全日空機第一エンジン停止し緊急着陸

（１１月６日　読売新聞）
６日午前１１時１０分ごろ、北海道・新千歳空港の南東２００キロの太平洋上空約１万１０００メートル付近を飛行していた関西空港発女満別（めまんべつ）行き全日空１７９３便（ボーイング７３７―５００型機、乗客乗員１２３人）の左側エンジンの回転数低下を示す警告灯が表示された。
　機長が確認したところ、同エンジンが停止していることが判明。同機は、緊急事態を宣言し、右側エンジンだけで飛行を続け、同１１時３５分ごろ、新千歳空港に緊急着陸した。けが人はなかった。
　同社で、エンジンが停止した原因を調べている。同社によると、同機にはエンジンが左右に一対あり、片側エンジンだけでも飛行は可能という。

＜コメント＞
安全性の高い機材の一つである「Ｂ－７３７」が今回故障した。なぜ飛行中に第一エンジンがストップしてしまったのか、いくつかの原因が考えられる。
①燃料バルブ、ポンプの異常
②エンジン内部の異常燃焼などによる強制停止
③電気計器の異常
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本格的に事故調査の調べが入らなければ原因は解らないが、エンジンだけにより慎重を期して調査報告して頂きたい。こんな時「もし、同時にエンジンが止まったらどうしよう・・・」と考えてしまうかもしれないが、複数のバックアップを持つ現在の飛行機のエンジンが両方とも止まる確立は、天文学的なもののようなのでぜひご安心ください。ただし、燃料入れ間違いによるエンジン停止は実際にありましたが、日本では起こるほうが考えにくいので、これもご安心を！