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[天草エアライン]車輪出なかった航空機今度はエンジントラブル!

2007-03-22 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 あのボンバルディア機が、またトラブル。今度はエンジンのようです。
20日に、全車輪が出ず手動で出して着陸した天草エアライン102便(ボンバルディアDHC8―Q100型機)。整備士も普段点検しない所まで緻密な検査整備を行い送り出した矢先のトラブル。本当に、次はいつ、どこが、どのようなトラブルになるのか予想がつかない。
 今回はオイルの中にエンジンの部品か摩擦による金属かがまざっていたようですが、この機は度々オイル関係のトラブルがあり、更なる整備をお願いしたい。
 小型高速機として、競合の少ないニッチ市場。一人勝ちするボンバルディア社。ライバルがない事は決して良い事ではありませんね。
緊急措置として、エンジンを取り替えて再整備するようですが、できれば機種ごと交換取り替えして頂きたい。

[ボンバルディア機]予測不可能な重大トラブル続く!
[ボンバルディア機また故障、今度はエンジントラブル]
3月22日14時34分配信 読売新聞

 22日午前9時25分ごろ、福岡空港発天草空港(熊本県天草市)行きの天草エアライン102便(ボンバルディアDHC8―Q100型機)が天草空港に到着し、整備士が点検中、右翼側エンジンの不具合を知らせるエンジン付近の警告灯が点灯しているのに気づいた。
 エンジンの潤滑油から小さな金属片が見つかり、同社はエンジンを交換するため、この日の欠航を決めた。
 同社はこの1機で運航。同機は20日に油圧装置が作動せず、手動で車輪を出すトラブルがあり、22日に運航を再開したばかりだった。
 同社は、エンジンの不具合の表示は車輪トラブルとは関係がないとみている。


[エンジン不具合 天草エア10便欠航]
3月22日13時49分配信 毎日新聞

 22日午前9時半ごろ、熊本県天草市の天草空港に到着した天草エアライン(熊本県天草市)のボンバルディアDHC8―103型機のエンジンに不具合を示す表示が出た。同社は安全を最優先するためエンジン交換することを決め、この日運航を予定していた12便のうち10便の欠航を決めた。
 同機は20日正午ごろ、熊本空港に着陸しようとした際に全車輪が出ず、手動で車輪を下ろして着陸するトラブルが起きたばかり。その後の点検を経て運航を再開したばかりだった。詳しい原因は調査中。


[今度はエンジン不具合表示=天草エアのボンバル機-点検中に、残りの便欠航・熊本]
3月22日13時31分配信 時事通信

 車輪が一時下ろせないトラブルのあった天草エアライン(熊本県天草市)のボンバルディアDHC8-103型機が22日、2便運航後にエンジンの不具合表示が出たため、同社は残りの便の欠航を決めた。
 同社によると、天草-福岡間を往復した後、天草空港で点検中に第2エンジンの不具合表示が出たという。

[ボンバルディア機]予測不可能な重大トラブル続く!

2007-03-22 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 ボンバルディア社製各機材のトラブルが止まらない。油圧系のトラブルが比較的多いようですが、電気系統、エンジン本体、そして配線・・・
大丈夫なのは、『座席』。冗談にもならない。
 今回『天草エアライン』のボンバルディア機『全車輪』が出なかったトラブルですが、調査してみると配線トラブル。別に切断されていた訳でもなく、接触不良が原因のようです。不具合が起きた場合、コクピット内で警告表示がされるはずですが、実際に表示されていたのでしょうか?
 電気配線が多く、振動もある『車』と比較して、ゆるみ防止は完璧にされていたのでしょうか?
過去に整備中、勝手に車輪扉が閉まり、整備士が重傷を負っています。開いてはならない時に開き、開かなくてはならない時に開かない。こんな飛行機が乗客を飛び続けて良いものでしょうか?ハインリッヒの法則通りなら、この先どうなるか既に結果が出ています。

 今までは、自分が乗る機材を下調べして予約する事は少なかったと思いますが、これからは自己防衛のためにも『機材を選ぶ』事が最重要かも知れません。乗ってしまうと、全てを機長に委ねるしかないのですから・・・


<最近のボンバルディア機トラブル記事ブログ>
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[ボンバルディア機 パイロットが手動で車輪出す 熊本空港]
(毎日新聞)3月21日10時6分配信

 20日正午ごろ、熊本県天草市の天草空港発熊本空港行きの天草エアライン201便(ボンバルディアDHC8-103型機)が熊本空港に着陸する際、主脚と前脚の計3本すべてが出ず、手動で車輪を出して着陸した。乗客15人、乗員3人の18人にけがはなかった。
 ボンバルディア社製の旅客機は今月13日、全日空機が高知空港で車輪が出ず胴体着陸した。天草エアラインは国土交通省大阪航空局にトラブルを報告し、緊急点検して原因を調べる。
 同社によると、201便は午前11時54分に天草空港を出発。熊本空港の手前9キロ付近で着陸態勢に入った。車輪を出そうとレバーを下げ格納扉を開けたが、車輪が出なかった。機長は手動に切り替え、緊急レバーでフックを外し車輪を下ろした。
 同機は高知空港の事故機と同系列のプロペラ機で、04年1月に車輪を出し入れする油が漏れ、主脚が出なかったことがあった。高知での事故を受け13日に車輪を点検。19日は格納扉の自動開閉を確認したばかりだった。【阿部周一、門田陽介】


[電気回路のねじに緩み=接触不良で車輪出ず-ボンバル機トラブル]
3月21日12時1分配信 時事通信

 熊本空港に着陸しようとした天草エアライン(熊本県天草市)のボンバルディアDHC8-103型機(乗客乗員18人)が車輪を一時下ろせなくなったトラブルで、天草エアラインは21日、電気回路のねじが緩んでいたことを明らかにした。同社は、それによる接触不良のため車輪を下ろす油圧装置が働かなかったとみている。 


[車輪トラブル、原因は電気回路の接触不良]
3月21日12時46分配信 毎日新聞

 天草エアライン(熊本県天草市)のボンバルディアDHC8―103型機の主脚と前脚の3本すべてが出なかったトラブルで、同社は21日、電気回路の接触不良が原因だったと発表した。
 同社によると、コクピット上部にある車輪操作のための電気回路の一部に配線取り付け部の緩みがあった。このため接触不良となり、油圧バルブが動かなかったという。
 トラブルは20日正午ごろ、熊本空港に着陸する際に発生した。空港上空を旋回して手動操作に切り替えて車輪を下ろし、無事着陸した。


[電気回路の接触不良 熊本空港トラブル]
3月21日20時42分配信 毎日新聞

 熊本空港に着陸しようとした天草エアラインのボンバルディアDHC8―103型機の全車輪が出なかったトラブルで同社は21日、原因は電気回路の接触不良だったと発表した。車輪操作のための電気回路のスイッチの金属製ねじが緩んで接触不良になったため電気信号を送れず、車輪を出す油圧装置が動かなかったという。