

タチアオイの花は、まず発達したオシベが現れます(冒頭画像)。メシベは、この飛び出したオシベの中に入っています。次に、オシベから花粉がこぼれ出し、それは、下の花びらの上に積もったようになります(画像の例示、なし)。その後、メシベが伸び、花柱が多数に分枝します(直前の画像)。オシベとメシベの成熟期をずらすのは、自家受粉を避ける方策です。

タチアオイは、他のどのタチアオイの個体によって受粉されているかわからないので、採れたタネから、そのタネを生産した個体の形質がそのまま現れるとは限りません。

ぜひ形質を維持したいなら、株分けをするか、挿木をすることになります。

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ムクゲの花咲く通り ⑵

2022年09月14日 06時26分09秒 | アオイ科
2022.09.09撮影

今日は、昨日の記事の続きです。

ムクゲの花咲く通り ⑴

冒頭の画像は、昨日もご紹介した画像です。花の姿が整っている上に、ミツバチ(蜜蜂 Apis)らしきハチがご来訪中、というのが気に入りました。色もいいわあ〜

次の2枚の画像は、連続で撮影されたものです。「オシベ転じて花びら」になったものが何枚も重なって八重咲きとなっています(このようなのを「万重咲き(まんじゅさき・まんじゅざき)」という?)。この2枚をなぜ連続撮影したか、というと、1枚目にお尻を見せてくれているミツバチ(蜜蜂 Apis)だと思われるハチさんに、お顔も見せてほしかったからです。

2022.09.09撮影

あはは〜、やった〜。かわいいねえ〜(虫がお嫌いな方には、わからない気持ちかもしれませんが)。動くものが撮影できるほど高級なカメラとレンズで撮影しているわけではないので、これは貴重な1枚ですぞ、うん、と、ひとりで悦に入っています。

2022.09.09撮影

次には、八重(万重)の花と、大きく膨らんだツボミを、どうぞ。

2022.09.09撮影

薄めのピンク色の八重(万重)の花もありました。縦に濃いめのピンクの筋目が入っているのは、これらの「花弁」がオシベであったことの名残でしょうか。花の右上に、マルハナバチ(丸花蜂 Bombus)がお尻をわずかに見せています。脚と羽根もちょっと見えます。


もっと薄いピンクのも。

2022.09.09撮影

この「ムクゲの花咲く通り」には、合計で14本、枝を大きく広げる木が植わっていました。そのうち、一重が5本と八重・万重が9本、色で言うと、白が2本と薄いピンクが3本と濃いめのピンクが9本。

はははは〜〜、やっぱりうちの一重の青いのは特別なんだわ〜〜。満足感もあるけど、寂しさもあるなあ。それと、バンクーバーでは、白とピンク(薄いのと濃いのと)がよく植わっている、というわたしの印象は、当たっていたのか〜〜。

ムクゲの学名(Hibiscus syriacus)に現れる syriacus というのは、「シリアの」という意味です。アラブ諸国のシリアです。

シリアの位置(地図)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Syria_(orthographic_projection).svg

中国南部原産であるムクゲが、なぜ「シリアの」になるか、というと、中国からシリアにまで伝わっていたものが、そこからヨーロッパに導入されたからです。なんでも、ヨーロッパ中心の見方ですね、うん。

ムクゲの英名は、Rose of Sharon といいます。語を単に訳して「シャロンのバラ」と言ってしまってもいいのですが、語源的に言うと、次のようになります。

Sharon というのは、ヘブライ語で、もともとは「平原、平野」という意味です。でも、ある特定の肥沃な平野が、Sharon と名づけられました。ですから、Rose of Sharon というのは、「肥沃な平野のバラ」という意味です。なお、つけ加えますれば、Sharon「シャロン」というのは、女の赤ちゃんの名前に1940年代にアメリカで人気のあったものです。

Sharon(英文)

ムクゲについては、以下の記事でも話題にしました。ムクゲに関しての話しは、ここで一休みすることにいたします。

ひらひら花びらのムクゲは、ハイビスカス

ひらひら花びらのムクゲも、もう終わり

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ムクゲの花咲く通り ⑴

2022年09月13日 06時26分09秒 | アオイ科
2022.09.09撮影

ムクゲ(木槿 Hibiscus syracus)がたくさん植えてある通りを発見してしまいました。早速時間を作って、数日前に写真を撮りに行ってきました。そこの花は、うちのあまり陽の当たらないところに植わっている「ひらひら花びらのムクゲ」とは大違いで、太陽を一日浴びて、立派な姿をしていました。そのうちの1本が冒頭の画像です。

幹もすごいです。でも、これは、園芸用に樹形を作ったものです。ムクゲの本来の姿は、次のようなもの。ほぼ足元から分かれます。うちの「ひらひら」くんは、幹が地上から3本出ています。

ムクゲの樹形

その「ムクゲ通り」では、どの木も、季節の終わりにもかかわらずまだまだ花盛りで(陽がよく当たると、ムクゲは花期が長いんでしょうか)、終わった花が、踏めばかしゃかしゃ音がするほど、地上に落ちていました。その落ちている終わった花が冒頭の画像にも写っているんですが、乾き切って枯れている芝生と区別がつきますでしょうか。

上の木についている花は八重ですが、次のは、うちのムクゲとは花びらの色が違うだけ、というぐらいそっくりの、一重の花です。うちのほどは花びらがひらひらしていないかな(親ばか、丸出し)? 花の中心にレッドワインの色の模様がつき、そこから放射状に線が出ます。

2022.09.09撮影

みなさんもご存知かと思いますが、花の写真などは、ある程度日陰で撮る方が撮りやすいですよね。色も落ち着くし、光の当たり具合のマダラも、影も、出ない。

でも、次の画像は、花の形が整っているのに惹かれて、光線の具合が無理(夕陽が真っ直線で当たっている)なのを承知で撮りました。すると、あはは、撮影者であるわたしの影が写ってます。きゃ〜〜、恥ずかし。避けたつもりだったんですが・・・腕が短かすぎたのね・・・やっぱり

2022.09.09撮影

次のも一重ですが、色が異なる上に、放射状の線の出方が少ないかな、と思います。

この画像では、花に、カリバチ(狩り蜂)の1種(Vespula)らしいハチが止まっています。姿から、英語で Yellow jacket 「黄色いジャケット」と呼ばれるものだと思いますが、確証はありません。これがカリバチだとしても、ミツを求めているものだと思われます。

カリバチは、名称通り、他の虫の幼虫などを「狩って」食べるのですが、花のミツもエネルギー源として活用します。ミツバチ(Apis)が自身のためにため込んだハチミツを横取りに、ミツバチの巣を襲うぐらいです。もちろん、ミツバチの幼虫も食料にします。

2022.09.09撮影

次の花は、オシベの部分が、ほぼオシベの位置のままで花びらのようになったものです。園芸用語でこのような姿の花も「八重」と言うのでしょうか。元々の花びらの部分は、うちの「ひらひら」よりもひらひらしているみたい。

ところで、この「一重様(よう)八重」からは、ミツバチ(蜜蜂 Apis)らしきハチのお尻と脚がのぞいています。

2022.09.09撮影

次のは、もうはっきりと八重と呼ぶべきなんでしょうか。真ん中に、花びらに変身しなかったメシベが白く見えます。

2022.09.09撮影

(明日の記事に続く)

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ひらひら花びらのムクゲも、もう終わり

2022年09月12日 05時07分24秒 | アオイ科
2022.08.13撮影

ムクゲ(木槿 Hibiscus syriacus)の園芸種 ‘Coelestis’「コーレスティス」の花びらの隙間から、アリさんかな? が見えます。

大写しにすると、花の中心の模様が、目に飛び込んできます。どの園芸種もこのようにはっきりした放射状の線が出るわけではありません(明日に予定している記事をご覧ください)。「コーレスティス」の特徴は、他に、花びらがひらひらしていることです。

このムクゲ「コーレスティス」は、今年初めての花が咲いた時に、8月11日の記事でご紹介しました。


今日は、と言うと、数日で今年の花が終わるもようです。それで、今日は、このひらひら花びらのムクゲを振り返って、主に画像で記事をお届けします。

まず、ツボミから。最初の画像が、まだ固いツボミとほころびかけたツボミ。その次の画像が、もう少し膨らんだツボミ。

2022.08.10撮影

2022.08.10撮影

次の画像では、花びらがひらひらとしているところがよく見えます。その半開きの花の右側にあるのは、終わってしぼんだ花です。

2022.08.10撮影

上3枚の画像では、葉っぱのつき方と形が特徴的なことが、見えます。

以下2枚は、開いた花。光線の具合で、色が異なって撮影されます。

2021.08.02撮影

2020.08.20撮影

次の画像では、アリさんが花びらの上に乗っています。

2022.08.10撮影

全体の感じは、以下の画像のようなんですが、うちは大きい木があって、どうしても陰になってしまい、このくらいしか花はつきません。

2022.08.20撮影

果実はどんぐりみたいな形をしています。

2021.09.02撮影

去年の実からタネがこぼれてしまった後の残骸が、これ。

2022.09.11撮影

そして、タネが根本に落ちたのから、こんなにたくさん芽が出ています。もうそれなりの葉の形になりつつあります。これらは、やっぱり抜くしかないでしょう。それかあ、どなたかあ、もらってくれますかあ。

2022.09.11撮影

現在、カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州では、山火事が続いています。その火事からの煙が、海岸沿いにあるわたしの住むバンクーバーにまで届きます。すると、その煙に太陽光線が反射するために、町中が光っているようになります。以下は、そのこの世のものではないような光の中で咲いている花です。その雰囲気が、どこまで画面に現れているか分かりませんが。

2022.09.11撮影


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ジャコウアオイ・・・ではないみたい

2022年09月01日 09時09分58秒 | アオイ科
2021.06.25撮影

当時新築のこの家に引っ越してきたのは、随分前の、ある年の冬、年末も押し迫ったころ。その年は、バンクーバーでは、クリスマスから年始にかけて、珍しい大雪だった。

雪が溶けると、まだ庭のまったく造られていない状態の土地から、丸いかわいいロゼット葉がのぞいているのが見えました。後でわかったんですが、この植物は、条件さえ整えば、いつでも発芽してロゼット葉(ロゼットとは? 意味や使い方 - コトバンク)を生成するようです。

2022.08.14撮影

それから、茎が伸び始め、地上近くには小さい丸いロゼット葉が、伸び始めた茎には大きめの丸い葉(もうロゼット葉とは呼ばない?)が見え出しました。下の画像ほぼ中央のピンクのものは、今日の植物に関係なく、観賞用オレガノ「ケント・ビューティ」(Origanum ‘Kent Beauty’)です。そのオレガノのやや右上に見えているもうひとつのピンクのものが、今日話題にしている花の花がらです。

2022.08.14撮影

茎に大きめの丸い葉がついた後、さらに、今度は、ギザギザと切り込みのある葉が出ました。

2022.08.14撮影

そして、初夏に、こんな薄いピンク色の花が咲きました。これは、ちょうど、メシベが受粉に向けて開いたところのようです。ひとつの個体の花期が終わっても、他の個体の花が咲いている、という感じで、秋まで咲き続けます。

2022.08.31撮影

こんなにきれいな、そよそよとした花があるのか、と思いました。わたしは、すぐ感動するんです。愛でているうちに広まって、それ以来、うちの庭に居住しています。はびこることに気づいてからは、芽を出したものをロゼット葉のうちに掘り起こすようにしているんですけど、ムダな行為です。

アオイ科(Malvaceae)ゼニアオイ属(Malva)の花なんですが、これが、Malva alcea(和名は存在しないもよう)なのか、ジャコウアオイ(麝香葵 Malva moschata)なのか、見た目では同定しにくい。両者はお互いに交配もするそうです。

見分けの決め手に使ったのは、花の匂い。ジャコウアオイ(Malva moschata)には、麝香(ムスク)の匂いが。でも、この花には、芳香というほどの匂いは(少なくともわたしの嗅覚には)ないので、これは、Malva alcea である、としておきます。



ところで、「麝香」というのは、ジャコウジカ属(Moschus)の各種ジャコウジカ(麝香鹿)(麝香 - Wikipedia)のオスの成獣から、人間が無理強いして採取する、オスがメスを魅了(?)するフェロモン(?)のようなもので、ああ、それで、世の中の男性がオーデコロンとしてつけたがるのね・・・人間の女性はシカか。

でも、「良い強い香り」という意味で「ムスク、マスク musk」が名称の一部に使われることがあり、その一例が、「マスクメロン」・・・んんん、シカのフェロモンのメロンですか・・・

葉がもっと細く切り込んだのは、次の画像の、花のすぐ下に見えます。同じ画像から、周りが花盛りの様子も、見てとれます。

2021.06.30撮影

花のきれいに咲いたところもどうぞ。

2013.08.20撮影

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ひらひら花びらのムクゲは、ハイビスカス

2022年08月11日 09時31分53秒 | アオイ科
2021.08.02撮影

今年一番のムクゲ(木槿 Hibiscus syriacus)の花が咲きました(バンクーバー時間で、8月10日)。

さっそく写真撮影したのですが、撮影時間の関係で光線の具合が悪く、色が思ったように出なかったので、ここでは、去年撮影したのをご紹介しています。午後でも遅くなってから西日の当たらないところで撮影した方が、花の色がきれいに出ます。

去年の撮影記録を見てみると、7月23日にはかなり咲いているようで、地球温暖化、と言っても、そして、本当にバンクーバーながら暑いのですが、なぜ今年は2週間以上遅いのでしょうか・・・雨量が関係した?

ムクゲはバンクーバーではごく普通に庭木として植えられていて、白のとピンクのが多い印象を受けます。その辺、アマノジャクのわたしは、紫のを何年か前に求めてきました。ただ知らなかったのは、咲いた花の花びらがひらひらしていることです。後で調べてみると、園芸種の ‘Coelestis’ のようでした。

ムクゲ 'コーレスティス'

ムクゲはフヨウ属(芙蓉属 Hibiscus)で、フヨウ属には、
・フヨウ(芙蓉 Hibiscus mutabilis
・ムクゲ(木槿 Hibiscus syriacus
・ブッソウゲ(仏桑花 Hibiscus rosa-sinensis
・各種、いわゆる「ハイビスカス」(Hibiscus arnottianus など)
などが含まれます。

ムクゲの属名が学名で Hibiscus「ヒビスクス」だと初めて学んだ時、わたしは、が〜〜ん、ときたのですが、それはわたしが無知だったからだけかもしれません。


ムクゲは、
・中国語で「木槿(ムーチン)」
・朝鮮・韓国語で「無窮花(ムグンファ)」
・日本語で「槿(ムクゲ)」あるいは「木槿(ムクゲ)」

日本語で「木槿」と書くのは中国語表記から、「ムクゲ」と呼ぶのは朝鮮・韓国語の発音「ムグンファ」からのようです。


ムクゲは韓国の国花です、法的な位置づけはないそうですが。次々と散っても、次々と咲くところが、「無窮」、すなわち、「窮することなく」「絶えずに」「がんばる」というように解釈されたのでしょうか。

ところで、ムクゲは一日花だとされていますが、わたしがわたしの木(一重の園芸種)で観察したところによると、2〜3日咲いているような・・・他所のお宅の木も観察してみないと。

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