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僕の消灯時間まで

ブログの引越しをしました。
愛する方々へ、遺書のように。

営業マン大漁!

2014-07-23 00:47:59 | 日記
無事にダイアログ イン ザ ダークの営業マン育成会を終えました。
きよえさんとスタッフの皆さんでおむすびを作ってくれていました。


久しぶりに白米を食べて、とても体が重い気がします。
太ったなこりゃ(笑)

ボッタクリBARでは宣言通りボッタクってやりました。
しゃしゃしゃしゃしゃ!
アテンドの二人も大笑い。
時間が来ると、
「店長、そろそろお時間です。」
「うむ、そうか。オホン!では、諸君!」
「はい。」
「とっとと帰れ!」
「店長!頼もしい!」
それを、純度100%の闇の中で。

終わった後には、懇親会と営業会議。
様々なアイデアが生まれました。


僕は次の策を考えました。


ダブル佐々木もありがとう。


未来はきっと変えられる。
今日の皆が変わったように、きっとこの施設は人を善く変える。
ショックにも近い。


「営業さんがこんなにいる会社って、そんなに多くはねぇと思います。どうか、先ずは連れて来たい人を思い浮かべ、その人に話をするところから始めるのだ。それ以外のアイデアある者おらんか?潤くん。どうかね?」
「はい団長。あります。」
そんな感じでミーティングは進む。
おむすびも美味しかった。
差入れをして下さった方々もありがとう。
シウマイ、美味しかったですよ。

国が予算を取り、こういう施設を維持し他国は「ナニカ」を育てようとしています。
僕たちの国だけが、そういった動きに乏しい。
「貧しい国とは一体なんだろうか?むしろ【貧しい国】と言われている国に住む人達が僕は好きだったりする。【生きる】ということにとても本気だったからです。これではいつか僕たちは負けてしまう。日本だって経済的には貧しい位でよかったのかもしれません。心が貧しい国になるぐらいならね。ただ、まだ間に合うんでねぇべか?本当に心の貧しい国にはしたくないのだ。心の貧しい国で子ども達を育てたくないのだ。」
そのように僕は、僕の意見を述べた。
もしかしたら、もう僕たちは心の貧しい国であるかもしれない。
そんな風にも思ったが、違うと信じようぜ。
大きな震災があって、喪失感から得た「当たり前のありがたさ」という気持ち。
これは、とても大切なこと。
死生観も含めてね。
でも、大きな悲しさや淋しさ悔しさが伴う。
戦争や災害は、望んではいけない。
一晩でもいいから電気のない生活を送ってみる。
一日でもいいから何も食べない日を試してみる。
そのことで何を思うか。
喪失することで、何を得るのか。
普通だったら、【痛み】を伴い楽しくはないのだがダイアログは違う。
視覚を失うのに、楽しいのだ。
人の持っている感覚のたった一つを失うだけで、それ以外の感覚が研ぎ澄まされ、相手の心まで見えてくる。
見た目に頼らない、本当の平等とは何かを問われてる気さえする。
だから初めての人たちと、あんなにも仲良くなれるのだ。
その証拠に闇から抜け出した彼等の顔がとても晴れやかだった。
僕が最後に闇から出てくると拍手が起こった。
同時に、
「ボッタクリ!ボッタクリ!」
とコールがかかる。(笑)
だから始めから言ってんじゃん。

頼むぜ皆。
これはね、真介さんが一人でやるべきコトじゃない。
み~んなが考えてみるべきコトだと僕は思ったんです。
経済的に豊かな国にするには皆がハングリー精神で頑張るしかあるまい。しかも本気で。
無気力、無関心が最大の敵だと思って戦う。
いやぁ、最近はとても難しいよね。
周りが冷めてるから。
冷めてる人を温めるのは難しいのだ。
でも青空応援団は、案外アッサリやっちゃうけどね!へへ~んだ!

精神的に豊かな国にする手段の一つに思いやりを持って人を敬うことがあると思います。
困ってたら手伝い、泣いてたらそばにいる。
それだけで構わん。
困ってたら笑い、泣いてたらウザいと思うのかね?
ダメだそんなの。
そして、敵に勝ったと喜んでいてはダメだと思う。
敵に負けたと落ち込んだり、恨んだりしてもダメだ。
己に勝てるかどうかだけ。

君には敵などいない。
君は無敵なのだ。
僕は無敵なんです。
それでも敵が必要ならば、己と戦おう。
怠け心と戦おう。

だってほら。
それは僕らの未来のことだよ。
すぐには変わるまい。
木を植えるようなものだ。
今だけよければ良いと、木は切れども植えることがなければどうなる?
心の貧しい国はいつか何もかもが貧しい国になってしまう。

光を失うこと。
そして見え始めたこと。
その体験を、あなたの世界で構わないから伝えてこ~い!!

僕らの未来である、子ども達の「現在」が愛で溢れますように。
少し、頑張らねぇといかんじゃろ。

「もう営業は真介さん一人じゃないよ。彼等が、ドンドン頑張るよ。大丈夫じゃろう!」
ご夫婦と肩を組んだ。
僕たちは無敵だよと、祈りを込めて。


次は、ちびっ子営業マンを作ります。
日程その他は待て次号!
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17 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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長文、すみません。 (ふみえ)
2014-07-23 00:59:18
今回、初めてダイアログに参加しました。
先ず、きっかけを下さった平さんに感謝!

私は、暗い所が大の苦手です。
でも、電気のある生活が当たり前では無くなる事があるのだと、震災の時に思い知り、以来、暗さに対する恐怖心を克服したいと思っていました。

白杖を右手に握り締め、アテンドの方や同じグループになったメンバーの方の声、気配、自身の足の裏や手の感覚、周囲の匂いや音を頼りに過ごした1時間。

最初に闇に包まれた時は、泣きそうな位怖くて、ギュッと目を瞑っていたのですが、アテンドの方やグループのメンバーとの触れ合いの中で、すぐに相手を信頼し、目を開ける事が出来るようになりました。
どちらも暗闇である事には変わりないですが、目を開ける事で、かなり緊張がとけました。

いつもより、視覚以外の感覚を研ぎ澄まして過ごした1時間。
人との距離感も自然に近くなり、さっきまで知らなかった人同士が、手を繋いだり、身の回りの状況を伝え合ったり(段差があるよ、とか)、何とも言えない、温かな時間を過ごす事ができました。

普段、生活をしていると、障害を持つ方は「社会的弱者」と呼ばれるけれど、もし、勝ち負けの価値観を付けるのなら、闇の中の私は、圧倒的な弱者でした。
アテンドしてくださったのは、明るさが僅かに分かる程度、というほぼ全盲でとても年下の方でしたが、本当に、本当に、頼もしかったです。

ダイアログは、私にとって、長年の相棒だった「漠然とした恐れ」を乗り越える為の、とても、とても貴重な経験でした。
1人でも多くの方に、ぜひ、体験していただきたいコンテンツです。
返信する
Unknown (キャプテン。)
2014-07-23 01:13:12
皆さん、ありがとうございました。
得難い体験でした、イロイロ。
俺が毎朝、自分のお昼ご飯用にこさえてるのは「おにぎり」。
自分の為に食料を、ただギッチギッチと「握った」だけ。
今夜ご馳走になったのは、「おむすび」だったね。
誰かが誰かの為に、気持ちを「結ぶ」のが「おむすび」。

最後にちゃんとお礼を言いたくて、アテンドしてくれたコガッチを探したけど見当たらなかった。
まぁ良い、どうせまた会える。

あ、タイラー。
君の握手のお陰様でテニス肘が悪化したから責任とってよね。
返信する
ふふふ。 (ゴマ団子美味しかったね)
2014-07-23 01:25:42
暗闇100%

なかなかできない体験で、良かったです!!

普段、視覚にものすごく頼ってるってことが、よく分かりました。五感をテキトーに使ってたなぁ。。。と。若い頃のように、もう少し、感覚器を研ぎ澄ましてみようかな、と思いました。

そして、アテンドの方が、千円札と五千円札の区別がついたのが、衝撃的でした!!

そして、そして、今度は、明るい所でお願いします^ ^
返信する
Unknown (Unknown)
2014-07-23 01:36:05
今日、この企画に参加させていただきました。
震災の時我が家では、嫁さんの職場の同僚10人程が寝泊まりをしました。
その時の、暗闇の中でのみんなの声がとても心強かったのを思い出しました。
環境は違いますが、今日アテンドをしてくださったちぃさんの声も、私にはとても心強かったです。ありがとう。
きよえさんが仰っていたように『忘れてはいけない』し、『無くしてはいけない』とも思いました。

とりあえず今出来ることは、興味のある友達を車に詰め込んで外苑前まで行くことですね!
貴重な体験をありがとうございました!

仙台でもボッタクリバーやらないですかね♪
返信する
Unknown (ひよこ店主。)
2014-07-23 02:47:47
何が起こるかわからないからドキドキなのか。
勝手に楽しい事を期待しているからドキドキなのか。
わからないまま参加し、期待以上の事を得られた気が致します。個人的には100%初対面の方々の中、DIALOG IN THE DARK JAPANの事を自分の事のように考えるたくさんの方々に出会えたこともプログラムにつぐ幸せだったと思っております。
そして、全盲の方々の思いやりのある丁寧な言葉使いに、日頃の自分をひとしきり反省。
電車とホームの隙間に全盲の方が転落しないための注意点は、手で車体を触れる事の出来る扉の左右から乗車する等多くを学ぶことが出来ました。
DIALOG IN THE DARK JAPANの皆さま&了さま、
本当にお世話になりありがとうございました。
そして、またよろしくお願い致します。♪♪♪
返信する
お疲れさまでした、有難うございます (びわ湖)
2014-07-23 09:16:19
教えて下さった了さん、ありがとう。
コメント書いて下さった方々ありがとう。おかげさまで理解が深まりました。

闇の中で、一番恐れていたものと出会えるね、
確かに喪失だった。
先達の導きと、仲間のおかげで乗り越えらえた。
自信がついたよ。
『ゲド戦記』のゲドになったようだった。

大阪駅前でも体験できるって、みんな知ってくれてるよね。
東京から来てくれてはって、夏 ver. は来月の4日までだけど、
コスモスが咲く頃に秋 ver. が始まるそうです。

ヨギーのみんな! 暗闇に立つと、天頂が天へ肛門が地へ
上下に引っ張られる感じがすごいよね、何もしてなくても
宇宙がガッチリ支えてくれてるのね。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の中の空気おいしいから
街歩きがシンドなったら一休みに良いですよ。
返信する
闇の中へ (みた)
2014-07-23 13:53:40
昨日はダイアログに参加させていただき有難うございました。

なにも見えない所にひとりで晒されている不安感と、人の体温や自分を呼ぶ声の温かさを同時に感じることができる不思議なワークショップだなぁと思いました。

きっとその時の体調や置かれている環境などでまた感じることも違うと思うので、いろいろな人にお勧めするだけでなくまた参加したいと思います。

スタッフの方々の細かなお気遣いと、おにぎりやおかしなどのおもてなしも有難うございました。

追伸 泥の中に咲く蓮のように最後は絶対に綺麗に咲けるよう頑張ります。



返信する
Unknown (Unknown)
2014-07-23 14:16:23
初めて体験させて頂きました
暗闇の中って人との距離を近づけます
物凄い人見知りで、初めての方と普通にお話しって出来なくて
でも一緒に体験をした方達とは何だか自分でもびっくり普通にお話したり触ったり
人の声や体温に安心したり
自分の中にそんな感覚があった事にびっくり
とても貴重な体験が出来ました
返信する
人見知り? (アーサー)
2014-07-23 20:45:00
DID(google検索では他の意味で引っかかるけど、あえてこれを使います)の興奮冷めやらぬ中、スーパー銭湯で働いている友人にDIDのすばらしさを伝えたいがため、直行しました。

暗闇の中では、性別も容姿も関係ない。
顔色をうかがうこともできない。
まさに手探り状態。
女性の中で男性一人だったので、最初は躊躇したものの、途中から手をつなぐことに躊躇無くなっていく。
同じ体験を共有したことでできる、仲間意識。
あっという間に友達になれる。
そんなすてき空間だった。

でも入場料5000円だから少し高いけどね。

「そう?今時5000円なら安いんじゃない?」
価値観は、人によって違う。
いただいたパンフレットを置かせてもらったら、感想の文章を熱心に読んでいた。

開けて今日、東京の広告代理店の友人からちょっとした問い合わせの電話をもらった。
実はDIDの前に、早めに着いていたので、原宿駅前のドトールコーヒーで軽く雑談していた。

DIDの事後報告をした。
「人見知りなんだけど、すぐ友達になっちゃうんだよ。」
と報告したら、
「いや、お前が人見知りだったら、世の中の人間の大抵は人見知りということになるぞ?それだけは訂正させてくれ。」

それはともかく、DIDの話をしたら、興味を示してくれて、「今度行ってみようかな。」という話になった。

うむ。営業マンとして、少なくとも2人には広めたぞ。それも結構話が広がる相手に。
好感触だ。

とにかく、出会いがあれば、話そう。
行けば行くほど友達が増える。
そんなすてき空間、よくよく考えてみれば、本当に5000円でいいの?
そんな気さえしてくる。

怪しい勧誘にだけはならないように。
返信する
まだ興奮冷めやりません! (真介)
2014-07-23 23:15:03
ダイアログの営業マン35名と自称『営業部何にもしま専務』が昨夜誕生しました!ありがとうございます。

5か月前、ICUに入りしばらく朦朧とした状態が続く私の枕元に、季世恵さん来てある動画を見せるのです。それは青空応援団の平さんが、私に宛てて応援してくれた動画だったのです。http://youtu.be/2eGGHv9ZULU 
これで私はすっかり覚醒しました。

その後、平さんはJapan-expoに出演するために渡仏。しばらく会うことはありませんでした。そして帰国後真っ先に私に会いに来てくれて「この活動は真介さん一人でするものではなかろう」と言い、「よし、営業マンを募ろう!僕が人を募る!!先ず1000円でダイアログを体験させ戦略会議を開き、更には自分の知り合いを大勢連れてこさせる戦法だ!」とすごい案を出され、ついに昨日、平さんの大号令のもと会場に人が集まり、ダイアログをご体験された後、戦略会議が開かれたのです。

このような集いは術後初めてで、興奮し疲れたのか布団に直行し倒れるように眠りました。そして今朝、不思議な夢を見て目が覚めました。「龍」大きな龍が昨日集った私たちを乗せて空を飛んでいるのです。気持ちのいい夢でした。そして何かが変わっているのです。それは不安感が拭え、「大丈夫感」が私の中に訪れていました。

戦略会議では様々な斬新なアイディア。普段運営している立場からは気がつかない盲点への示唆。平さんは「僕は真介さんのためにやる。そしてそれは次の社会に必要だから。自分のこども達に必要だからだ」と言いました。こんなにも真剣にダイアログのことを考えてくださる方々がおられる。心強い仲間たち。有り難い。
 
人の力はすごい。今までも変わらず応援くださる皆さんと、そして新しいみなさん。自分のメリットなど考えることなくダイアログの応援・営業をしてくださっている。

さて自称『何にもしま専務』の平さん、もう次なる手を考えているらしい。奇才・天才という人は当たり前のことを忘れない人なのかもしれないと、24時間過ぎた今も興奮冷めやらぬ私と季世恵さんであります。


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