気が張っていたのだろう。
日本に戻って、少し気が緩んだのだろうか。
寂しさや悔しさを噛み締めてしまって眠れない。
5時に起きなきゃいけないのに、うっすらと眠りすぐに起き。
眠れずに4時を過ぎている。
1日ぐらい寝なくたって平気だ。
どうせ僕は疲れたらどこででも寝るだろう。
寂しさを、悔しさが追い抜いて悔しがり、さらにその悔しさを寂しさが追い抜いてしまって寂しがる。
家族を想えば辛くなり、泣きたくないのに涙で世界が揺らぐ。
うっすらと眠っている間に悪い夢も見る。
夢であればいいのに、とも思う。
土手を一人で歩いてるから、
「おい、健ちゃ〜ん。乗ってくかい?」
と声をかけた。
「はい!」
といつもの笑顔。
ドライブをした。
夢の中なのに、
(な〜んだ、やっぱり夢だったのか。)
と安心した瞬間に、彼は泣き出した。
僕の腕の中で小さい子みたいに泣いて、鼻水がつくだろうがよと笑ってみせても泣きやまず。
何かが変だと思って、ガバリと起きてしまった。
何が夢なのか分からなかったけれど、程なくして現実を思い出しては切なくなる。
死んだ友人達は、みんな声も思い出せるし笑顔も忘れられない。
きっと、ずっと忘れるもんか。
もし、時間を戻せるならばどのように声をかけるのか。
どんなことを話すのか。
最後だと知ってたら、僕はなにを伝えたいのか。
その言葉も浮かんでは消える。
けど、一つわかった。
その浮かんでは消える言葉は、常に人に対してそのようにあるべき言葉なんだ。
毎日毎日、そのように対話をすべきだ。
その人に最期に伝えた言葉は、思いやりと優しさが溢れでたような言葉であるべきだ。
口調や雰囲気が温和であれということではない。
激励でも荒い言葉でもいいのだと思う。
その言葉が相手を思いやっていて、傷つけようとしていないのであれば。
とにかく、真意がどうなのかということだ。
すうすれば、少なくとも悔しくはないのかもしれない。
でも、寂しさはどうしようもないね。
寂しさだけは、どうしようもない。
健ちゃん。
僕ね、寂しいよ。
日本に戻って、少し気が緩んだのだろうか。
寂しさや悔しさを噛み締めてしまって眠れない。
5時に起きなきゃいけないのに、うっすらと眠りすぐに起き。
眠れずに4時を過ぎている。
1日ぐらい寝なくたって平気だ。
どうせ僕は疲れたらどこででも寝るだろう。
寂しさを、悔しさが追い抜いて悔しがり、さらにその悔しさを寂しさが追い抜いてしまって寂しがる。
家族を想えば辛くなり、泣きたくないのに涙で世界が揺らぐ。
うっすらと眠っている間に悪い夢も見る。
夢であればいいのに、とも思う。
土手を一人で歩いてるから、
「おい、健ちゃ〜ん。乗ってくかい?」
と声をかけた。
「はい!」
といつもの笑顔。
ドライブをした。
夢の中なのに、
(な〜んだ、やっぱり夢だったのか。)
と安心した瞬間に、彼は泣き出した。
僕の腕の中で小さい子みたいに泣いて、鼻水がつくだろうがよと笑ってみせても泣きやまず。
何かが変だと思って、ガバリと起きてしまった。
何が夢なのか分からなかったけれど、程なくして現実を思い出しては切なくなる。
死んだ友人達は、みんな声も思い出せるし笑顔も忘れられない。
きっと、ずっと忘れるもんか。
もし、時間を戻せるならばどのように声をかけるのか。
どんなことを話すのか。
最後だと知ってたら、僕はなにを伝えたいのか。
その言葉も浮かんでは消える。
けど、一つわかった。
その浮かんでは消える言葉は、常に人に対してそのようにあるべき言葉なんだ。
毎日毎日、そのように対話をすべきだ。
その人に最期に伝えた言葉は、思いやりと優しさが溢れでたような言葉であるべきだ。
口調や雰囲気が温和であれということではない。
激励でも荒い言葉でもいいのだと思う。
その言葉が相手を思いやっていて、傷つけようとしていないのであれば。
とにかく、真意がどうなのかということだ。
すうすれば、少なくとも悔しくはないのかもしれない。
でも、寂しさはどうしようもないね。
寂しさだけは、どうしようもない。
健ちゃん。
僕ね、寂しいよ。

そう心がけることができたら、後悔は少なくなるのかもしれませんね。
これは1番の供養だと思います。
寂しさは、たぶん乗り越えなくていい。というか、乗り越えられる類のものではない。こらえるしかない。
平さんのように愛情深い方は、亡くなったご友人を思い出す機会が多いのだと思いますが、思い出してもらうことで故人は生き続けるといいます。
だから、寂しさをこらえながら、活動家平了の人生を見事に全うして下さい。
応援しています。