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僕の消灯時間まで

ブログの引越しをしました。
愛する方々へ、遺書のように。

ミャンマー

2013-01-23 01:06:05 | 日記
ミャンマーの空です。


ヤンゴンには現地時間で午後3時に着きました。
飛行機を降りて、例の階段通路の中から暑いです。


少しのお金がこんな札束になってしまいます。
これで300ドル位だから三万円もしないんだね。
びつくり。


ホテルにチェックインして、余計なお金と荷物を置いて少し探検をしました。
街を歩いてみました。
バゴダと呼ばれる寺院があって、僕はこういうのがすごくいいなぁと思います。
ガイドさんであるリンナイさんは45歳。
ミャンマーの人達は、年齢よりも少しだけ若く見えます。


街中は露店が並び、両替の呼びかけは多かったけれど物売りなどは少ない気がします。
むしろスペインの方が多かったと僕は思う。
ここは車道です。
歩道じゃないんだよ。


「横断しますね。気をつけてください。」
数車線もある、車がビュンビュンのところを横断します。
死ぬかと思った!
無論、写真を撮る余裕もありません。

独立記念碑。
もう少し整備すればいいのにね。
長崎の追悼空間を思い出しました。


伊藤さんと。
これは、ヤンゴンのバゴダの前で。
いやぁ、夏です!


スコップ団みたいな乗り方が普通みたい。
落ちないでね~。


別な寺院に案内してもらいました。
ここは、裸足にならなくちゃいけなくて、裸足になりたくない欧米の観光客が一人怒ってたなぁ。
怒っても、仕方ないのにね。
少しだけ一本背負いの衝動にかられたけど、別にいいかの精神でやり過ごす。


建物の大半には金が使われていて、純金じゃないところでも金箔で仕上げられています。
塔のてっぺんにはダイアモンドとかサファイアなどがぶら下がってるそうで。
iPhoneに望遠鏡を覗かせて撮ってみたけど、後ろに並んだ人がそれを真似して大渋滞を引き起こしてました。
ごめんちょ。


塔の全貌。


これは菩提樹です。
悟りでも開けるかと近寄りましたが、デカい木だなぁ!
と思って終わりました。


寺院に続く通路は少し長い。


「サー。お腹は空いておりませんか?」
「いつだってペコペコです。」
「(笑)サー、中国料理とミャンマー料理ではどちらがいいですか?」
「ミャンマー料理がいいです。お願い出来ますか?良ければご一緒にいかがでしょうか?」
「喜んで!」
とても素敵なガイドさんです。


この方はボディガード兼ドライバーのアウンさん。
観光会社の人ではありません。
サッと食べて、輝く瞳でお礼を言ってすぐに退席してしまいましたが、こんなに遠く離れた土地で育ち、一緒にゴハンを食べるという事が少し感動的でした。
「ありがとござましゅ。サー。」
こちらこそ、安全運転をどうもありがとう!


食事も美味しかったと思います。
僕はアラビア料理(レバノン料理)、スペインのアンダルシア料理とかが本当に苦手だったから勝手に不安を抱いてましたが、どっこい美味かった!


ミャンマービール。
ビール苦手だよ~ん。
それは、世界中どこでも同じだよ~ん。
苦いんだもん。
少しでいいよね、ビール。


デザートに果物が出てきて食べようとすると伊藤さんが、
「やめろぉ!」
と叫んでビックリした!
「忘れたのか、あの医者の言葉を。柏木クリニックの彼の言葉を。生水だけではない。氷に気をつけなくてはならないのだという言葉を!」
ちぇ。
パイナップル食べたかったなぁ~。
伊藤社長。
彼の名は定国(さだくに)と言います。
僕が学生の頃からバンドの練習に使っていたスタジオを経営している人。
仙台の音楽シーンは、彼が牽引してきたようなもの。
すごいことだと思うけど、本人はどうでもいいみたいです。
サダポンって呼んでますが、サダポンには様々な技があります。
全部くだらねぇから書かないけど。
この食事の時に披露した技は、
「サダポンの技。」
「え?なに?」
「出ました。サダポンの技。」
「どーせくだらねぇんだろ?やってみな。」
「もう、しました。」
「??」
「二度と落ちないであろう香辛料タップリのソースをシャツにこぼす技。」
くだらねぇ~。
マエカケすりゃいいじゃん。
それで少しヘコんだ顔がこれ。


その他にも「サダポンウォーク」「タバコの灰飛ばし」などがありますが、電池の無駄なので別にいいね。

ホテルにはWi-Fiが飛んでるのでやっとネットに繋がりました。
「あれ??おかしいぞ!?」
「今度はなに。」
「ネットに繋がりませんなぁ。」
「見てやるから貸して。」
「‥‥‥。IQ高い人って素晴らしいね。」
「うるさいな。待ってろよ。‥‥。ダメだ。サダポンさ、Wi-Fiに繋ぐソフトか何かをアンインストールしてるしね。」
「したかもしんない。」
「なんで?」
「使わねぇもん。ダウンロードし直してくれない?」
「ネットに繋がればね?」
「お手上げじゃん。」
「有線で繋ぎたい?」
「繋ぎたい。」
「聞いてきて欲しい?」
「聞いてきて欲しい。無理だもん俺。」
結局ロビーで英語で問い合わせ。
英語スタッフがいるホテルで良かったよ。
ホテルのバーでワインを飲みましたが、ワインはアビニヨンがやっぱり美味しかったよね、という話で終わりました。


街中は暗いかな。
外食をする人々で溢れています。


野犬がたくさんいます。
ブラウンに似ていて、君のことを撫でてあげたいけれど出来ません。
暗いかな?


明日は本命の仕入れと、ヤンゴン大学に行って打合せ。
それが終わったら寝釈迦様とか見に行きたいんですけど!

とにかく、僕も伊藤さんも無事です。

ミンガラバー。
こちらは二時間半の遅れだから夜中の12時だけと、街中には妙なおっさんによるお経のような歌声がずぅっと流れています。拡声されて。
気にはならないけど、うるさい。

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5 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (Unknown)
2013-01-23 08:09:49
おはようございます。

平さんの道行きを見(覗い)ていると、
日本のあたり前が、世界では当たり前ではないんだ、ということを、突きつけられます。

でもやっぱりホテルでは、ほとんどの国で英語が通じることに、
何度でも感心します(←典型的日本ボケ)。
返信する
いいねぇー! (高橋)
2013-01-23 09:19:15
どっから突っ込んだらいいのか分からないほどすごい写真だね。
ドキドキが伝わってくる。
アドレナリンがあふれるようだ!

少し寂しげなまなざしのサダポン(失礼)、ファインセーブ!
口にするにせよ、手に触れるにせよ、足を運ぶにせよ、
良い旅を続けるためには色々お気をつけ下さい。

どうぞ最後までご安全にm(_ _)m。
返信する
グラスもね (micamaco)
2013-01-23 14:43:51
ホントにホントに慎重にいくなら、、、飲み物はグラスに注いじゃダメなんだって。瓶や缶の飲み口をふき、そのまま飲む!グラスも水で洗っているからね~

歯磨きの時もミネラルウオーターでね。・・・って、私はいつも忘れちゃうんだけど。

さすがの了さんも、体調崩しちゃったら戦えない!旅の後半で疲れがたまってきた頃には要注意ですよ。

それにしても、水道水を普通に飲めるって、やっぱ恵まれているんだろうね。
返信する
Unknown (じゅんこ)
2013-01-24 05:33:34
またアヴィニヨンにワイン飲みに来てね。
返信する
Unknown (もこ)
2013-02-17 11:56:13
先日ミャンマーの話を聞いてから、またミャンマーに行ってからのブログを読み返しました。
前回読んだ時と感じ方が違う自分に気づく。
やっぱり文字で読むだけでなく見聞きする事の大切さを改めて実感。

平さん、あの時は色んな話をありがとう!
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