
2025.03.06撮影
去年の春、きれいにクロッカスが咲きました。秋にさらに植え足したので、今春は特に充実した感じで咲きました。クロッカスって、あちこちに飛び飛びで固まって咲いているのがきれいだと思います。それで、今秋もまた買って、そんなふうに植え足そうと思います。
クロッカスは、どの種もよく似ていて、また、園芸種も多いので、買った時のラベルから園芸種名がはっきりしているもの以外は、種の特定が難しいです。
まずは、園芸種名のはっきりしているものから。

2025.03.06撮影
冒頭画像とともに、このクロッカスは、'Pickwick'「ピックウィック」と呼ばれる園芸種です。素敵な紫の縞々ですね。
学名 Crocus vernus 'Pickwick'「ピックウィック」
英名 Spring crocus「春のクロッカス」
別名 Giant crocus「大きいクロッカス」
和名 クロッカス「ピックウィック」
アヤメ科(Iridaceae)クロッカス属(Crocus)
アヤメ科(Iridaceae)クロッカス属(Crocus)

2025.03.05撮影
花の、首と言えばいいか、根本と言えばいいか、をご覧ください。濃い紫の色がインク壺(古!)みたいに現れていて、そこから縞が、花びらの上の方へ伸びるだけでなく、下の方へも出ています。この様子は、ひとつ前の画像でも見ることができます。
このふたつの画像の個体群は、同じ個体群です。花が開いていない方は、夕方に撮影されたものです。クロッカスは、曇った日や夕方、夜、には、花が閉じます。

2024.03.21撮影
これの園芸種名は、確とは分からないのですが、先の「ピックウィック」の画像をどんどん調べていくと、このような色合いのものも含まれているんです。ですから、これは、「白いピックウィック」とみなして、Crocus vernus であるとしておきます。
この画像では、花がまだ若いです。それは、メシベが「1本」にしか見えないことからわかります。これを、冒頭画像とお比べください。最初の画像では、メシベの先が「3本」に分かれています。濃い色ですね。花びらの色と対照的で、美しいです。

2025.03.14撮影
花の首も、(本物の)「ピックウィック」と同じように、紫のインク壺とそこから上下に縞が出ます。
今年も、わたしは、この花が咲くのを楽しみにしていました。が、・・・

2025.03.19撮影
ツボミとして膨らむのが他のクロッカスより遅れ、結果、たまたまですが、ツボミがちょうど雨に打たれて、開くことなく終わってしまいました。よって、半分開いた花の画像は、去年のです。

2025.03.06撮影
あれ? これは「白いピックウィック」なんじゃ? いえ、これは、ラベルでしっかりと確かめてある、別園芸種 'Snowstorm'「スノーストーム(雪嵐)」です・・・
と言いたいんですが、ラベルにはそう書いてあったが、正しくないみたい。「スノーストーム」を調べてみると、真っ白みたいです。

2025.03.14撮影
園芸種名はどうであれ、この園芸種の紫色の出方が優しいです。首の方も、紫色は、「ピックウィック」のようにはべったりとは出ず、縞だけになります。

2025.03.18撮影
このムシさんは、マルハナバチ(Bombus)のようです。食事中というより、これから眠ろうとしているのでしょう。活動の遅さからそう思いました。
マルハナバチ、特に、そのオスは、花の中で、暖と安全性を求めて眠るそうです。メスは、巣に帰って休むんだそうですが。そのように、AIさんが言っていました。ふ〜〜ん、メスが本宅にいる間、オスは別宅、ということですか。それも、毎日同じ別宅とは限らない。
クロッカス、と聞いて小学校の理科の授業を思い出しました。
何年生だったかな、クロッカスの球根を植えて育てた記憶があります。
うまく花が咲いたかどうかまでは、思い出せないのですが 笑。
ピックウィック、とても美しい花びらですね!
紫色のストライプが印象的です。
クロッカスを植えたんですね。わたしは、ヒアシンスを水栽培したような気がします。夏には、朝顔とか育てて観察しましたよね。
クロッカスは、あと2回続きますので、よろしければまた読んでください。
コメント、ありがとうございました。