
2024.03.16撮影
今日も、紫色のクロッカス(Crocus)です。紫色と言っても、色合いはそれぞれですけど。
次の4枚の画像のうち、上2枚は前回ご紹介したクロッカス、
下2枚は今日お見せするクロッカスです。
4枚の画像のうち、「追憶」だけが C. vernus です。C. vernus の草丈は10〜15cm。他のみっつは、C. tommasinianus です。草丈は7〜10cm、つまり、C. vernus より小さめです。画像からは、しかしながら、撮影距離が異なりますので、大きさを比較することはできません。


2024.03.16撮影 C. vernus「追憶」 2024.03.14撮影 C. tommasinianus ? (1)


2025.03.14撮影 C. tommasinianus (2) 2025.03.00撮影 C. tommasinianus (3)
冒頭画像を再掲します。

2024.03.16撮影
こんな紫色は、すみれ色、といいますでしょうか。花がかなり平たく開いています。そして、花の中央部が白っぽいです。
濃いめのオレンジ色のシベがメシベ、やや黄色っぽいシベがオシベ、です。画像中では、オシベは2本しか見えませんが、3本目があって、それはここではメシベに隠れています。
画像左側に見えるクロッカスは、種類が別で、それは、後でお見せします。

2025.03.14撮影
平たく開いている時に横から見ると、上の画像のように見えます。「蓮の花」みたい〜〜。喉元の印も、上品です。
このクロッカスは、ラベルによると、'Ruby Giant'「ルビー・ジャイアント」という園芸種です。そして、このラベルに書かれていることが間違っていなければ、これは、C. tommasinianus 種です。
学名 Crocus tommasinianus 'Ruby Giant'「ルビー・ジャイアント」
英名 Early crocus「早咲きのクロッカス」
和名 クロッカス「ルビー・ジャイアント」
英名 Early crocus「早咲きのクロッカス」
和名 クロッカス「ルビー・ジャイアント」
アヤメ科(Iridaceae)クロッカス属(Crocus)
草丈の低めの C. tommasinianus でありながら、園芸種の名前が「ジャイアント」??? 一般的な下限である7cmというより、一般的な上限である10cmに近いということ? あるいは、この園芸種は、その一般的な上限を超えるということ?
花が咲いているうちに草丈を測っておけばよかった、と思いました。ま、また来年にすればいいこと・・・でも、証拠はちゃんと残っている!

2024.03.16撮影
この画像に写る2種類は、右側が先の「ルビー・ジャイアント」で、左が 'Whitewell Purple'「ホワイトウェル・パープル」です。冒頭画像の左側に写っているのも、この「ホワイトウェル・パープル」です。
「ホワイトウェル・パープル」は、「ルビー・ジャイアント」に比べずいぶん小さいです。と言うか、「ルビー・ジャイアント」がずいぶん大きいのでしょうか。

2025.02.27撮影
学名 Crocus tommasinianus 'Whitewell Purple'「ホワイトウェル・パープル」
英名 Early crocus「早咲きのクロッカス」
和名 クロッカス「ホワイトウェル・パープル」
アヤメ科(Iridaceae)クロッカス属(Crocus)
英名 Early crocus「早咲きのクロッカス」
和名 クロッカス「ホワイトウェル・パープル」
アヤメ科(Iridaceae)クロッカス属(Crocus)
「ホワイトウェル・パープル」も、「ルビー・ジャイアント」と同じように、花の中央部が白っぽいです。「ホワイトウェル」というのは、「白い源泉」という意味。
そして、「ホワイトウェル・パープル」のオシベ(この画像では、3本見えます)も、「ルビー・ジャイアント」のオシベのように、比較的長いです。

2025.03.06撮影
横からもご覧ください。そして、うふふ、ワイングラスの喉元・・・真っ白だわあ。
3回続いてきましたクロッカスの話は、ここまでにしたいと思います。他の花も咲いてきました。