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[国内線発着枠の配分見直し]安全基準厳しく

2006-06-15 | 業界ニュース
<コメント>
 国土交通省は、国内線発着枠のガイドラインを発表した。これにより過去5年間に国土交通省から事業改善命令を受けた航空会社の羽田枠が減る事となります。現在羽田空港の発着枠は387で、内訳は以下の通りです。
・JAL・・・171
・ANA・・・149
・SKY・・・ 21
・SNA・・・ 18
・ADO・・・ 14
・その他・・・ 14
 次回の枠改訂では、JALならびにSKYの見直しがなされるのは必至と思われます。このような懲罰的処置が良いかどうかは別として、「安全」意識が向上し、安心して利用できる風土作りができればと思います。
 なお、2009年には羽田空港に4本目の滑走路ができる予定で、発着枠は現状より4割増え、557便になる見込み。

(読売新聞) - 6月15日9時11分更新
 国土交通省は14日、航空機の運航トラブル問題を受け、航空会社に空港の国内線の発着枠を配分する際の安全基準を厳しくする方針を固めた。
 安全基準を見直すのは初めてで、年内に改定する。
 現行の基準は、過去5年間に死亡事故を起こしたり、国交省から事業改善命令を受けた航空会社への配分を減らす仕組みだが、新基準は、事故につながりかねないトラブルを起こしただけでも減枠する。安全運航の成否が、航空会社の発着枠の獲得を左右することになる。
 1日に17万人が利用する羽田空港など航空機の発着が多い混雑空港は、航空会社が希望する国内線の発着枠の数が、空港が供与できる発着枠を上回っているため、国交省が約5年ごとに各航空会社を審査し、配分している。
※写真は2000年の羽田空港

<羽田空港の発着枠についてのサイト>
羽田争奪戦「1往復20億円の価値」発着枠
羽田空港発着枠の再配分
空港の発着枠はどうやって航空会社に配分されていますか

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