「君に秘密にしていた事がある。」
今年のクリスマスは、少し特別なクリスマスになった。
もう少しで六年生になる長男には、そろそろサンタクロースが僕たちの側の認識に。
友達との会話もあるんだろうし。
「大人は、愛してるからこそ夢を与えようと様々な嘘をつく。
着ぐるみの中身もそう。
今年からはジンを騙そう。
夢を見て、まっすぐ君の様に育つように君にも手伝って欲しいんだよ。
そしていつか君の子どもにも、どうかそれをしてあげて欲しいんだ。
わざとらしいのはダメ。
自然にね。
でもね、実際サンタクロースはいると思う。
こうして、世界中の子ども達にね、毎年毎年夢を見るというプレゼントをしまくっている。
そしてホラ、俺の知っている君はこんなにも真っ直ぐに育ってくれた。
素晴らしいプレゼントをしてくれてるんだよね。分かる?」
「よくも騙してくれて…!ありがとう。分かってたよ(笑)」
少し涙目になっていたけれど、これでいい。
素敵な毎年を、もう少し続けようか。
君は子どもだけど、秘密世界に仲間入り。
夢を与える人になれ。
大人は全員、それが出来ます。
「は?サンタクロース?いるに決まってんじゃん。」
それだけ。
僕はもう一つ黙ってるんだけどね。
「透明マント」のこと。
怪我をして帰って来たから、無敵の透明マントを着けてあげた。
幼稚園の頃。
「これはね、目には見えないけど、パパをずっとケガとかジコとかイジワルとかから守って来てくれた大切なマントだよ。」
「!」
「君にあげる。だから、もう大丈夫。」
「パパが死んじゃうのはやだ。パパがケガとかジコもやだ。」
「大丈夫だよ。パパは強いから。」
「パパ、ありがとう!!」
あれから、大きな怪我も事故もなく、大きく育ってくれました。
透明マントは、本当かもね。
「ねぇ、父さん。」
「なに?」
「あのね…透明マントのことなんだけど。」
「考えてみて?」
「あるね!」
「あるさ。君を守ってる。」
ずっと、君を守れ!
今年のクリスマスは、少し特別なクリスマスになった。
もう少しで六年生になる長男には、そろそろサンタクロースが僕たちの側の認識に。
友達との会話もあるんだろうし。
「大人は、愛してるからこそ夢を与えようと様々な嘘をつく。
着ぐるみの中身もそう。
今年からはジンを騙そう。
夢を見て、まっすぐ君の様に育つように君にも手伝って欲しいんだよ。
そしていつか君の子どもにも、どうかそれをしてあげて欲しいんだ。
わざとらしいのはダメ。
自然にね。
でもね、実際サンタクロースはいると思う。
こうして、世界中の子ども達にね、毎年毎年夢を見るというプレゼントをしまくっている。
そしてホラ、俺の知っている君はこんなにも真っ直ぐに育ってくれた。
素晴らしいプレゼントをしてくれてるんだよね。分かる?」
「よくも騙してくれて…!ありがとう。分かってたよ(笑)」
少し涙目になっていたけれど、これでいい。
素敵な毎年を、もう少し続けようか。
君は子どもだけど、秘密世界に仲間入り。
夢を与える人になれ。
大人は全員、それが出来ます。
「は?サンタクロース?いるに決まってんじゃん。」
それだけ。
僕はもう一つ黙ってるんだけどね。
「透明マント」のこと。
怪我をして帰って来たから、無敵の透明マントを着けてあげた。
幼稚園の頃。
「これはね、目には見えないけど、パパをずっとケガとかジコとかイジワルとかから守って来てくれた大切なマントだよ。」
「!」
「君にあげる。だから、もう大丈夫。」
「パパが死んじゃうのはやだ。パパがケガとかジコもやだ。」
「大丈夫だよ。パパは強いから。」
「パパ、ありがとう!!」
あれから、大きな怪我も事故もなく、大きく育ってくれました。
透明マントは、本当かもね。
「ねぇ、父さん。」
「なに?」
「あのね…透明マントのことなんだけど。」
「考えてみて?」
「あるね!」
「あるさ。君を守ってる。」
ずっと、君を守れ!
今年もこの言葉を伝えられて、嬉しい!
朝一番に、素敵なお話しを目にして、幸せ!
目に見えないからって、ない、いない、ってことじゃないもの。そしてホントに、サンタさんはあちらこちらに~
ほら、アナタのそばにも。ね。
毎日は奇跡に溢れているね。
違うか?
ファンタジーを現実にあることにして、思いっきり演じるわけだ!
そうすると、「夢が現実になる。」
Dreams come true!
嘘じゃない。演じているんだ。
Actだ!
スコップ団の理念にも書いてあるな!
今夜もActしようぜ!
信じる全ての大人にも。
『透明マント』は大人になると自分でも作れるけど、色んな方からも頂きますね。思い出しました。
悲しいことではないし、嬉しいことなのに、切ない気持ちに似てるのは何故でしょうかね?
そして、了さんの愛情。
すごく素敵な秘密の明かし方。
自分も親となった今では、子供がある程度の年齢になったら、話が出来れば良いなと思います。そして、愛してるよと伝えたい。
ところで、君はいい父親だな~。
自分はと言えば、去年「サンタはいないと教えるべきだ」と主張するパートナーに太刀打ちできずに悶々と一年過ごして、今年やっとのことで「サンタクロースはいるのでしょうか」という絵本を娘に渡したところだよ。自分の言葉で伝えられればいいのだけれど、その技がなかったから。時間もあるしね。まずは第一歩というところです。だから平さんの文章がとてもためになりました。
うちの子は今年2年生。
意見の違う両親の間で娘は苦労するかも知れないけれど、これも悪くないと思っている。
自分の意見を持っている子に育ってほしい。それだけ。
お互いに子育て楽しみましょう。
長文失礼しました!
この世にその言葉がある限り、必ずあると思います。
だから、サンタさんも赤鼻のトナカイも透明マントもいるし、あると思う。
そもそもこの世は幻だと禅の世界では言われてますしね(^_-)
メリークリスマス☆