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僕の消灯時間まで

ブログの引越しをしました。
愛する方々へ、遺書のように。

気持ちが暖かくなる話

2019-10-03 23:58:19 | 日記
先日。
ピザのテイクアウトのお店で僕らはピザを待っていた。
久しぶりのピザ。
ワクワクのピザ。

作ってるところも見える。

ワクワクしてたら小学生の女の子が一人で入ってきた。
「あの、○○と言います!もうピザ出来ていますか?」
元気よく、礼儀正しく、嬉しそうに聞いていた。
「もうすこしお待ちくださいませ。」
「はい!」
そのように返事をして、ピザを作るお姉さんの動きをずっと楽しそうに見ていた。
そのうち、折り畳んだり伸ばしたりする作業を見ながらソワソワと真似していていて可愛かった。
体が自然に動いちゃってますよ〜、と思って見てた。

「お待たせしました!」
そのように声がけがあって、その子の分が先に出来上がり、レジに進む。
「お会計はウェブでお済みですので、このままお持ち帰りください。袋はどうしますか?」
「袋に入れてください!」
そう言った直後に、僕らと店員さんに、
(ありゃ)
という空気が流れた。
それは、レジの脇に「袋が10円になりました」と書いてあるポップがあったためだ。
店員さんがその事を伝えるのかな?
どうすんのかな?
僕が払ってあげてもいいかな、と思っていたら、
「あ…」
とその子が気づきました。
「あの、袋のお金も払ってありますか?」
と自分から聞きました。

払われていなかったのだろう。
店員さんは何も言わずにボサーッと袋入れの作業を続けた。
その若い男の店員さんは、こう言っちゃなんだけどパッとしない感じだった。
目配せでもして(10円俺払うから!)と伝えようと念力でも送ろうかと思った時に、
「大丈夫ですよ、このままお持ち帰りください。気をつけて下さいね、熱いですから。またいらしてください。ありがとうございました。」
と言いました。

ずっと敬語だったこと。
お店のルールがあったんだろうけど、それよりも何かを優先させたこと。

人は見た目じゃないよなぁ、と感激してしまった。
その子の嬉しそうな顔がもっと嬉しかった。

(君が幸せになりますように!)
とものすごく強い念力を送って帰ってきました。

色々と言う人もいるのかもしれないけど、僕は、彼のことが好きだなぁと思った。

ルールなんかくそくらえだ。
モラルとか優しさの方が大切。

みんな幸せになればいいのに、とそんな風に思わせてくれました。
また、この店に来ようと思った。

そんな話でした。
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