カラスといちごとクロッカスと

身の回りの鳥や小動物、庭の花や畑の野菜など、日々日々、季節季節の情報を、
個人の目をとおしてお届けします。

今年も、アライグマさん一家が

2023年11月10日 08時00分00秒 | アライグマ

2023.10.26撮影(9時42分14秒)

あっらあ、いらっしゃい。裏口のドアの外で引っかくような音が聞こえるのでポーチの外灯をつけてみると、いました、いました。ア・ラ・イ・グ・マ! 特徴のあるお顔は見えませんが、もこもこ体形太いしましまシッポ、アライグマさん以外の何者でもありません。

庭に落とし物は見かけていたんです。それに、裏口のポーチで、ちょっとした物が移動していることもあったんです。アライグマさんたちがていることは来ているのだろう、とは思っていましたが、去年のようなドアに体当たりする、どおおん、がなかったので、お母ちゃん、今年は子どもに恵まれなかったかな、それか、縄張りを少しずらしたかな、ぐらいに思っていました。

ポーチの外灯をつける直前、心の準備はしましたが、実際に目の前の光の中に急に野生の動物が現れると、やっぱりタジッとしますよ。ドアは隔てていても、ほんの50cmぐらい先に、殺傷能力のある牙と爪を備えた動物がいるんですから。

今回、最初に目撃した時には3匹いたんですが、カメラを取りに走っている間に、2匹になってしまっていました。1匹は、階段を降りて行ったものだと思われます。

冒頭の画像をご覧ください。1匹がもう1匹に覆い被さっています。投げ技をかけるのではなく、寝技をかけているのね。それで、どおおん、ってのが今年はちっとも聞こえないんだ。去年のお子ちゃんたちより、おとなしい感じがした。匹数の違い?

アライグマは、一度に2〜5匹の子どもを産みます。去年は、5匹かな? と思いました。今年は、3匹か、あるいは、他に1〜2匹がここから見えないところにいるのかもしれません。

2023.10.26撮影(9時42分27秒)

わたしがいい撮影アングルを求めてブラインドをガシャガシャやっていると、上に乗っていた子が、わたしに気づきました。押さえつけられていた子は、それで解放されて、階段を降りようとしています。シッポがポーチの上にまだ残っています。ね? 太いしましまシッポでしょ?

こっちを向いている子は、お尻をペタンとして座って、かわいいですね。いかん、いかん、アライグマをかわいい、かわいい、と言っては。アライグマは、猛獣である。狂犬病を持っている場合もある。


2023.10.26撮影(9時42分35秒)

こっちを眺めているアライグマちゃんを残したまま、兄弟アライグマちゃんは、そのまま階段を降りていきます。シッポが階段の途中に見えます。

すると、わたしの方を子細に眺めていたアライグマの子どもさんが、元の方へ振り返って、ガバッとポーチに被さりました。兄弟ちゃんがずらかったのに気づかず、寝技の続きをしようとしたのかな。下の画像を、冒頭の画像とお比べください。

いないんだよ、もう、そこにはだれも。

2023.10.26撮影(9時42分42秒)

すると、突如として、体をひねり、、、

2023.10.26撮影(9時42分50秒)

アライグマもネコさんみたいに、毛づくろいするんかいな???

2023.10.26撮影(9時43分01秒)

なんか、あらぬところを見つめて、これを、「延々と」15秒ぐらい続けたのであります。そして、階段の方へクッと向き替えると(ここは撮影できなかった)、そのまま階段を降りていってしまいました。

2023.10.26撮影(9時43分19秒)

その後、みんな(3匹+)はどこへ行って何をしているかなあ、と思って、暗闇を観察していると、あいつらね〜〜、野菜畑を跳梁跋扈しているのよ。うわ〜〜、と言っても今年は野菜をまったく作らなかったので、野菜類は何もないのだけど、そこには、コンポスト用に生ゴミを捨ててあるんです。いいのよ、いいのよ、それがご飯になるなら、どうぞ、どうぞ。

花畑の方の球根は掘り返さないでね。どうせ、美味しくないんだから。

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アライグマ・シリーズ 編集3

2023年11月08日 08時00分00秒 | アライグマ
2022.10.09撮影

この子は、好奇心くん2匹のうちの右側の子です。柵に手をかけなおしました。体がしっかりと支えられていますね。

左側の子は、何か他におもしろいものを見つけたのでしょうか、画面左手へ移動してしまいました。

2022.10.09撮影

あ、左手を上の柵に上げようとしている瞬間かも。ひょっとして、お鼻をピタッと外のガラス窓にくっつけている?

アライグマちゃんとわたしの間には、二重ガラスの窓があるのみ。これがなかったら、わたしはここまで接近できない、アライグマは、猛獣ですので。かわゆい見かけにだまされてはいけない。

2022.10.09撮影

左手を上の柵にかけました。それと同時に、左足が上がってきている?


2022.10.09撮影

両手を数段上の柵にかけて、お顔を見せてくれました。ここは、柵の間が空いているところなので、アゴを手をかけている柵にもたせかけて、安定を図っているのかな?

2022.10.09撮影

右手がさらに上の段へ。頑張ってますね。お腹の毛皮がよく見えますわ。

次には、左手もこの上の段へ(画像なし)。

2022.10.09撮影

さらに、右手を最上段の柵に伸ばしたところが、上の画像。画像的には、左顎の上に、右手が見えます。左手は、そのひとつ手前の柵に残したままです。元のシリーズにも書いたんですけど、このお子さんは、男の子かな、と。

2022.10.09撮影

左手も最上段へ行きました。お顔が満足げに見えません?


2022.10.09撮影

これは降りてくるところです。頭が、画像中、右に振れています。なんか、登る方が簡単そうだった。登る時には足で支えられるけど、降りる時には手で支えられないからかな、と思います。

2022.10.09撮影

うわっと、ここで滑りかけになりました。両手を柵に対して、急いで反対向きにかけたようです。頭が、画像中、左下に傾いています。

この後、アライグマ一家は、ポーチを引き上げ、庭のどっかに消えていきました。わたしは、寂しい思いをしましたが、すぐに、一家を見つけました。車庫の外灯が自動的につき、イチジクの木が、ユッサユッサと揺れだし、塀の上を歩いているのまで見えたのです。

これは、去年の話し。それで、今年はアライグマさん一家は?

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アライグマ・シリーズ 編集2

2023年11月06日 08時00分00秒 | アライグマ
2022.10.09撮影

アライグマちゃんたち、こんなに団子になっておしくらまんじゅうしているんですよ〜〜。でも、何匹いるのか、はっきりしない。ポーチの右角手前にもう1匹いる? 画像ではよく見えないけど。後ろ向きになった子の左側に出ているシッポは、どの子のシッポ?

階段を降りて行くシッポは、お母ちゃんのだと思う。階段を登ってきて、すぐに降りて行った。

2022.10.09撮影

この辺から、まったり組と、好奇心組に分かれてきたようです。このほかに、独立心組が、画像では見えないポーチの向かって左手にいるんです。

画像の右側で、こちらに背中を向けてまったりしている2匹。おしりがでっかくて、モコモコしていて、かわいいわあ。ふたりで仲良さそうに何やってるの?

わたしのいる方へ近づいてきた好奇心くんたち2匹も2匹。右の好奇心くんは、すでに立ち上がり、両手を柵にかけて、中をのぞいている。左の好奇心くんは、わたしの方を見ているようだが、前足をついてお尻でペタッと座っている。さて、ここからどうするか。

次の画像をご覧ください。

2022.10.09撮影

右の好奇心くんは、一瞬前には同じ柵に両手をかけていた(前の画像)んですが、左手を1段上の柵に移しました。

左の好奇心くんは、後ろ足で、すくっと立ち上がりかけているところ。わたしと目が合っているような・・・中に浮かせた両手をここからどうするか。

さらに次の画像をご覧ください。


2022.10.09撮影

右の好奇心くんは、手が柵から離れて(「離して」ではなく)、反動で体が後ろにややのけぞったようです。人間のように親指が内側に折り込めないので、物をつかむのは難しいです。

左の好奇心くんは、あ、左手を柵にかけた。白い柵に黒い手が、画像の下限に写っています。右手は画像に入っていませんが、体が水平であるようなので、右手も多分柵にかけているんでしょう。

次回につづく。

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アライグマ・シリーズ 編集1

2023年11月03日 08時00分00秒 | アライグマ
2022.10.09撮影

去年の9月末から10月始めにかけて、夜中に、アライグマ一家がわたしのうちに訪れてきてくれました。一家というのは、お母ちゃんと子どもたちです。お母ちゃんは、シングルマザーであります。お父ちゃんは、我、関せず。

裏口のドアに響く、どおおん、という音で、何やらの気配に感づきました。ポーチの外灯をつけてみると、ア・ラ・イ・グ・マ。こちらは驚いたのに、アライグマさんたちの方は、電気が突如としてついても、まったく動ぜず。

とっくみあいをしていたんですよ、ドアの真ん前で。ときどきドアに力任せにぶつかるもんだから、それで、どおおん、と家中を震わせていたのです。でも、なぜわざわざそんなところで? ゴム製のマットが気に入っているのかしら。

わたしは、去年(2022年)の11月に、2019年以来初めて帰国しました。コロナの入国制限で帰れなかったのです。ワクチン証明があれば隔離が不要、となったとき、早速、帰国しました。

アライグマさん一家についての記事は、帰国中に、実家から、前に書いてあった下書きを公開する、という方法で、投稿しました。予約投稿なる機能があるのをまだ知らないときのことです。それで、わたしとしては変則的な記事のスタイルになりました。

アライグマさん一家、シリーズ1(11月1日〜11月5日)
アライグマさん一家、シリーズ2(11月6日〜11月26日)
アライグマさん一家、後記(11月27日)

これらの記事は、PC画面左手の「カテゴリー」の欄のかなり下の方にある「アライグマ」からご覧になることができます。


2022.10.09撮影

その「アライグマ・シリーズ」で掲載した画像は多いのですが、そのうちのハイライトを、今日から3回に分けて、編集します。

冒頭の画像は、お母ちゃんかな? と思われるアライグマです。子どもたちがだいぶん大きくなっているし、メスは小さめなので、行動を観察できない限り、はっきりと区別はできません。ここでは、他の個体と団子になっていない、という理由で、お母ちゃんかな、と考えました。

画像左に出ているしましまシッポは、お母ちゃん?のシッポです。右側にもしましまシッポが見えますが、それは、階段を下へ降りていく子ども?のシッポです。お母ちゃん?の右脚・足は、裏口の外灯に照らされていますが、左脚・足は、やや陰になっています。

冒頭の画像は、直前の画像の切り取りです。子どもちゃんたちが、画像右側にいます。4〜5匹はいるように見えます。

次の画像は、アライグマちゃんたちが、写真撮影しているわたしに気づいて、わたしの方を眺めているところです。やっぱり5匹?


2022.10.09撮影

撮影は、2重ガラスの窓越し、光源はポーチの外灯だけ。室内は点灯されていません。

次回につづく。

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子アライグマ、独立した模様 ⑵

2023年04月17日 08時00分00秒 | アライグマ
2023.04.10撮影

落ち葉の中から出てきて、窓の方へ近づいてきて、石畳の上に立ち上がってしまいました。これはちょっと怖いのよね。でも、届かないから、だいじょうぶ、だいじょうぶ。

ひょっとして、わたしのことを覚えていた? カラスは人を識別するが、それに、イヌやネコは識別するだろうが、アライグマが人間を識別するとは、聞いたことがない。

ところで、この落ち葉、落ちているのではなく、わたしがわたしの労力を使って寄せて、マルチとして使ってあるのです。あ〜〜、あんたか、庭のあちこちでマルチを散乱させているのは。

ごめん、アライグマさんたちは、ナワバリがかぶさっているそうなので、あなたとは限らないよね、あなただけを責めちゃダメね。

2023.04.10撮影

やっぱり、立ったままは、しんどいよね。いいのよ、4本足で立っても。その方が安定していいよね。って、まだ見つめているなあ。


日本のみなさま、アライグマは、このように愛嬌のある顔と姿をしていますが、危険ですので、絶対に近づいたり、触ったりしませんように。

わたしは、これだけ間隔が離れていますからじとっと見ていますけど、目の前で対峙はしたくありませんよ。たまたま外で近くにいると、目を合わさないようにして、そっと離れます。

画像にバッチリと写っている手足の指を見てください。これにネコよりも恐ろしい爪がついているんですよ。口の中にも牙がありますよ。目が悪いので、とにかく手で触ってこようとします。触られて病原菌が移ってくると、とんでもないことになりますよ。


この後、アライグマさんは、画像左手の方へ行きました。ところが、、、

2023.04.10撮影

わたしが「後追い」した形で撮影し、シャッターの音がし続けたので、わたしのいる窓の方へ方向転換して、またわたしを「見つめる」形になってしまいました。シャッターの音が不思議なものだ、と思ったのでしょうか。

でも、この後、反対側に向いて、移動を始めます。

腹の足しにもならない、変な「カチャ、カチャ」音を立てる人間に、つきあっていられないよね。こっちは、ごはん、探さなくちゃいけないんだから。

2023.04.10撮影

画像のずっと左手へ移動すると思って撮影するのをやめたのに、アライグマさんが一旦立ち止まる体勢に入ったので、もう一度シャッターを切りましたが、あわててうまく写せませんでした。

そこに何か食べ物あるか〜?

このシャッター音が聞こえたためでしょうか、アライグマさんが、もう一度こちらを見てくれました。

2023.04.10撮影

これは、もういい加減にしたら? と言っているのでしょうか。昨日の記事の冒頭の画像は、これの切り取りです。

うん、かわいいわあ。ダメダメ、見かけに惑わされては。

2023.04.10撮影

もう一度かわいいポーズを取ってくれました。

最初の窓のほぼ真下での出会いから、ここまで距離が離れ、時間が経つ(1分未満だけど)と、ちょっとリラックスしたかな?


この後、アライグマさんは、画面では上に見える緑の葉っぱのところへ行きました。(数時間後に、この植物のところにネコさんが現れるのですが、その反応がおもしろかった。)

この葉っぱは、シラタマノキの1種で「サラール」というものです。草丈は、30〜40センチほど。バンクーバー近辺の野山にたくさん自生しています。

かわいい、ハートの、シラタマノキ

そして、「サラール」の茂みでゴソゴソしておいてから、左へそれ、そこから、また、別の植物の植ったところへ入っていきました。それが、次の画像。

2023.04.11撮影

あ〜あ、また、堀り、堀り、してくれましたよ。そこには、いっぱい宿根草が植っているんですけどなあ。

2023.04.11撮影

これもやりましたな。球根丸見えじゃないですか。

アライグマさん、立派に成長したアライグマさん、遊びに来てくれるのはいいが、いや、遊びではなく生活しているのだが、それに、まあ、堀り、堀り、は、うっ、まあいいけど、うちはコンポストやマルチや腐葉土を活用して、特に肥料は必要としていないので、あのう・・・手土産(手で持ってくるわけではないが)、置いていってくれなくていいですよ。それ、覚えていてちょうだい。勝手な言い分ではありますが、お願いいたします。


和名 アライグマ(洗熊)
アライグマ科(Procyonidae)アライグマ属(Procyon)
学名 Procyon lotor
英名 Racoon「ラクーン」
原産 北アメリカ(メキシコ、アメリカ合衆国、カナダ南部)


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子アライグマ、独立した模様 ⑴

2023年04月16日 08時00分00秒 | アライグマ
2023.04.10撮影(ズーム)

子アライグマが、独立した模様です。小ぶりな個体なので、前からの成獣ではないと思います。

ヘレボルス・アルグティフォリウス(Helleborus argutifolius)の横にすくっと立った姿(上の画像)をご覧ください! ひとりで行動していました。

立派になった姿を見て、地主であるわたしにも、熱いものが込み上げてきました。5、6匹いた子アライグマのうち、少なくともこの子は生き残ったんだわ、と。

自分でエサを探しているんだから、えらい!

ほんの2ヶ月前には、ふたりづれ(兄弟でしょう)のところを目撃しました(次の画像)。もう1匹は、どうしたかな? お母ちゃんとナワバリを共有できなくて、移動した?

緊急報告! アライグマさんたち

2023.02.17撮影(ガラス戸越し、網戸越し、裏口外の光のみでフラッシュなし)

去年(2022年)11月には、子アライグマさんたちは、お母ちゃんに連れられてみんないっしょに移動していました。ゾロゾロと、でも、隊列を離れたり、取っ組み合いをしたり、しながら。

上の画像と下の画像は、ともに、うちの裏口のポーチで、階段が裏庭へと降りていきます。このポーチで、子どもたちはよく遊んでいたようです。今では、さすが成長して、ドアに体当たりのどお〜〜んでわたしの目が覚めることはありませんが。

以下の写真は、11月に書いたアライグマ・シリーズの記事の多くの写真のうちのひとつ。そこには、子どものアライグマが、少なくとも5匹、写っています。

勢ぞろい(2の3)

2022.10.09撮影

数日前、わたしが家の中にいるとき、カラスさんたちが大声で鳴き続けていました。そういうときには、大抵は、地上か空中に何らかの動物、大型の鳥、がいるときです。

ネコさんのときには、最初に仲間に短く警告を発し、樹上で静観のことが多いです。ワシをからかっているときには、辺り一帯のカラスが何十羽も集まってきて、空中で大騒ぎするので、ワシをいじめているのでないのはわかっていました。相手がカモメのときには、相手に譲っておいて、後は無視します。

とすると、ア・ラ・イ・グ・マ。

アライグマは殺傷能力があるので、カラスを含む鳥たちは警戒が必要なんです。(カラスも殺傷能力があるが・・・そのことについては、いつか書きます。)

で、カメラをつかんで、大急ぎで出窓のところまですっ飛んで行きました。窓から外を覗き、あれ? いない、そんなはずじゃ、と思って、視線を窓の向こう側ではなく下の方、つまり、こちら側へ移すと、いた〜〜、アライグマ。

大人でもない、子どもでもない。独り立ちして間もないような青年アライグマさんです。(雌雄の別は分かりません。何と言っても、太いしっぽが垂れているので。)

前置きが長くなりましたが、今日と明日、数日前にうちの庭にいるのをわたしが目撃したアライグマさんの行動1分間(実は、未満)をお届けします。

なお、撮影は、ズームを使って行っておりますので、画質は落ちます。

2023.04.10撮影

わたしが、開けてあった窓からアライグマさんを眺めると、アライグマさんもわたしの気配を感じたのでしょう。すぐに見上げました。うわ、存在感、あるわ。

わたしの方が先にアライグマさんを見つけた形になったので、アライグマさんは、やっぱり、少し、警戒している。

写真は、警戒心を過度に与えないように、と窓から手を突き出さずに撮りましたが、撮影のときのシャッター音が原因でしょう、そうすると、、、

2023.04.10撮影

すぐに体をもたげてきました。あ、しまった、と思ったけれど、後の祭り。心は騒ぎましたが、アライグマさんの手はここまでは届かないから、と自分に言いました。

この後、わたしを無視してどっかへ行ってしまうだろう、と思ったら、そうではなく、、、

明日に続く。


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緊急報告! アライグマさんたち

2023年02月19日 08時00分00秒 | アライグマ
2023.02.17撮影(20時18分51秒)

【カナダ、バンクーバー発】
バンクーバー現地時間の17日、20時18分ころ、xxxx 〇〇通りのflowerconnectionさん宅、裏口で、ドアをひっかくような音がし、flowerconnectionさんが裏口の外の灯りをつけたところ、「太いおしっぽとずっしりしたおしりが見えた」と、flowerconnectionさんから当局に連絡がありました。灯りをつけても、この動物は全く動じなかったそうです。

係官がお話を伺ったところ、flowerconnectionさんは、以下のようにおっしゃいました。証拠写真は、flowerconnectionさんご自身が写されたものです。フラッシュなし、とのことです。

flowerconnectionさん談:
すぐにアライグマだとわかったんです。夏に、おかあちゃんと子アライグマ5〜6匹が、何度もこの裏口に遊びに来ていたので。それに、この、ネコのしっぽより太いシマシマしっぽ、アライグマのでしかない、と思いましたね。最初は、あれ? 1匹しかいないの? 子どもたち、もう独立して離れ離れになったのかしら、と思ったんです。でも、おしりの辺りの重なり具合から見て、2匹いるのかな? と思いました。でも、成長したからでしょう、イタズラ盛りの子どもの時のように、ドアにど〜〜〜んとぶつかりながらの取っ組み合いはしませんでした。

2023.02.17撮影

flowerconnectionさん談(つづき):
やっぱり2匹いて、そのうちの1匹がリサイクルの容器の方へ行くのが見えたので、そちらの窓へ急行。昨日買ってきてそのまま置いてあったヘレボルスと矮性アイリスにちょっかいを出されるんじゃないか、とヒヤヒヤでしたよ。

2023.02.17撮影

flowerconnectionさん談(つづき):
こちらの存在を認識してくれたのは、前と同様、うれしかったですね。2匹ともこちらを向いたんです。ただ、アライグマさんたちは、視力が良くないので、どこまでわたしを人間の形として捉えているか。

2023.02.17撮影

flowerconnectionさん談(つづき):
窓の方へ寄っていた子が、すぐに本格的に覗き込んできたんですよ。もうちょっと後ろに寄ってくれれば、網戸のないガラス戸だけのところから撮影できるのに、お願い、もうちょっと後ろに寄って、と目で合図を送ってみたのですが・・・

2023.02.17撮影

flowerconnectionさん談(つづき):
後ろではなく、反対に前に寄ってきたので、わたし、あわてました。なぜなら、ここのガラス戸部分は5センチ強開いているのを思い出したからです。アライグマさんの鋭い爪がどの程度まで網戸を破れるのか知りませんが、網戸を破って、そのガラス戸の開いている部分に手を突っ込まれては大変、と片手で写真を撮りながら、心臓パクパクで、もう一方の手でガラス戸をピシャリと閉めました。そんなことをしても、アライグマさんは逃げるわけでもない。

2023.02.17撮影

flowerconnectionさん談(つづき):
閉められて、ほっとした。間にパネルが入っているのと同じことなので、こちらから安心して観察できました。

2023.02.17撮影

flowerconnectionさん談(つづき):
右側にいた子は先に階段を降りていって、接近していた子がずっと後ろに寄ってくれたので、網戸のないところから撮影できました。やっぱりこれは成長しきった大人じゃないと思う。

2023.02.17撮影

flowerconnectionさん談(つづき):
階段に向かった時、おしりがよく見えたんですけど、子どもの時に比べて、ずっしりしてきていました。これは成長を表していると思いました。それとも、これは冬衣装かな、とも思いました。

2023.02.17撮影(20時21分28秒)

flowerconnectionさん談(つづき):
もう一度振り向いて、さようなら、してくれたんです。また遊びに来てね、とつぶやきました。5〜6匹のうちの少なくとも2匹が生き延びているのがわかり、うれしかったです。

* 最初の画像から最後の画像まで、約2分半のできごと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここの緊急報告は、以下の話の続きです。
よろしければ、覗いてみてください。

【第1話】それはこのようにして始まった(1の1〜1の5)
【第2話】それから、半月ほどして(2の1〜2の21)
【後記】アライグマさん一家の訪問、後記

和名 アライグマ(洗熊)
アライグマ科(Procyonidae)アライグマ属(Procyon)
学名 Procyon lotor

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アライグマさん一家の訪問、後記

2022年11月27日 08時45分59秒 | アライグマ
2022.10.19撮影

やられていますね、球根が。

アライグマが(犯人はアライグマでない可能性がありますが、その動物のことについては、いずれまた)、土中の虫の幼虫を食糧として求めて、土をほじくり返すのです。その時、他のものまでいっしょに掘ってしまう。

今回はチューリップの球根。球根は植え返せばいいだけですけど、ひ弱な植物のやわな根っこが引っかき回されると、困ります。この球根を植え直しましょ。この春にはここに次のように黒いチューリップが群生していました(わたしが植えたんです〜)。

2022.05.25撮影

アライグマは、どちらかと言うと肉食、でも、なんでも食べるので、そういう意味では雑食です。果物なんかが好きだと言うので、リンゴを食べるかな? と思いました。古くなったリンゴをコンポストとして野菜畑に乗っけて、いつ食べるか、と待っていたんですが、まったく手をつけた様子がありませんでした。

うちでリンゴが活躍するのは、キウイを追熟させる時です。そうすると、使ったリンゴは、キウイに生気を吸い取られたように「古く」なります。

キウイの収穫。実況中継 ⑵

この、リンゴ開店休業状態の時に、メロンもメニューに加えました。わたしは、メロンの選び方がよくわからないので、メロンを買う時、美味しいメロンを選ぶのが上手な人に選んでもらうのですが、ある時、自分で、この大きいのが良かろ、と思って買ったことがあります。それが、まずかったんです、わたしの選択も、メロンの味も。

その大きいメロンを、もったいないことをしてはいけない、と半分食べて(家人で他にメロンを食べたがる人がいない)、もう涙目、それ以上、食べられなくなって、ついに、その残りの半分はコンポスト行きとなりました。

でも、一抹の不安が。。。

アライグマが(アライグマに違いない、運動会やっていたから)食べてくれたんですよ、ちゃんと皮だけ残して、それも、うす〜〜く、ここまでうすくできた、と思えるほどうすく残して。果肉の部分はもちろん、ワタもタネもいっしょに食べちゃった。美味しかったのなら、それでいいのよ。わたし、うれしいわ。

でもなあ、庭に出してあった防水シートの上あちこちに、タネといっしょに置き土産しなくてもいいだろ?

食べた直後にお出しになるわけではないでしょうから、どおんん、とやらない時でも、うちの庭には結構来ている、ということですよね。

どう始末をつける? バンクーバーのお天気が続いたのを利用して、それを触らずに乾燥させて、乾いてからスコップで集めて、バンクーバー市の「コンポスト用リサイクリング」に出しました。

2022.10.09撮影

以上、アライグマさん一家の訪問について、
・短編(11月1日〜11月5日の記事)と
・長編(11月6日〜11月26日の記事)の
ふたつのシリーズと、
・今日の後記
でお届けしました。

後編の方の10月9日午前0時過ぎに起こった、うちの裏口と裏庭でのアライグマ一家の「運動会」、あれは長い時間だったように感じるのに、写真の記録から見ると7分程度のこと。

よく動き回ってくれました。

普段のっそのっそと歩いているように見えるのは、あれは、昼間だからかしら。暗闇ではこんなに活発なのが普通なのかもしれません。

2022.10.09撮影

また遊びにきてねえ〜〜

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ゆっさゆっさ、と(2の21)

2022年11月26日 07時26分59秒 | アライグマ
2022.10.09(00:22)撮影

アライグマ兄弟は、みんな、階段を降りて行き、台所の裏口には1匹も残っていません。

画像からは、動画でないので直接うかがえませんが、わたしには、アライグマたちがどこにいるかよくわかるのです。

画像の真ん中に、裏口の柵の支えが、1本、縦に出ているのが見えますね。その向こう側に、イチジクの木があるのです。

2022.10.09(00:22)撮影

このイチジクの木全体が、ゆっさゆっさと不規則に揺れているのです。アライグマ一家が、てんでに登っているのです。画像でも、イチジクの葉がブレていますよね。

イチジクは今は青い実なんですが、それをかじっているのか、それとも、実を落として遊んでいるのか。

これで、イチジクの実がよく落ちている理由がわかりました。中には、かじられたあとがあるのもある。

それと、わたしは肉眼ではっきりと1匹が見えるのです。

画像を拡大すると見えるかな?

2022.10.09(00:22)撮影

うちとお隣の間の塀が見えますね。左下から斜め上に向かって。その塀の上に1匹いるのです。頭がこちら向きでうつむいています。

目の黒いサングラス風バンドの上に白い部分がありますから、それを探してください。それは、塀の手前にある植物の一番背の高いところの後ろに見えます。耳の白い縁取りも目安になるかもしれません。それがわかると、背中からお尻に向けて、こんもり上がっているのが見えます。

アライグマのお顔は、次の記事から再録します。


向かって右側に出ているシッポは、階段を降りていく個体で、こちら向きの個体のものではありません。こちら向きの個体の左手は、右手よりも後ろに引かれています。指先が光に当たっています。

2022.10.09(00:18)撮影

わたしは、それからもしばらく、暗闇の中のアライグマ一家を見ていたんですが、夜もふけたので、寝ることにしました。

その夜は、再び、どおお〜〜ん、が起こることはありませんでした。

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満足した?(2の20)

2022年11月25日 07時50分59秒 | アライグマ
2022.10.09(00:21)撮影

降りるのね、お母ちゃんに呼ばれたかな? それとも、もう十分満足で、降りることにしたかな? 降り方もじょうずね。手を片方ずつ棒にかけて。

2022.10.09(00:21)撮影

おっとっと、右手を逆手にしたのがまずかったか? でも、降りていく先を見たかったから、そうした?

画像、左手上に光っているのは、路地に立った街灯です。でも、それより手前に、画像の左中段に光っているのは、これは、車庫の外灯が自動点灯したものです。ははあ、お母ちゃんと兄弟ちゃんたちは、あの辺にいるんだな。

2022.10.09(00:21)撮影

慌てて行くと、落っこちるよ。

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