flight2005

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<サウジ空港>貨物室でついうとうと…飛行機が離陸

2006-02-03 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
映画やマン画の世界が実際に起こってしまいましたね。地上作業員を乗せたまま離陸し3時間のフライトがなされました。
3時間の飛行となると高度は約1万メートル。気温はマイナス50度にもなるでしょう。よく肺炎だけで済んだと思います。これが成田-ニューヨークのような10時間を超えるフライトだったなら「氷結」していたでしょうね。
しかし、作業終了の点呼などはなかったのか?と素朴に思います。
国内でも似たようなトラブル?(逆噴射用のピン抜き忘れなど)がありましたが、遠い海外の出来事と思わず、基本に帰って取り組んで頂きたいですね。

【ディヤルバクル(トルコ)2日】
 サウジアラビア・ジッダの空港で1日、疲れ切った男性作業員(30)がトルコ航空機の貨物室で眠ってしまい、その間に同機が離陸する騒ぎがあった。(写真はトルコ航空のエアバス機=イスタンブール)
作業員はトルコ南東部ディヤルバクルまで3時間のフライトを凍える寒さにも耐え、肺炎にかかって入院したものの、一命は取り留めた。
作業員や空港関係者の話では、作業員は貨物を積み込む間に疲労困憊して眠ってしまい、離陸後に急激に気温が下がって目が覚めた。
そのままでは死ぬのはほぼ確実だが、作業員が飛行機の内壁をたたいたため、乗務員が誰かいると気づき、貨物室の暖房を作動させたという。
医師によれば、作業員はパニック状態だったが、その後落ち着き、数日間は入院する見込み。〔AFP=時事〕


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