今日、お店で小さな友人に会った。
僕は館山と電話をしていたから、向こうは話しかけづらかったのだろう。
(こっち見てんなぁ、あの子たち。)
この子たちは気づいてたんだ。
(あ!ヒロト達だ!)
「ごめん、たてちゃんかけ直すわ。」
電話を切って彼らに笑いかけた。
「やっぱり平くんだ!」
「やっぱり平くんだーーー!」
ずっと小学生だと思ってた彼らは中学生なっていた。
突然うちに遊びに来て、
「平くんいますか?」
と汗だくになっていた夏の匂いのする兄妹。
大きくなるのが早いから、気づかなかったよ。
「今度、遊びに行こうね?」
「うん!いつですか??」
「そうだね、10月になってから。10月中に必ず遊びに行こうね。」
「キャンプ?バーベキュー?花火?」
「なんでもいいよ?」
外までお見送りに来てくれた。
「平くん。」
「なに?」
「あのさ、また会いたい。」
「僕もだよ。会えてよかった。元気そうで安心した。必ず約束守るから。大丈夫だよ。」
泣きそうな顔をしていた。
なんでだろうね。
ごめんね。
友人とはこういうことで、ネット上での「友達」とは違う。
今はさ「一人で」なにもかもをやろうとはしなくなった。
この人たちと、戦うように楽しみながら生きています。
大きな裏切り。
小さな裏切り。
許せること、許せないこと。
許していいこと、許しちゃいけないこと。
そんなことがやっと分かってきた。
残された時間は、人それぞれ。
だからこそ僕は思うんです。
優しい言葉しかいらねぇんだ。
そんな男になろうと思います。
卑怯者はパワーがあるように見える。
でも人が離れていく。
僕は。
強いままでありたいと鍛え続けようと思った。
大好きな人たちに囲まれていること。
それを噛み締めながら、途方もない案件数をこなして参ります。
残りの時間は、多くはない。
がんばるんだもんね〜。